目次
はじめに
ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
JR高崎線深谷駅から徒歩1分、大学受験専門塾 武田塾深谷校 です!
今回は、「科目別 進学校の人が陥りがちな勉強の罠」について解説します!
進学校の生徒だからこそ該当しやすい注意点を、英語・数学・国語に絞ってお話しします。
特に、受験勉強に出遅れてしまった人はかなり該当すると思われるため、是非参考にしてください。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeでも詳しく解説されているため、下記の動画も併せて是非ご覧ください!
①英語長文ゴリ押しすぎ問題
英語の正しい勉強の流れを説明すると、まず単語に取り組み、それらが完璧になったら文法に取り組み、その後解釈に取り組み、最後に長文に入ることです。
進学校の英語の授業の欠陥
しかし進学校では、長文の前段階の学習が不十分なまま長文を多く取り扱うケースがよくあります。
例えば、単語が固まっていない人に対して難関大学の過去問の長文を出題することは珍しくありません。
進学校の英語教師は過去問の重要性を強調する傾向がありますが、過去問が真価を発揮するのは基礎固めが完了した後の段階です。
実際は、一部のトップ層以外の生徒達は授業についていけず、惰性で量だけこなしている状況です。
また、文法の授業もあるのですが、その内容が長文と連動していないことが多く、小出しのように少しずつ学習するため、体系的な整理ができません。
そして、解釈はそもそも取り扱わないことが多いため、予備校に入って初めて解釈という概念を習得する人も多いです。
進学校の授業内容が多読である性質上、読解の分量は足りていることが多いですが、それが裏目に出て基礎のインプット不足で伸び悩む生徒が多いです。
そのため、特に進学校の生徒は単語と文法と解釈を完璧にすることが最も重要になります。
進学校の英語の授業への対処法
まず、単語を完璧に覚えきってください。
次に、文法に関しては、細かい知識よりも読解に使える基礎を優先したいため、『関正生の英文法ポラリス1』や『大岩のいちばんはじめの英文法』くらいのレベルの参考書を早い段階で完成させてください。
その次に、解釈の学習を行ってください。
単語と文法と解釈の3つを完成させた後なら、進学校で取り扱う長文の学習効率が向上すると思います。
ところで、長文よりも単語と文法と解釈を優先すべきことは頭では分かっているものの、なかなか実行に移せない人も多いと思います。
例えば、定期テスト終了直後に勉強から離れてしまうと、誘惑から離れにくくなり、また次の定期テストが近づいてきてそれに対処するという悪循環に陥ってしまいます。
そのような人の解決策は、実力を上げるために単語や文法や解釈などの勉強を、「学校の定期テストが終わった直後から」開始することです。
英語の基礎力は一朝一夕には身につかないため、次の定期テストまでの期間だけでなく、それ以降も継続してください。
そうすると実力が底上げされるため、定期テスト対策に時間がかからなくなります。
②数学はスピードと問題量に注意
進学校の数学の授業は、大量の宿題を毎週のように出されるケースが多いです。
しかも、授業のペース自体も速いため、授業内容を処理しきれなくなる生徒が多いです。
苦手や不明点を抱えたまま単元を進め続けることが常態化しています。
進学校の数学の授業への対処法
数学が苦手な人は、まずは『入門問題精講』や『基礎問題精講』などに絞って基礎固めを行ってください。
また、『青チャート』などの重厚な参考書を使用する際は、問題量やコンパスの量を絞って学習してください。
ちなみに、進学校に『入門問題精講』を持っていくのは気が引けるかもしれませんが、くだらない見栄は捨ててください。
なぜなら、基礎的な参考書から仕上げていくことは、実力を底上げするために必要な学習であるため、全然恥ずかしいことではないからです。
むしろ、自分の現状の実力を踏まえずに難しい参考書に拘泥することの方が、圧倒的に恥ずかしいです。
現在の自分に不足している要素を認めて、それに向き合って真剣に努力した人には、自ずと結果がついてくると思います。
③現代文に関しては、学校の授業は参考にしなくて良い
英語や数学に関しては、学校の授業も少しは利用価値が残っているかもしれません。
しかし、学校の現代文の授業内容は、入試問題を解けるようにするという観点から言うと、殆ど役に立ちません。
学校の授業と受験対策の内容が最も乖離している科目は現代文だと思います。
現代文は数学とは異なり、教材の中に読み方や解き方が記載されておらず、授業でも体系的に取り扱わないことが多いです。
そのため、学校の現代文の授業では、そのとき取り扱っている文章内容は理解できても、他の初見の文章にも応用できるスキルを体得することはできません。
確かに、入試問題で使えるスキルを指導してくれる先生も中にはいるかもしれませんが、少数派であることは間違いありません。
その一方で、武田塾で紹介している現代文の参考書(例えば、『船口のゼロから読み解く最強の現代文』など)は、取り扱っている文章内容だけでなくそこから抽象度を引き上げて、他の初見の問題でも通用する読み方や解き方が網羅されています。
④古文に関しては、自分で基礎を先取りすべき
古文に関しては、古文単語と古典文法を完璧に定着させることが重要です。
しかし学校の授業では、古文単語の小テストや文法事項などを取り扱うことはあるものの、体系的且つスピーディーに進めるケースは少ないため、定着する前に忘れることが多いです。
1年間かけて1周しても、春や夏に扱った内容を冬まで記憶している人は少ないです。
そのため、学校の授業より早い段階で基礎固めを行い、学校の授業を復習として利用するのが望ましいと思います。
古典文法は理解が難しいため、まずは『岡本梨奈の1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本』や『富井の古典文法をはじめからていねいに』などの参考書で体系的な学習を行った後に、『ステップアップノート』や『やさしくわかりやすい古典文法』などの問題集で演習を行ってください。
「科目別 進学校の人が陥りがちな勉強の罠」のまとめ
今回は、「科目別 進学校の人が陥りがちな勉強の罠」というテーマについて解説しました!
① 英語長文ゴリ押しすぎ問題 ② 数学はスピードと問題量に注意 ③ 現代文に関しては、学校の授業は参考にしなくて良い ④ 古文に関しては、自分で基礎を先取りすべき |
学校を妄信することなく、現状の自分に必要な要素を見極めて、それを補うために本当に必要な学習を行ってください。
その際に、武田塾の参考書ルートを参考にしていただければ幸いです。
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