こんにちは！
武田塾阪神甲子園校です！
今回のテーマは「国公立志望の人が共通テストで今からでも65％を狙う得点戦略」です。
なんとしても国公立に進学したい人が共通テストで65%得点するために、今からでも間に合う戦略を紹介します！
文系の国公立65%戦略
まず文系の受験生が共通テストで65%を超えるための戦略は以下の通り。
| 英語 | 国語 | 数学I・A | 数学II・B | 日本史 | 現代社会 | 理科基礎 | 合計 |
|
120/200 |
130/200 |
50/100 |
40/100 |
80/100 | 85/100 | 85/100 | 590/100 |
選択科目で変わりますが、非常に現実的と言えるのではないでしょうか。
もちろん配点が大きいのは英語と国語、数学も2つ合わせて200点満点なので取りに行きたいところですが、ここは特に実力が必要になる科目です。
なので社会2科目と理科基礎1科目の3科目、ここでの300点を全力で取りに行く、こういった戦略を取ります。
英語もがんばって140点取れれば楽にはなりますが、120点であれば大問を2つ捨ててもなんとかなります。
無理に速読をせず自分のペースで読んでいき、しっかり読んだところは確実に正解する。
これが現実的に120点を目指すプランです。
国語はがんばれば60%は取れるという方も多いと思うので、そこに『きめる！共通テスト 現代文』や古文の単語や古典の文法の知識を上積みして130点を取りに行きます。
数学も、今は絶望的に苦手で20~30点台という方でも、しっかりと1~2分野を潰し切ればその大問は取ることができます。
なのでオススメするのは『短期攻略 大学入学 共通テスト 数学I・A／II・B[基礎編]』で分野を絞ってそこを完璧にする。
するとそこが大問の得点源になり、だいたい40%~50%の点を取ることができます。
そしてがんばるべきは、社会2科目・理科基礎1科目といった部分になります。
ここでは『きめる！共通テスト』シリーズや、公民系の科目であれば『蔭山の共通テスト』シリーズといった講義系の参考書と共通テスト用の問題集をフル活用して点数を伸ばしていきます。
どこで590点を取るか決めたら、逆に取らなくていい部分は、ストレートに言えば、捨てるわけです。
捨てることが出来なければ、65%を達成できない可能性は高くなります。
苦手な部分にいくらでも時間が取られてしまうからです。
文系の場合は数学で損切りをして、理科や社会で得点を稼ぐ戦略が効果的でしょう。
苦手な分野に時間をかけても伸びは限られているので、残り期間で伸びが大きい科目に注力し、効率的に対策することが重要です。
理系の国公立65%戦略
次に理系の受験生が取る戦略は以下の通り。
| 英語 | 国語 | 数学I・A | 数学II・B | 物理 | 化学 | 地理 | 合計 |
|
120/200 |
120/200 | 70/100 | 60/100 | 80/100 | 70/100 | 65/100 | 585/900 |
2次試験でも使う数学・物理・化学は共通テストでも稼いでおきたいところです。
理系のプランは文系のプランに比べてやや難しくなっています。
というのも、理科はまだ間に合っていない人がほとんどだからです。
特にギリギリ国公立に受かりたいと思う受験生は40点台ぐらいでしょう。
なので、『短期攻略 大学入試 共通テスト』シリーズといった参考書でしっかり演習を積み重ねながら理科の点数を伸ばしていくことが今後の勉強のメインになるでしょう。
また、理系の人が地理で稼ぐことはかなり難しいので、現代社会が使える場合は優先して使うことをオススメします。
理系の方であれば今から地理を現代社会に代える戦略も効果的でしょう。
地理の場合は『村瀬のゼロからわかる地理B』シリーズ、『共通テスト地理B集中講義』、現代社会の場合は『蔭山の共通テスト現代社会』や『共通テスト現代社会集中講義』といった参考書で対策してほしいと思います。
数学ですが、どうしても文系の人に比べて多くとる必要があります。
ですが数学I・Aで70%というのは理系の人であれば高くないハードルでしょうし、数学II・Bは6割でOK、国語も6割でOKということであれば、実現可能なプランと言えるのではないでしょうか。
理系の国公立志望の人ですと、国語がまだ100点……という方もいるかもしれません。
ただ、20点であれば一分野を得意にすれば上げることができます。
まずできるのは漢文。
伸ばすのであれば『漢文早覚え速答法』や『ステップアップノート10 漢文 句形ドリルと演習』といった参考書で句法や語順を正確に理解することで国語の点数を底上げすることが可能です。
現代文でも『きめる！』をするかどうかで点数は大きく変わってくるはずです。
10~20点は変わる可能性が大いにあるはずなので、英語で今から20点上げるよりは現実的でしょう。
このように、2次試験の主要科目と共通テストで稼ぎやすい科目は必ずしも一致していなくてよい、ということも戦略として考えておきましょう。
なお、物理で80点を取ることは難しいので、英語で130点を取れる人ならば70点でよい、地理を現代社会にして8割を狙うなど、人によって調整は必要です。
理系の人は意外と文系科目のほうが稼げる余地があったりするので、共通テストと2次試験でバランスを分けて必要な科目を対策する戦略が必要でしょう。
注意すべきこと
最後に注意すべきこととしては、ピッタリこの通りに取ろうと思って挑むと、本番で事故を起こす可能性があるということです。
60%で合格可能な国公立を志望する人であれば、むしろ上述の点数を目指してほしいと思います。
65%が必須という人は、ここに数十点を上乗せして7割を目指すとすればどこに振り分けるのかを考えて、本番で少し失敗しても65%取れるというプランを考えてほしいと思います。
まとめ
それでは今回のまとめです。
・文系・理系どちらも65%戦略を中心に対策
・文系の人は社会と理科基礎で得点
・理系の人は文系科目で稼ぐことが大事
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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