こんにちは! JR円町駅から徒歩1分、武田塾円町校です。
皆さん、リスニング対策はしていますか? リスニングは効果が勉強し始めてから効果が出るまで時間がかかるので早め早めの対策が必要となります。
「でもどうすればいいのか分からない」という人も多く、
「リスニングはただ聞き流しているだけで聞けるようになるらしいで!」といった巷にあふれている間違った勉強法をしている人も多いです。そういった間違った勉強法をしてしまいリスニングが伸び悩む生徒さんをよく見かけます。
しかし、正しい勉強法をしないで闇雲に英語を流し聞いているようではリスニングは伸びません。
そこで今日は
リスニング勉強において伸び悩む原因、必ず押さえていてほしいポイント、実際にすべきリスニング勉強法
の順に解説していきます。
リスニングが伸び悩む原因は?
母音や子音などの英語の音を知らない
リスニングが伸び悩む原因として考えられるのが、英語の音を知らないということです。日本語は母音と子音とがセットとなって発音されますが、一方で英語は子音のみでも発音することができます。
例えば、日本語のsa si su se so(さしすせそ)と発音しますが、英語の s は単独でも発音され、タイヤの空気が抜けるような音で発音されます。
また、日本語の母音は5つしかありませんが、英語の母音は11存在します。
このように 日本語と英語の音の違いがあり、英語は日本語には存在しない発音があるんだ!ということをまずは理解しましょう。
ただ聞き流して勉強した気になっている
リスニングが伸び悩む原因として考えられるのが先ほども述べたただ英語聞き流しているだけで勉強した気になっているということです。
リスニングを勉強するうえで重要になるのはしっかりと英文を耳でとらえることです。
全く英語が聞き取れない状態で英語を聞き流したところで伸びるわけないですよね。まずは、英語を聞き取ることができる土台が何よりも大事であることを忘れないでください。その土台ががないのに聞き流していても意味がありません。よく言われるのは、聞き流し勉強で効果が出るのは7~8割が聞き取れるようになって初めて効果出るということです。
ですので、聞き流しはせずに音を拾うような勉強法にシフトしましょう。
単語・文法の知識不足
次にリスニングが伸び悩む原因として考えられるのは単語・文法の知識が不足しているということです。
分からない単語・文法が何度も登場する参考書を使ったりしていませんか?5%以上の分からない単語・文法が存在すると、リスニングに支障をきたすと言われています。その場合は参考書のレベルを下げるか、単語・文法を勉強し直してみましょう。
せっかく英文の音が聞き取れるようになっても単語・文法の知識が不足していては非常にもったいないですので、早急に単語・文法のレベルを上げましょう。
リスニングにおいて押さえておくべきポイント!
弱形を押さえる!
弱形と聞くと、弱く小さな声で発音されるものなのだと思われるかもしれません。しかし、それは大きな間違いです。
よく弱形で発音されることが多いofという単語を例に挙げたいと思います。ofはオブと発音されると思うかもしれませんがオブなんて発音されていません。
実際はof(ァヴ、ァ、ヴ)だったりするわけです。
この事実を知らなければ、自分が耳が悪いんじゃないかと思い何度も聞きこんでしまい無駄な努力をしてしまいます。耳が悪いなんて心配しなくていいです、なんていったってもとから発音されていないんだから!
この事実を押さえてリスニング対策をしていきましょう。これを意識して勉強するだけで本当にリスニングの勉強効果が格段に上がると思います。
私自身もこれを知ってからはリスニングが楽しくなり、リスニングが得意になりました。一度リスニング弱形で検索してみて下さい!
短縮された発音に慣れる
よく短縮して発音されて、発音されるのはwhen I などでしょう。
when Iはウェンアイと発音されますが、実際にはwhen I ウェナイといった感じで発音されます。
こういった短縮されて発音されるのがよくあります。
また、not at all(ノータットー)やcatch up(キャチャップ)などのように熟語が繋げて発音されることが多いので合わせて押さえておきましょう。
catch upはketchup(ケチャップ)と聞き間違いが多いので注意してください!
よく出てくる短縮形は耳で覚えておきましょう。
リスニング勉強法!
まずは簡単な参考書でリスニング練習をしましょう。
おすすめは速読英熟語です。そこまで難易度は高くないのでお勧めです!
武田塾でも実際に使われており、生徒から絶大な支持を受けている参考書です。この参考書には別売りでCDがついていて、そちらのCDを使ってリスニングをしていきましょう。
シャドーイング
オススメ勉強法はシャドーイングです。
これはその名の通り、影のようにCDの後に続いて発音していく勉強法です。
この勉強の狙いは2つです。英文を聞くことで英語耳を作ることと、CDに続いて発音することで英語の発音を知ることです。
その際に気を付けてほしいのは、自分の声で英語がかき消されないことです。せっかくのリスニング練習なのに自分の声で英語がかき消されては意味がありません。
ですので、自分の声はできるだけ小さめでシャドーイングをしましょう。
ディクテーション
もう一つのオススメ勉強法はディクテーションです。
ディクテーションは聞いた英文を書きとる勉強法です。
この勉強法の狙いは細部まで英文を聞き分けることができるようになることです。
ですので、複数形のsが付いているのか付いていないのかくらいまで検討しましょう。英文の長さは1分から30秒くらいのものがちょうどいいと思います。聞こえた単語をそのまま書き写していきます。その際にはもちろん弱形、短縮形など英語特有の音を聞き分けることに専念してください。また、知らない単語・文法が5%以下の参考書を選ぶようにしましょう。正しいやり方をすればリスニング能力の向上は必至でしょう。
まとめ
以上長々と書いてきましたが、
結論リスニングに重要なのは英語の音を知り、聞き分けることができるようになることです。
ですので、何度も何度も英語を聞き、英語特有の音を聞き分けるようになりましょう。
英語学習は1カ月やそこらで聞こえるようになるものではありません。七転び八起きの精神で頑張っていきましょう!!
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