青森県南、岩手県北の高校生・受験生の皆さん、こんにちは。
八戸市中心街、VIANOVAビル2Fの武田塾八戸校です。
今回は「計画」に焦点を当ててみましょう。
「計画倒れ」という言葉をよく耳にします。
そういう状況にならないためにも、どのような計画の立て方が大切なのか考えてみましょう。
計画は実行させるためのもの
「これくらい出来たらいいな」
という理想形で計画を立ててしまっている人はいないでしょうか。
理想追求型の計画の立て方では、勉強ペースに狂いが生じることも多いのではないでしょうか。
実行可能な計画の立て方を
受験勉強においては、立てた計画は必ず実行することが目標となります。
○○年後の計画、のように人生設計を組み立てる時ならずれはその都度修正していけますが、短期で勝負しなければならない受験において、計画が狂いすぎるのは立て直しが難しいです。
計画は願望ではありません。
こうなればいいな、ではなく、これは確実にこなす、というような立て方を心掛けましょう。
計画が崩れてしまう人の特徴は
それでは、計画が崩れやすい人には何か特徴があるのでしょうか?
例えば、次のようなものがあります。
・ガチガチのかなりしんどい計画を立てようとする
・終わりを考えず、やりたい参考書で次々計画を立てる
例えばこんな感じです。
『○○の参考書と✕✕の参考書と△△の参考書をやり切りたい。
その3冊を~月までに終わらたい。』
特に問題ないようにも見えますが、
「全問題数を計算すると、1週間で300題取り組まなくてはならないけど大丈夫?」
という話になったりします。
さすがに厳しいですよね。
計画はどうやって立てるべきか
計画の立て方はいろいろ工夫されることが多いと思いますが、大きく分けて
・量
・時間
を考えての立て方が多くなるはずです。
基本は終われる量で予定を立てること
予定を立てる時には、
『何時間で何題に挑戦する』
と同時に
『どこまで達成したらクリアとするか』
まで考えましょう。
そしてその上で、確実に終われる量を設定し、確実に達成できる予定としましょう。
もしも平均的な人がこなせる量より多く設定していたら抑える必要があります。
終わり切れなかったら次に回す、よりも余裕ができたら追加できるような設定にした方がうまく進められるでしょう。
予定から- よりも 予定に+
終わらなかったから次の日に回せばいいや、という考えは捨てましょう。
出来ない癖がついてしまうと、それが当たり前になってしまい、どんどん先送りになってしまいます。
先送りになるということは勉強ペースが遅れるということ、最終的にはやりたいと思っていたところまで出来ないで終わってしまうことになりかねません。
それよりも早く終わったから○○の分野別対策を追加しよう、と考えたほうが有効な時間の利用が可能になります。
時間のみで計画を立てるのは失敗のもと
勉強は時間×量×質の世界です。
予定を立てる時にも決して時間だけでの立て方をしないようにして下さい。
時間はある意味魔物
時間のみで勉強計画を立てるのは怖いです。
怖すぎます。
15時間の勉強計画を立てたとしましょう。
国語5時間、英語5時間、日本史5時間です。
既卒生であればこれで1週間の計画を立てるのが完了してしまいました。
毎日この時間に従って勉強すればいいだけだからです。
では、この時間を使って何をするのでしょうか?
その部分が決まっていないと5時間のうちの実質3時間ほど分の勉強しかできていなかったということにさえなりかねません。
時間はあくまでも目安とし、量と質に重点を
実際に計画を立ててみましょう。
9月1日(火)
学校 17:00まで
18:00~ 数学 基礎問4題
19:00~ 夕食
20:00~ 数学 基礎問8題(合計で12題)
22:00~ 英語 単語100個、長文1題
のような感じです。
さらに基礎問15~19 や
単語1001~1100 のように数値をはっきりさせるといいですね。
そして、時間は大きな目安として、微調整をかけていくことになります。
まずは自分の平均ペースをつかもう
最後にですが、計画を立てる時にはまず、自分の平均的なペース感覚をつかんでください。
1週間ほどの計画を立ててみて実行すると1日でできるおおよその量が把握できます。
勉強が進むにつれペースも上がるでしょうからそこは徐々に変えていきましょう。
1週間の計画を立てて実践 ⇒ 達成 ⇒ 1日単位でできる量の把握
⇒ 計画を立てる ⇒ 段々と勉強量を増やす
という感じで進めていきましょう。
おわりに
私自身の今週の勉強計画を紹介します。
1日あたりで
某資格試験対策 問題集大問最低5題 ⇒時間によってプラス /用語集30語
別の資格試験対策 参考書2Unit
書道 6字1枚 12字2枚 完成
英語 多読(大学入試問題中心に5つの文章は最低読む ⇒時間によってプラス)
etc・・・
のようにあくまでも1例ですが、量で計算しています。
勉強に充てられる時間自体が限られているため受験勉強をしているみなさんより少し漠然としてしまっているかもしれませんが、それでもやり遂げるべき課題は設定するようにしています。
そして上記の内いくつかの分野を組み合わせ、時間で言うと平日で2~5時間といったところでしょうか。
必ず終わらせる量で設定し、ゴールに向けて続けることができています。
時間も大切ですが、量と質を中心とした計画の立て方を試みてみましょう。
こちらの動画もご参考に
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