こんにちは、武田塾羽生校です。
共通テストまで1ヶ月を切りました。
これからは短い時間でどの科目に時間を割くかが重要になってきます。
そこで今回は直前期にやった方が伸びる共通テストの科目ランキングを紹介したいと思います。
これを読んで共通テストに備えましょう。
直前期にやったほうが伸びる共通テスト科目ランキング
直前期からは特に時間がないので、伸びしろのある科目に時間をぐっと使うと点数が上がりやすくなります。
しかし直前期に短期間で伸びづらい科目に時間をかけすぎている人が多いのです。
なので時間がない中、どの科目に時間を割くかというのが非常に重要になってきます。
さっそくランキングを見ていきましょう!
第1位:理科基礎
理科基礎が1位の理由は「最もハードルが低く」「範囲が少なく公式で解ける問題が多い」科目だからです。
理科基礎は文系の受験生に当てはまる科目です。
理科基礎は現時点で点数が低くても、直前期に詰め込めば点数が上がる可能性が高いです。
1日しっかり勉強すれば、今20/50点しか取れていない人でも40/50点取れることもあります。
理科基礎は理系科目だからと手がまだ出ていない学生が多いですが、理科基礎は皆さんが思っているよりも大分基礎の部分です。
またとてもボリュームが少ないので確実に点数が上がりやすい科目です。とりあえずやってみることが大事です!
勉強方法は、まずは改めて「決める!共通テスト」シリーズやセンターの過去問など正しい参考書を読んでみましょう。
小難しい計算でもこの公式に当てはめれば自動的に答えがでるとわかるようになると思います。
やればいける科目なので、まだ時間をかけられていない人は絶対に理科基礎に時間をかけましょう!!
第2位:公民
第2位は公民です。公民は「暗記量が少ないので点数が伸びやすい」科目です。
参考書は少ない方が点数が伸びる可能性を秘めています。
先ほど述べた理科基礎の場合、参考書は「決める!共通テスト」シリーズを1冊でいいし、
公民の場合は1~2冊をやれば点数が伸びるのです。
では何の参考書をやればいいのか?
それは「蔭山」シリーズと「集中講義」シリーズです。
「蔭山シリーズ」は現代社会、倫理、政治経済、倫理政経の全部に共通する参考書です。
共通テストの蔭山シリーズを全て読みましょう。
インプットは「集中講義シリーズ」を使って行いましょう。
公民は文系の人の社会2科目や理系の人の社会というケースが多いですが、今すぐやらないと勿体ない科目です。
公民は歴史系と比べて覚える量は少ないので、講義系の参考書の使い方が重要になってきます。
「蔭山シリーズ」をしっかり読み込んで、内容をちゃんと理解さえすれば、正誤問題、資料問題が多いので大分解けるようになると思います。
第3位:地歴
第3位は地歴です。地歴は「暗記量は多いが頑張れば伸びる」「結果につながりやすく直前期におすすめ」の科目です。
日本史、世界史、地理は、理科などと比べると暗記要素が強い分、覚えれば覚えた分だけ点数になる可能性を秘めています。
しかし理科基礎や公民と比べると覚える量が多い分大変になるので、勉強の時間配分に気を付けましょう。
第4位:理科
理科は物理、化学、生物の理系の人に当てはまる科目です。
理系の人は英数の演習から理科系にシフトを直前期に向けて増やしていくというやり方をおすすめします。
例えば今共通テストで6割取れているという人であれば、ある程度苦手な分野が分かってきていると思うので、
そこをまず洗い出す作業をしましょう。
そしてその部分を徹底的に今まで使っていた問題集で復習をし、
類題、センター試験の過去問、共通テスト予想問題を解いていきましょう。
苦手な分野を潰すことができればまだ伸びしろはあります。
残りの期間で理科対策を集中的に行い、苦手な分野・問題の穴を塞いでいきましょう。
穴を1個ずつ塞いでいくようなイメージで、今日はこの苦手だった分野を克服できた、
明日はこの苦手だった問題を克服しようというように、1個ずつ穴を塞いでいけたらテスト当日には完璧になっていると思います。
第5位:古文・漢文
古文・漢文もコツさえ掴めてしまえば高得点を安定させることが可能になります。
特に漢文です。実は漢文を軽視してしまっている人が多いんです。
句法を覚えないまま演習に入ってしまう人もいますが、改めて古文単語、古典文法や漢文の句法など、
特に漢文は「漢文早覚え速答法」などをしっかり使って、まずは必要な知識をインプットしましょう。
その後センター試験の過去問などでしっかり演習して、漢文の文章に慣れると意外と簡単だと思えると思います。
古文は多少ボリュームがあるので、今から国語に相当時間を使える場合はやったほうが良いと思います。
漢文はやらないのはもったいないです。
5教科の7科目での合計点数ということを考えると漢文が取れているのは相当大きいと思います。
第6位:数学
ここでの数学はⅠ・A・Ⅱ・Bです。
分野ごとに対策ができるので、ピンポイントで点数を伸ばしやすいからです。
最初に述べた理科基礎は、今共通テストが2割の人の方が1か月後に8割になっている可能性がありますが、
数学ではそこまで点数を上げることは厳しいです。
しかし共通テストが5割だった人が7割になるとか、苦手だった大問ができるようになるなど
そういったことは数学でも起こせます。
数学は分野ごとでの対策が求められる科目なんです。
今からできるとすると大問単位の範囲でⅠ・Aが2個、Ⅱ・Bが2個くらい得意な分野をつくる事ができます。
例えばⅠ・Aで確率が出来るようにするとか、データの分析を得意にするぞなどと決めて
基礎をちゃんと、今までやっていた問題集で復習して、短期攻略や演習を追加してセンター試験の過去問なども使いながら、
その分野だけ演習していく、縦に解くというやり方がものすごい役立つ科目だと思うので縦に解く勉強法を活用しましょう。
第7位:現代文
現代文は正直賭けの要素もあり、はまれば伸びるし、当日の文章によっていける場合もあります。
例えば結構現代文の演習を解いていて、参考書も解いているが、30~40点、
場合によっては20点など点数がブレブレの場合は、今からの短い時間を、現代文に割くのはリスクが大きいです。
逆に今まで現代文にノータッチという人であれば、現代文は解き方が分かった瞬間に見える世界が変わる科目なので、
そういった場合は例えば「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」、「きめる!共通テスト現代文」だけをやって、あとは演習をやると、
まだ点数を稼げる幅があるのではないかと思います。
これから現代文にどのくらい時間を割くかは、現時点でどの程度やっているかによります。
国語で気を付けて欲しいのは、1月から勉強法を変えることで、かなり危険な行為だと思います。
下手にやり方だけちょっとやって、はい本番ですとなると、今までのやり方と新しいやり方で右往左往して全然読解ができないという最悪なパターンが現代文にはあるからです。
第8位:英語リーディング
この中で言うと伸びづらい科目ではあります。
英語は、まだ手を付けていない学生はほとんどいないでしょう。
なので時間があるならそれを英語に使うよりも、他の科目に使ったほうが伸びる可能性が高いです。
もし英語の配点が他の科目の2~3倍という大学であれば、力を入れざるを得ないですが、
素点であれば英語を30点上げるよりも、理社で60点稼ぐことの方がいいでしょう。
この時期に入ると逆に点数が安定してない、伸びない人は「大問1個 捨て戦術」も考えだす時期でしょう。
今共通テスト英語リーディングが伸びていない人は、時間が足りない→急いで読む→内容が全然頭に入ってこない
→何とか読み切ったけど点数が低い、ということが結構あります。
そこで戦略を変えてしまって、苦手な大問は1個捨てるという戦略をとるのも1つの手でしょう。
その分の時間が手に入るので、その時間を通して正確に読んでいき、解いたところは高得点を取るということも出来るでしょう。
今英語の勉強が間に合っていない人は、戦略を立てて確実に取れるところを取る方が、
5教科7科目の全体で見た時にそちらの方が正解という場合もあります。
戦術や戦略を見直すことが英語リーディングで今1番やってほしいことになります。
最下位:英語リスニング
なんと最下位は英語リスニングです。
現時点で点数が低い人が、聴こえていないものを今から聴こえるようにするのは、結構ハードルが高いです。
まだ伸びる見込みがあるとすれば、なんとなく内容は聴こえているが、ただ問題が当たらないという人です。
これは解き方に課題があるタイプになります。
この場合は「1ヶ月で攻略!大学入試共通テスト英語リスニング」をやりましょう。
最初に下読みが大事で、こういう状況把握をしないといけないんだな、ここで選択肢が切れるんだなとか、
リスニングの時間の立ち回りや戦略戦術などを学んで、解き方をしっかり身に付けることができれば点数が上がる可能性があります。
そういった意味で言えば英語リスニングはまだ伸びしろがある科目になります。
リスニングは一気に伸びるタイミングがくる科目ですが、それが共通テスト本番に間に合えばいいですが、間に合わない可能性も勿論あります。
なので勉強した分が無駄になってしまう可能性もあるのが英語リスニングなんです。
今英語リスニングが苦手な子は正直損切りという選択肢もありだと思います。
その分このランキングの上位の科目である理科基礎、公民などに時間を回した方が点数が伸びると思います。
最後に
武田塾羽生校では、無料受験相談(カウンセリング)を実施しています。武田塾の基本的な考え方としまして、
「授業は無駄が多く成績を伸ばすには非効率」と考えています。
例えば、プロ野球選手が未経験の人に変化球の投げ方を教えます。生徒はノートをとっています。1時間後、未経験人は変化球を投げることは出来ますか?
出来ないですよね!!
何故か?
自分で練習していないからです。
受験勉強も全く同じです。
受験勉強も全く同じです。
授業を受けても成績は上がりません。
自分で勉強しないと成績は十中八九上がりません!!
ですから、
武田塾は「授業」をしません。
その代わりに、
どのように勉強すれば偏差値が上がるのか?
という「独学の勉強法」を指導します。
そんな武田塾羽生校では、無料受験相談(カウンセリング)を実施しています。
「勉強のやり方がわからない・・」
「何から勉強していけば良いかわからない・・」
「今から間に合うの?」
お気軽にお問い合わせください。