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【第3部】現代文を語る回 ~具体的な勉強法 編~【現代文を攻略する】

みなさんこんにちは!
武田塾 五井校です。

今回はいよいよ、終章、 第3部です。
ようやく具体的なアドバイス編となります!

まだ前回のブログを読んでないよって人は、よろしければそちらから読んでください!
 ↓
【第1部】現代文を語る回 ~心構え編~【現代文を攻略する】

【第2部】現代文を語る回 ~武田塾チャンネル 編【現代文を攻略する】

【第3部】現代文を語る回 ~具体的な勉強法 編~【現代文を攻略する】

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○チューニングの前提

前置きなんぞ無しで早速行ってみましょう!
前回までの内容を踏まえて具体的にどのようにするかの例をお伝えしていきます!
今からお伝えするのは、“心構え編”で少し登場したチューニングの方法の例です。

皆さん、本来の(楽器等の)チューニングにおいて一番前提となることはなんだかわかりますか?

それは本来の意味の音階でいえば、自分の出している音が、正しい音からどれだけ離れているかを正確に把握することです。

現代文の勉強では「正しい考え方」と「自分の考え方」のギャップを把握することに当たります。

普通に解いて解説を読むだけではこれが見えにくい!

だから見えるようにします!

〇チューニングのテーマ

~とことん自分を信用するな!自分を疑うことから始めよう!~
これです。

このテーマを、読む力、解く力、解説の使い方、の3ポイントに分けてお話ししていきます。

① 読む力 “「日本語だから読める」と思っている自分”を疑う
これはズバリ“音読”が効果的です

現文3-1

皆さん、学校で音読をさせられて、詰まってしまい、恥ずかしい思いをした経験はありませんか?
自分で音読してみて、詰まってしまったり、違和感を感じた経験はありませんか?

黙読では、この気持ち悪さを感じられないのです。
これは全ての教科にいえることですが、声に出してみることで、黙読ではいかに自分が曖昧に捉えているかが露わになります。

そして気持ち悪さを克服するように、音読で練習します。(チューニング!)
音読でスラスラ読めて、内容が把握できれば、
黙読でも問題無く内容が読み取れるようになります!

②解く力 “「全部頭の中でできる」と思っている自分”を疑う
③解説の使い方 “「解答根拠を正確に覚えている」と思っている自分”を疑う
この二つは似ていて、方法もほぼ一緒なので合わせて紹介します。

まず共通する点として、これらに対しては、“問題用紙への書き込み”をしましょう。

書き込む派と、書き込みしたくない派がいらっしゃるでしょう。
かくいう私も書き込みたくない派でしたし、現在でも、書き込みの一部は省略します。
また、もともと現代文が得意な人ほど「正しい感覚」を身に着けているために書き込みすることは少ない傾向があると思います。

しかし、書き込まない人=書き込まなくてもわかる人、であり、もっと言えば、
書き込まなくてもわかる人は、書き込み方のフォーマットを揃えれば、
みんなほぼ同じように正しい内容を書き込みできるのです。

今現在で間違えているということは、
読んだ時の自分の考えもすべて覚えており、その全部を頭の中で処理しようとして、
結果失敗してしまっていることが多いです。
それを避けるために、頭を“考える”ことに集中させるために、「思考の履歴」を書き込みとして残すのです。

だから練習では必ず書き込みましょう。
ちなみに問題集に直接書き込むと解き直せないので、テキストをコピーして使用し、その履歴をしっかりとファイリングするなどをオススメします!

まずは②解く力 に関してです。
これは誤った選択肢を切っていく消去法でした。

つまりまず書き込むべきは、「何を根拠にその選択肢を×にしたか、×の理由」です。
この書き込み方は2種類!
(1)選択肢上部に○(これでしょ!)、△(怪しい、、、)、×(絶対違う!)、の分類
(2)選択肢の、自分が引っかかったところに傍線 + 理由を一言

また慣れてきたら次は、「何を根拠にその選択肢を○にしたか、〇の理由」です。
これは×の理由とは似て非なるものです。
書き込み方は
(3)本文中に、“○の選択肢と同じことを言っている場所”を見つけ、その部分に傍線

↓こんな感じです!↓
 ※写真では選択肢や本文との区別の為に書き込みを青ペンで書いています。

現文3-2

(1) は解いているときの印象で問題ありません。

(2)は慣れるまでは難しいと思いますが、出来るだけ、自分が引っかかりを感じた部分に傍線だけでも引けるようにしましょう。
(若干のネタバレですが、間違え選択肢のパターンとして代表的なものが、「本文に書いていない」、「筆者の主張と比べて言い過ぎている」の2つです。)

(3)も慣れてからのチャレンジが良いかと思いますが、ここで現代文の大原則を1つ。
『正解の根拠は全て本文中にあり、本文になければすべて×!!』
極端に言えば、仮に現実の事実に反していても、本文中に書いてあれば○になります。
その為、〇の選択肢の内容は、本文の内容の言い換えで構成されています。
しっかりと同様の内容を見つけられたら、写真のように本文中に傍線を引いてみてください。

また「何をどの部分に書けばいいかわからない(泣)」という人も、何かしらは書いてください!
白紙のまま次の段階に進んではなりません。

ちなみにこの「〇の理由」は、「×の理由」と似て非なるものであると書きました。
 ↓簡単に図示するとこのような関係になっています↓

現文3-3

どちらも(エ)が正解であることを示していますが、このどちらかが抜けてしまうと、(エ)が正解になる根拠が希薄になってしまいます。
この両方で、「(エ)が正解!」を支えているイメージです。
○だけなら、「他の選択肢はどうなの?」となり、×だけなら「本当に(エ)が正解でいいのか?」となるのです。
解く力のテクニックとしては、この2つがそろっていることがとても重要です!

そして③解説の使い方。
これは、解説の示す○or×の部分に(自分で②で引いた部分に重ねて)赤線を引きます。
 ↓こんな感じです!さっきの写真がこうなります↓

現文3-4

ここまでで、自分を疑い、ギャップを把握することが出来ました。
ここで、自分が考えた線と赤線が完全一致すれば、その問題に関しては完璧です!
自信もっていきましょう(笑)

そして注目すべきは、本文や選択肢(ア)~(ウ)のように、
自分の書いた内容(青)と解説の内容(赤)が食い違った場合です。 
 ↓下に食い違いパターンを示しますね↓

現文3-5

写真に書いてあるように、この◎の食い違いが”ギャップ”であり、
なぜ食い違ったのかを、解説を参考にしながら自分で説明していく行程が
”現代文のチューニング”です!
これがそのまま、皆さんの伸び代になります!

このようにチューニングで考え方を微調整していくことで
実力がグングンついていきます!!

〇最後に

ここまで読んでいただいた方は、本当に長くお付き合いいただきありがとうございました!

現代文の具体的な勉強法に関して、
こんな風にやるといいよーといった気持ちで、1つの例を取り上げました。
不安になったら、また見返してみてください(笑)

【第1部】現代文を語る回 ~心構え編~【現代文を攻略する】

【第2部】現代文を語る回 ~武田塾チャンネル 編【現代文を攻略する】

【第3部】現代文を語る回 ~具体的な勉強法 編~【現代文を攻略する】

現代文に関して悩んでいる人や、「現代文で得点を稼ぎたい!」と思っている人は、
この記事を読んで少しでも「参考になるわー」と思ってくれたなら、
まず参考書1冊分をこのやり方通りに取り組んでみてください!

簡単な記述式の問題にも応用できるので、選択肢問題だけでなくても、やることは一緒です。

少しでも、皆さんの勉強の助けになれたら嬉しいです^^

 

 

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