こんにちは!JR円町駅から徒歩1分 武田塾円町校です。
もう2月の中旬となり、高校2年生たちは、受験勉強を始めよう!と考えている人も多いと思います。
高校2年生の春は、本格的な受験勉強のスタートとして重要な時期となります。
ここからスムーズに勉強に取り組むことができたら、良いスタートとなるはずです!
反対に、ここでつまずいてしまうと、しっかりスタートできた人とは差が生まれてしまいます。
間違った勉強法で勉強してしまうと、せっかくの貴重な時間が、もったいない時間となってしまいます。
そこで今回は、この期間にやってはいけない勉強法を紹介します。
これから頑張ろうと思っている人はぜひ参考にしてください!
①並行して勉強する科目を増やしすぎる。
『勉強する科目は絞るべき』
勉強する科目を多くしてしまうと、ただえさえあまり勉強時間が多くないなかでマルチタスクとなってしまい、こなすことに焦点が向いてしまうことで1つ1つへの集中力が落ちてしまいがちです。
その結果、いつまでたっても仕上がらず、勉強しているのに成果がでないというケースに陥ってしまいます。
一日に何ができるようになったか考えてみると、『案外何も身についていなかった』なんてこともあり得るわけです。
このことを防ぐためには
科目は絞ること!
英語ならその中でも『単語』『文法』など分けるなどやることをシンプルにして取り組むべきです。
次の科目に移るのは、1つの科目の見通しが立ってからで十分ですので、すべて同時に進める必要はありません。
さらには科目によって、かかる時間も変わってくるので、時間のかかる科目から先に取り組んでいきましょう!
②勉強のゴールを決めないまま取り組む
勉強にゴールを決めないまま取り組むと、その日に自分がどの程度達成できたのかもわからず、『何がどのくらい足りていないのか』もわかりません。
勉強に限らす、何かに取り組むときゴールを決めることが非常に重要です。
なにをもって「できた」とするのか、その基準が必要だからです。
例えば、単語の勉強をするとしてもゴールがなければ単語を眺めているだけなのか、一語一訳すぐに言えるレベルまで覚えるのか。
大きく違うこの二つが、どちらも同じく「勉強した」ということにはなるのです。
そこで、『一日100個、一語一訳2秒以内で答えられるようにする』
という基準を作ることで、そのための勉強をしないといけないということが明確な目標になります。
単語を勉強するということは同じでも、違いがでてきます。
この一日の違いが積み重なることで、やがて大きな違いとなってしまいます。
数学にしても、よくやってしまいがちな『できたの勘違い』があります。
・答えを覚えただけ
・解答を丸写し
・問題文を一切読んでない
この三つです。
数学は、初見の問題を解けるようになったことを「できた」といいます。
問題文から情報収集し、式を作り、記述で正解まで持っていけて『できた』ことになるのです。
どの参考書がどの範囲で仕上がればよいのかを、一日単位、週単位で確認してから着手していってください。
③初手の参考書ミス
勉強を始めようという時に、やってしまいがちなのが初手の参考書選びのミスです。
先輩がやっていたものであったり、学校で買ったものであったり、様々な参考書があると思いますが、軽率に決めてしまってはいけません。
合格した先輩が使っていたものを使おうと考える人もいると思いますが、その参考書は、直前期に使っていたものの可能性が高く、初手の参考書としてはふさわしくない場合が多いです。
基礎が身についておらず、講義系の参考書から始めるべきの人もいれば、いきなり問題集でも問題のない人もいます。
受験に良いとされている参考書は、高校の授業を十分に理解できていない人には合っていません。
もし参考書を勧めてくれる人が、自身の成績や、どの分野が苦手なのかをしっかり理解してくれている上で勧めてくれるのであればいいですが、そんな人は中々いないでしょう。
参考書は自分のレベルに合っているかが重要なのです。
④復習をしない
受験勉強をする目的は、入試で解けるようにすることです。
今解けたとしても、入試で解けなければ意味がありません。
しかし、授業でやったことを忘れてしまうように、今やったことも、何もしなければ、入試までに忘れてしまうでしょう。
忘れることが前提にあるからこそ、復習は絶対にしなければいけないのです。
単語、文法、基礎の問題は、これから積み上げていくものの土台です。
この土台は忘れることがあってはいけませんし、積み上げていくには土台をしっかりと作る必要があります。
そのために、丁寧に復習を繰り返すことが重要となるのです!
勉強をしていて『やる気』をが下がってしまう時というのは、復習しなかったことで一度やった参考書の知識が抜けていた時が挙げられます。
反対に『やる気』が上がるときは、開いた参考書が全ができるようになった、つまりは『自分でできるようになった』『頭が良くなった』と感じる時だと思います。
そのためには、復習がもちろん不可欠です!
さらに基礎はみんなが解ける問題ですので、解けるだけでなく完成度を高めることが重要です。
その完成度を高めるためにも、復習を繰り返し完成度を上げていきましょう!
まとめ
今回紹介した、この時期にやっていけない勉強法は、
①並行して勉強する科目を増やす
②勉強のゴールを決めずに取り組む
③初手の参考書ミス
④復習をしない
以上の4つでした。
これらのことに気を付けて、この期間、受験勉強に取り組み周りと差をつけましょう!
特に高2の皆さんは春休みまでには志望校をできるだけ絞り、受験教科を決めておくことで早いスタートが切れるはずです。
勉強を始めるのに早すぎるということはありません!
やるなら今からです!!
今回紹介した内容の動画はこちら↓
武田塾では、皆さんそれぞれの志望校や学力に合わせてカリキュラムを組んでいます。
逆転合格を目指して一緒に頑張りましょう!