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【2次試験対策】現代文の記述問題で理想の答案を作るコツ

みなさん、こんにちは!

武田塾藤井寺校です!!

 

今回は、以前ご紹介した東大生の舩澤先生に聞く、2次試験の国語対策をご紹介していきます。

国公立の2次試験の国語では記述問題も多く出題されますよね。

どうやってまとめたらいいのか分からない、記述は苦手だという人も多いと思います。

勉強が不調な人のイラスト(男性)

舩澤先生は共通テストでなんと195点を取る程国語が得意だそうですが、

どうやって文章を読んでいけば、記述で高得点が取れるのか気になりますよね。

舩澤先生の考え方を参考に、自分でも真似出来るところを取り入れてみて下さい!

 

2次試験 国語 記述対策

文章を読むときの注意点

舩澤先生は文章を読みながら本文に印をつけていました。

これはやっている人も多いのではないでしょうか。

 

どういうところに印をつけていくかというと、

①大事な部分に傍線

②因果関係を示す接続詞「しかし」「でも」など逆接のものには▼、「だから」など順接には▲

③逆説+大事な部分には波線

④③の反対に点線

などです。

問題文の主張に合わせて使い分けながら印をつけていました。

 

文章を読み終わった後は?

舩澤先生が文章を読んで印をつけながらも考えていたのは、このポイントが問題になりそうだなという所や、本文中に線が引かれているところを読みながら、この問題はこの理由を聞かれているんだろうなという所など、問題のタイプを考えて読みながら解答の目処を立てていました

 

本文を読んで一度目で問題を解くのか、一度目は最後まで読んでから二度目で問題を解いていくのか悩む所ですよね。

舩澤先生は一度目最後まで本文を読んで、途中で問題を解いたりはしていなかったそうです。

ただ、一度目でもゆっくりと線を引きながら本文が言いたいことを咀嚼しながら読んでいました。

一度目を読み終わった後に、この文章の言いたい事が分かっている状態にしておきます。

そして問題を見て、問題付近の大事そうなところをもう一度読みます。

 

答案の作り方

いよいよ、答案の作り方です。

まず舩澤先生は、何を聞かれているのかを考えていました。

具体的にどういうことでしょうか。

 

「傍線部はどういうことか書きなさい」という問題の考えかた

記述問題で一番多いのが「傍線部はどういうことか」という問題です。

こういう問題は、まずは傍線部を2、3個に分解して、それぞれ言い換えられるところはないかを探します。

傍線部の分解が分かりにくい場合は、今まで受けた記述模試の採点基準を詳しく読み込んで、それに沿って分解していくとやりやすいです。

現代文での記述では自分の意見を自由に書く人も多いですが、これが書けていたら○点などの採点基準を意識して答案を作ることがとても重要です。

そうすることで、理想の答案ができていきます。

テストのイラスト「100点の答案」

接続詞に注目

記述の答案を作っていくのは難しいのですが、そこでポイントになるのが、1度目で読みながら印をつけた接続詞です。

例えば、傍線部の前に「しかし」とついていたら、前の内容は傍線部と真逆のことを言っているというのが分かります。

 

書きすぎてしまう人がいる

言い換えをする問題で、不足なく書くというのは出来ている人が多いですが、書きすぎてしまう人もいます。

問題で満点がもらえるのは、過不足なく書いた時です。

いっぱい書いておけば、とりあえず点数を貰えるだろうと思って書きすぎる人がいますが、

字数制限がある場合、余分な所を書きすぎてしまうと、必ずどこかで不足が生まれてしまいます。

できるだけコンパクトに自分の表現に落とし込んで書くことが大事です。

 

いきなり答案を書こうとしてしまう

受験生で多いのが、いきなり答案を書こうとすることです。

自分が印をつけたところを見ながらすぐに答案が書けそうなところはそれでいいのですが、

論理構造が複雑な時には、どの要素を入れたいかを書き出してみて、後から不要な部分を削って解答用紙に書き込むと答案が作りやすくなります

 

答案は書いたけれど、後から読むとちゃんとした日本語になっていなかったり、質問の答えになっていない事が結構あります。

答案を書く前に下書きや条件を書き出すことで、精度の高い答案を作ることができるので、ぜひやってみて下さい!

書きたいことを詰め込んだだけにならないように気を付ける

後は、大事なところをただ書いて繋げただけで後から読んで見ると訳が分からない文章になってしまうことがないように、整理して書かないと点数がもらえないという所は常に意識して答案を作りましょう。

舩澤先生は、全く内容を知らない人が読んでも伝わる文章になっているかを気を付けていたそうです。

 

自分で採点をする時にも、部分点通りに採点するのではなくて、日本語としての繋がりがおかしくないかを確認しながら自己採点をすると良いと思います。

 

解いて終わりにしない

問題を解いてそこで終わってしまうと、自分の解き方の間違ったクセを残したまま本番に突入してしまいます。

理想的な解き方ではなく、我流のままになってしまいます。

ですので、解き終わったら解説を読んだり、解答や採点基準と照らし合わせたりするなど、しっかり自己採点をしましょう。

採点基準を知ると良い答案ができます。

もし可能なら先生に添削してもらうのもいい方法です。

そして、採点が終わったら模範解答とは別でもう一度自分で答案を作ってみましょう

作文の添削をしている先生のイラスト(女性)

今回のまとめ

◆過不足がない答案にしよう!

◆知らない人にも伝わる文章にしよう!

◆採点基準を研究しよう!

 

以上、「【2次試験対策】現代文の記述問題で理想の答案を作るコツ」でした。

 

今回はこちら👇の武田塾チャンネルをまとめました。

さらに詳しい解説をご覧になりたい方は、動画もチェックしてみて下さいね。

 

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