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日本史の人物、出来事、年号ってどうやって覚えたらいい?part1

日本史の人物、出来事、年号ってどうやって覚えたらいい?part1

こんにちは、武田塾半田校です!

皆さん!日本史、やってますか!!

日本史が好きでも嫌いでも、受験科目に使わないといけないから日々日本史を頑張っているという方々に本日は筆者が日本史を勉強していた時に意識していたことを一勉強方法をとして提案したいと思います。

もっとも、勉強方法は人それぞれなので一概にはいえませんが、特に日本史が嫌いでなかなか進まないといった方は一度試してみてください!

大きく分けて、①一通り進むというものと②関連付けて覚えるという二つになりますが、今回は前者の内容を説明していこうと思います!!

では、行きましょう!!

Ⅰ.インプットにおいて~効率化というメリット~

日本史が嫌いな方にありがちなのは、教科書を読んでいる際に「従来は……であったが、」や「……以前には見られない。」といった記述がある際に、頭の中で「あれ?そんなことあったっけ?」と思い、数ページ前を読み返す、といったことを繰り返すというものがあります。

 

覚えることが要である日本史だからこそ、自分が以前やったことをしっかり覚えているかについて敏感になりがちです。そして、上記のような記述に遭遇すると、それが下地になっているのではと思い、まずはそこを完璧にしようとしてしまいます。

 

正直、心配になるのはわかりますが、上記のようなやり方は時間がかかりすぎて、一向に勉強が先に進まないという点で非常に非効率です。

本格的に日本史を勉強しようとすると、どうしても最初からロードローラー式に完璧にしようと意識してしまいがちですが、理解もままならない段階ですべてを理解しようとするのは不可能ですし、効率がかなり悪いです。

日本史の勉強において、知識を体系的に身につけるという事は重要なことですが、体系的な理解のためにはそれなりに一塊の知識群が必要です。つまり、数ページごとに数ページ戻って確認しているようでは体系的な理解をしようにも効率が悪いという事です。

 

Ⅱ.インプットにおいて~体系的な理解のために~

体系的な理解とは

知識を体系化するために、大切なのは全体像を把握するという事です。これは例えば、平安時代を体系的に理解するのであれば、平安時代がいかなるものであるかという全体像を頭に入れてやることを指します。言い換えれば、個々の細かい単語等はこの段階ではとりあえず後回しでよいということになります。

 

少し抽象的になってしまったので、身近な具体例を挙げると、ジグソーパズルを思い浮かべてください。世の中には種々のジグソーパズルがありますが、対象年齢5歳のものと完全な成人用のものは同じでしょうか?前者については枠のような板がついているはずです。前述した「全体像」とはこの枠板だと思ってください。基本的にこの枠板には、その名の通り「枠」があるので端にどのピースが来るのかが判然とします。さらに各ピースの跡が板に彫り込まれているので、どこにどのピースが来るのかもある程度わかります。

 パズル2   sozai_cman_jp_20210925153119      パズル

 

知識の枠を作ろう

このようにまずは全体像たる「通史」を一通り学び、ある程度知識枠を形作ることで、特定の人物、出来事、さらには年号(=パズルのピース)が一体通史のどのあたりに位置しているのかということをイメージしやすくなります。

なぜ、このようなやり方をお勧めするのかというと、上記のような理由もあるのですが、結局のところ忘れてしまうのは上記の表現でいうと「パズルのピース」であって、問題を解いて覚えて、入試で得点に直結するものもそれになります。となると、何回も解いて覚えるというのも一つ手ではありますが、それがわかっているのであれば基盤を固めて知識を定着させる(=忘れないような覚え方をする)のが効率的には良いです。

 

個々の単語などをいちいち覚えていくことを好む人はそんなにいませんし、それができるとしても何度も何度も覚えなおしていては「自分の勉強方法は正しくないのではないか」と疑問を抱き、自信が喪失しやすくなりメンタル的にも芳しくありません。

一方、上記に紹介したようにまずは全体像をとらえた上で、個々のものを覚えていくということは、一定の理解があってのインプットということになるので、かなり定着度合いが高いです。

 

インプット段階で悩んでいる人はぜひ意識してみてはいかがでしょうか。

Ⅲ.アウトプットにおいて~何回も戻ってしまうのは・・・~

まずは一通り進めていくということは、インプットだけでなくアウトプットにも同様のことがいえます。

 

アウトプットにおいては、少し前にやった部分ができているか心配になることが顕著にみられます。例えば、使っている参考書が30テーマあるとして、5テーマ目まで進んだところで1テーマ目を確認がてらやってみたら意外と忘れていて心配になり、6テーマ目に進まず再び1テーマ目に戻ってしまうというものです。

 

例に挙げたような、或いはその類似の事をしてしまうという方は、自分に問いかけてみてください、「その参考書を一体何周やるつもりなのか」と。各々の計画があり、それ次第でその回数は変動してきますが、漫然と「とりあえず一回」と思った人は要注意です。

人間、相当の記憶力の持ち主でない限り、参考書を一回やっただけで「すべて」の内容をインプットできるわけがありません。とりあえず、有名どころの参考書を一通り触れておこう、といったやり方は幅広く種々の問題に触れることができるといった点で「安心」はしますが、結果的に非常に非効率なことをやっています。安心したところで、実際にその知識を武器化しなければ、入試では何の役にも立ちません。

 

Ⅳ.アウトプットにおいて~何度もやっていくうちに~

何周のやる中で知識を完全なものにしていき、ひいては入試でも使えるものにしていくことが合格するための「王道」です。基本レベルの問題集、応用レベルの問題集を各一冊(多くて二冊)、そして用語集、あとは過去問をやりこむことで日本史の問題には相当数出会えるので、それで十分足ります。

 

以前やった部分が若干忘れているという事が判明しても、それは二周目以降の課題ということにしておけば大丈夫です。

まずは自信をもって突き進むことを意識してやってみてください!!

終わりに

まずは、自信をもってずかずかと進んでいくことを意識してみてください!

次回は②関連付けて覚えるということについて、説明していきたいと思います!

 

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