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小論文の書き方【超基礎】!コツは「結論を明確に」【練習問題付き】

こんにちは!

橋本駅より徒歩3分、大学受験予備校・個別指導塾の武田塾橋本校です!

 

7月に入り、受験生は本格的に勉強のシーズンに入ってきました。

特にAOや推薦を考えると再来月には受験!という方もいるかもしれません。

そうしたAO受験などでネックになるのが「小論文」

学校では小論文の勉強は積極的には行われないでしょうから、「何をどうやって書けばいいの?」「そもそも小論文とは一体…?」と疑問を持つ方も多いかと思います。

今回はそんな小論文の書き方の基礎についてお話ししようと思います。

 

小論文とは?作文との違いは?

そもそも小論文とは「あるテーマへの自分の考えを論理的に表した比較的短い文章」です。

論理とは「矛盾なく理論的に道筋を立てること」を言います。

矛盾なく論理的に書くためにはなぜそう考えるかの根拠が必要になります。

一方、作文は「自分の経験や感想を中心にした文章」であり、根拠などは必要ありません。

小論文の問題の出し方

出題方法としては、

①テーマが与えられて、それについて自分の考えを述べる

②与えられた文章を要約し、自分の考えを述べる

③データを分析し、自分の考えを述べる

ものが多いかと思います。

まずはココを抑える!小論文の超基本的な書き方!

それでは実際に小論文の書き方について見ていきましょう。

 

小論文は序論→本論→結論という形になっています。

序論で問題の概要と簡単な結論を書き

本論では自分の考えの根拠を詳細に語り

結論で文章を結ぶ

という構成です。

 

最も大事なことは、設問への答えを明確にし、文章に一貫性を持たせることです。

どの果物が好き?という設問には

「私はリンゴが好きだ。なぜなら栄養価が高く、安価で手に入るからだ。よってリンゴが好きだ」

と答えましょう。これが小論文の基本的な形です。

実際に書いてみよう!

以下筋トレが社会に与える影響についてあなたの考えを述べよというテーマで簡単に小論文を書いてみましょう。

序論の書き方

序論では、設問の概要と自分の考え(結論)を明確に示します。

「近年、筋肉トレーニング、いわゆる筋トレが社会的なブームになっている。

私は筋トレは社会にとって非常によい影響を与え、様々な問題を解決できる糸口になると考えている。」

のような感じです。

本論

本論では、自分の考えの根拠を説明します。

「筋トレは一般的には筋肉の増加、健康な身体の維持を目的とするものだが、適度な筋トレは健康を維持するだけでなく、セロトニンやドーパミンなどのホルモンを分泌させる。これらのホルモンはストレスの解消や良好な睡眠、思考力の向上を促す効果が確認されており、現代社会で問題となっている鬱病のリスクを軽減させる効果が期待できる。

 また、筋トレはただ筋肉に負荷をかければ良いものではなく、筋繊維の回復に十分な休息と栄養補給が不可欠である。筋トレを積極的に行うことにより、休息の重要性と栄養の知識が身につき、自己管理能力の向上を図ることができる。これは肥満対策に効果的であると考えられる。」

結論

結論は設問に対する自分の考えを明確に述べ、文章を終わらせる役割があります。

「以上のことから、筋トレを行うことは個々人だけでなく、社会に良好な影響を与えることができると考える。」

まとめ 

簡単ですが、このような形になります。

何度も書きますが、大切なことは序論→本論→結論をブレさせず、設問にしっかりと答えることです。

これらを意識して小論文に取り組んでみましょう。

 

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