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【日本史の疑問】なぜ、模試や過去問になると解けなくなるのか・・・

【日本史の疑問】なぜ、模試や過去問になると解けなくなるのか・・・

こんにちは、武田塾半田校です!

皆さん、日本史やっていますか!!

 

今回はちらほら見かける

「問題集も解いてある程度は解けるし、一問一答などで単語の大半は覚えているのに、なぜ模試や過去問で点数が伸び悩むのか」

という受験生の悩みに筆者なりの提言をしていきたいと思います!

では、行きましょう!

 

①知識が「実は」曖昧

皆さんが日本史の単語等を「覚えた」というとき、どのような基準をもってそれを発しているでしょうか?

 

定期テストや模試で9割近くとれるほどのものであるときでしょうか?

 

聞いておきながらですが、これには一定の基準があるわけではありません。各々の目標に応じて、それぞれの到達地点があるため、その到達地点付近まで来た際に、「覚えた」というのが自然でしょう。

 

もっとも、以下の点を看過したまま「覚えた」というのは大変危険ですので、今一度振り返ってみてください!

ⅰ.定義が曖昧

日本史において、よくあるパターンが「聞いたことはあるが、内容は知らない」といったものです。

 

これの怖いところは、マーク模試なら選択肢で見たことのある記述があった際、反射的にそれに対応する単語等(意味はわからずとも)に関連する選択肢をマークしても、合っていることが大いにあることです。これは記述模試でも同様に、設問になんとなく見たことのある記述があったために、内容はわからないが反射的に出てきた単語等を書くとあっていた、なんて経験ありませんか?

 

これはなんか合ってた、という感じでラッキーと思うかもしれませんが、実力を測る模試ということに鑑みるとアンラッキーなのは自明ですね。

このように言われると、上記の方法で点を取ったところで、これは運に他ならないので自分の実力でないと言われても、納得がいくかもしれません。

 

しかし、さらに恐ろしい部分は「見たことのある単語を見て、一応答えを導いている」わけですから、点数をとれたのがたまたまであったことに気付きにくいといった点です。

 

いくら簡単な単語等であっても、その内容が説明できないとなると、少しいつもと異なった観点で問われたときに何がなんだかわからず、一切手が出なくなってしまう危険があります。

 

持っている教科書でも、一問一答でもよいです。今一度、その単語等の「定義、内容」を確認しなおしてみましょう。

ⅱ.時系列が曖昧

個々の単語を覚えることに集中するあまり、日本史において重要な全体を俯瞰する形で一歩引いて、見る、ということができなくなっていることがあります。

 

例えば、教科書の記述順にしっかり覚えたとしてそれらの前後関係でミスをすることはないが、それらが「どれだけ離れているか」といった観点でみたときには、前後関係だけでは処理することができません。

 

「13世紀に起きたこととして、正しいものを・・・」という形の問題を解く際に出来事の順番も大切ですが、それぞれの距離感のようなものも重要になることはたしかです。

 

特に平安時代などは、ものの数ページ、或いはたった見開き1ページ内のことであっても、数十年くらい離れていることがよくあるので、自分の頭の中の時代軸にそれぞれのものを位置づけながら、おさえていくことが重要になってきます。

 

②問題を「正確に」読めていない

これは、上記のように定義の曖昧さから発生するパターンと設問文や選択肢を「読解」できていないパターンの二つがあると思います。

 

前者は考えれば当然のことで、なんとなくの内容で読めば、なんとなくの理解しかできないです。上記の通り、その「なんとなく」が自分では気づきにくいので、自分の知識が本当に隙間のないものか、という観点で問題集も解いてみるとあますことなく参考書を使うことができるうえ、知識の曖昧さは確実に打破できます。

 

後者もなかなかの難敵でして、これは日本史特有の問題もあることにはありますが、日本史に限らないことが多いと思います。

 

この点については、読み違い自分の都合の良い文に読み替えている、というものがあげられます。読み違いについては、普段から落ち着いて読むことを心掛けるしかありませんが、これはどちらかという現代文や古文読解、英語長文読解の方で致命的になるミスとなることがほとんどですね。

また、自分の都合の良いように読み替えるのはもっと致命的です。

特に直近で勉強した範囲っぽい設問があると、どうしても自分の知っている知識に引き付けてしまいがちです(なんとしてでも点をとらねばならない試本番においてはなおさら)。

 

問題文は忠実に読むということを心がけましょう。また、このようなミスを犯した際に「間違えちゃった☆」という軽い認識で済ますのではなく、「知識外の部分で失点してしまった・・・!」という意識をもって二度と同じミスをしないようにしましょう。

 

③知識の側面しか知らない

インプットが相当程度にクリアしているのに、模試や過去問で思うように点数を取ることができないという悩みのほとんどの中心になってくるのは、小見出しにもある通り、「知識の側面しか知らない」というものではないか、と筆者は考えます。

 

どのような単語等であっても、教科書に書いてある事項にとどまらない情報を有していることが多々あります。これは、例えばですが、図説や資料集を見ると、「いや、こんなの教科書に書いてなかったじゃん」というような新たな発見に遭遇することからも明確です。

 

これを完璧にしようとするのは不可能に近い、いや不可能と言い切ってしまってもよいくらいです。これについては、①模試の復習の際に出会った新たな知識として覚える、②過去問を通じてどのレベルの知識を問われるかを把握して、それに準ずる単語たちを資料集等で補填する、といった方法で徐々に知識をつけていくほかないでしょう。

 

おわりに

いかがだったでしょうか?

日本史に限った話ではないですが、「やっても解けない」という状況に直面した際に、自分の勉強方法を真っ向から否定するのではなく、上記に掲げたような原因をまず探求してみてください!

 

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