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【第1部】現代文を語る回 ~心構え編~【現代文を攻略する】

現代文について語る回 ~心構え編~【現代文を攻略する】

 

みなさんこんにちは!

武田塾 五井校です。

 

今回は、現代文の勉強に関して語ります。

 

「国語は感覚でしょ」とか、「昔から本を読んでいる人が強いんだ」とか、「日本語なのに何を言っているかわからないー」という悲鳴とかに、出来るだけお答えしていこうと思います!

現文1ー1

書いているうちに長編大作になってしまったので、3部構成でお届けします。
それぞれのリンクはこちら!
【第1部】現代文を語る回 ~心構え編~【現代文を攻略する】

【第2部】現代文を語る回 ~武田塾チャンネル 編【現代文を攻略する】

【第3部】現代文を語る回 ~具体的な勉強法 編~【現代文を攻略する】

まずは~心構え編~からいってみましょう!

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○初めに

まず、皆さんに、現代文の価値に関して見直してみてもらいたいです。
現代文で安定して高得点を取れる って、めちゃくちゃいいことだと思いませんか?

かくいう私も現役時代は、国語が稼ぎ頭でした。特にセンターで現代文の出題と難度に関して物議をかもした年でしたが、本番でセンター9割超を達成し、MARCHを含む併願の私立大学を全てセンター利用で抑え、その後の国立対策に非常にスムーズに進めた成功経験があります。

ここまで読んで「なんだただの自慢か!?」と思ったそこのあなた!
もう少しお付き合いください(笑)

私もこれまでの8年間の塾講師の経験の中で、
「現代文で点数が稼げるならそれに越したことは無いけど、何もかもわからんのよ、、、」
という嘆きを数多く聞いてきました。
そしてそのような悩みを抱える人の多くは、

① 何が分からないのか分からない
② でもひたすら問題演習を繰り返す
③ 難しい問題で挫折する
④ ①に戻る
という負のスパイラルにはまっている人がほとんどです。

現文1-2

このなんとなく問題演習を繰り返す勉強により、
「国語は対策が難しい」や「読みやすい文章と読みにくい文章は人によって違う」などの言い訳を理由に、「点数にばらつきが出やすい」教科であると結論付け、結果的に平均点が低く出るという結果に繋がっていきます

一握りの”出来る人”は、常に高得点を取り、それ以外の”ばらつきを持つ人”は、嫌な言い方をすればギャンブルのように国語の問題に取り組むといっても過言ではない状況になっていくのです。

しかし視点を変えてみていただきたい。
一握りの“出来る人”、つまり安定して“現代文が解ける人”がいるという事実は、

逆説的に
現代文という教科は、適切な対策と練習により、十分習得可能なスキルである
ということを表しています。

例えばみなさんの身近なところでは学校や予備校の先生、クラスの得意な生徒さんなど、現代文が得意な人は意外とたくさんいらっしゃると思います。
ただ、「なぜ出来るのか」を、みなさん一人一人が納得しやすい形で説明できる人が多くないだけなのです。

確かに人によって方法などは違います。
だからと言って放り投げるのはもったいない。

武田塾チャンネルで紹介される勉強法、これから私が下に書く内容、世に数多ある参考書、どのやり方でもいいです。
どれか一つを自分のものにしてください。
※どれでもいいという理由はこちらの記事に掲載しています。
 ↓
「世にあふれる参考書/勉強法 どれを選ぶべき!?【自分に合った勉強とは?】」

○常に念頭に置いておくべきこと

これから先を読んでいただくにあたり、また現代文の勉強中も、常に頭に置いてほしいことが1つあります。
それは問題作成者のイメージです。

現代文とは日本語ではなく、“教科”として成立する学問であり、
その問題作成に関して確実に問題作成者の意図が介入します。

そしてこの問題作成者が、
中高生には読み取りづらい文章をわざわざ拾ってきて
わかりづらい問いかけ方で問題を作り
あまつさえ意地悪な選択肢を添えて
世の中に現代文の問題というものを流しているのです。

この人物を意識せずに問題に取り組んでも、対象のいない、見当違いのところに話しかけて、話を聞いている気になるだけなので、「日本語なのに何を言っているか分からないー」となってしまうのです。

逆にこれを常に意識すると、現代文の糸口が見えてきます。

その為に私は常に頭の中にこんなイメージ図を浮かべながら現代文を解きます。

現文1-3

※特定の人物を表すものではなく、あくまでイメージです。
 特にひっかけの選択肢に引っかかる自分を鼻で笑う人物としてイメージを固めました。
 このイメージに鼻で笑われるのは許せん!何としてもぎゃふんと言わせてやる!
という対象としてイメージできればOKです。
 忘れたくても忘れられない、、、っていうレベルが理想的!

このイメージを持ちながら、読み進めてください。

○本をたくさん読んできた≠現代文ができる

多くの受験生が「今まで本を読んでこなかったから、、、」と落ち込む声をよく聞きます。
しかし
「本は読んでいるんだけど、点数には表れない」といった声も良くあるのです。
また当然、本はそれほど読んでいないけれども、平均点以上は取れるよっていう生徒さんも多くいます。

かくいう私も、思い返せば小さい頃から読んでいたものと言えばマンガばかりです。
学校の朝読書とかで読んだ(読まされた)本なんか覚えてません(笑)
自分から望んだ活字本は、ハリーポッターシリーズくらいです(笑)

このイコール関係が成り立たないことに、先ほどの問題作成者イメージが絡んできます。

読書好きな人が本を読む理由は様々あると思いますが、例えば
・筆者が描く、自分の知らない世界に触れられる
・筆者の言葉に強く共感する
・知らないことや、新しい考え方が知れる
など。

どれほど挙げてもいいですが、そこに問題作成者という人物など出てきません。
そもそも“読書“で触れる文章は、現代文的な文章とは違います。
あくまで、自分と筆者(が描く世界)との対話です。

はっきり言ってしまえば、読書が現代文という教科にもたらすメリットは活字慣れくらいです。
確かに馬鹿にできない要素ではありますが、現代文の文章を毎日1題ずつでも解いていれば、否応なく活字には慣れていきますから、決定的な差にはならないですね。

○現代文の勉強のゴール

では、何を目指して勉強していけばいいのか。
それは
“「教科として求められる考え方」と、「自分の考え方」をチューニングすること“
です。

現文1-4

もっと端的に言えば、問題作成者(イメージ)が、何を考えて問題を作っているのかを読み、
その考えに従うことで、正しい解答にたどり着く力を磨くのです。

少し話はそれますが、
これは読書よりも、たくさんの人と対話をしてきた力の方が応用できると思います。
主観ですが、確かに小さいころから様々な大人と会話して、自分の考えを伝えてきた経験がある生徒さんほど、現代文の得点や伸びは早いです。

しかし!
この要素すらも、すんなり現代文に応用できるか、この要素さえ持っていれば現代文で得点が取れるか、と言われればそうでもないため、
ここに書く“現代文のゴール”を意識して練習すれば、誰もが高得点を狙えます!
そしてこのチューニングによって自分の考え方を、教科的な考え方に合わせていくことで、
「○○さんはなんで国語できるんですか?」に対して、「なんとなくこうでしょ」、「いや、感覚で」といった憧れの回答ができるようになっていくのです(笑)

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
この続きは以下のリンクからご覧ください!

【第1部】現代文を語る回 ~心構え編~【現代文を攻略する】

【第2部】現代文を語る回 ~武田塾チャンネル 編【現代文を攻略する】

【第3部】現代文を語る回 ~具体的な勉強法 編~【現代文を攻略する】

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