こんにちは! JR円町駅から徒歩1分 武田塾円町校です。
今回は新高1,2年生のために数学の基礎の部分についてどう勉強をしていけばいいかについて、参考書を紹介しつつお話ししていきます。
数学って、どうしても「才能」や「閃き」がある人にしか得意科目にならないっていうイメージはありませんか?
でも仮にそうだとしたら、そうでない人は数学を勉強すること自体が無意味だってことになりませんか??
実はそんなことありません!数学はどちらかというと暗記科目です!
このことも含めて後で詳しくお話ししていきたいと思いますね。
数学が苦手な人への参考書
多分、このブログを読もうとしてくれた人は数学が苦手なんではないでしょうか?
苦手な科目って・・・
「何から勉強すればいいかもわからない」
「自分の実力も不鮮明」
「やればいい参考書もどれかわからない」
と分からない尽くめなんですよね。
これが長い期間続くと、もう受験まで取り戻す時間がなくなってしまったり、志望校を無理やり変えなければならなくなったり。
だから、対策は早めにしておくに限ります!
というより明日から始める方が良いです!
ではまず数学の初学者や苦手な人に紹介したいのはこの2冊です!
【初めから始める数学】
【やさしい高校数学】
この2冊は数学が苦手な人はもちろん、高校に入ってから数学に挫折した人や授業についていけないという人にオススメです。
でもここで皆さんんは、書店にこの本を見に行ってこう思うでしょう。
「分厚いやん・・・」
分厚くていいんです!
むしろ基礎について書いてある参考書が薄っぺらかったら、載ってない事を確認するためにまた別の参考書を見なければいけなくなりますよ。
初学者が躓くようなことが丁寧に解説してあったり、もう書くことがないくらい細かいところまで解説が載っている参考書の方が安心して使うことができます。
英語の文法や構文の参考書でもそうですが、薄い参考書は基礎がしっかりと出来上がってから使うようにしましょう。
(基礎的な事は『知っててあたりまえ』として省略されている事が多いです。)
この2つの参考書であれば
・授業を休んでしまった人
・苦手でついていけなくなってしまった人
・一から始めようとする人
・学校よりも先に進みたい人
など、色々な人でも十分に活用できると思います。
「この参考書が私の頃もあればな~」と思いました。
凄く重宝する参考書です!
数学はどう勉強するか
数学を学ぶにあたって、まず初めに大事なことは、「用語について正しく理解しておく」ということです。
数学では「Σ」や「∫」、「sinθ」など何も知らなければ呪文のような記号が並んでいます。
まずは記号も含め、数学に出てくる用語をしっかりと確認理解しておくことが重要です。
何故なら、これらを「なんとなく」で覚えていると、応用問題を解く段階で、『なぜこういう解き方をするのか』という理由が分からなくなってしまうことがあります。
上記の参考書には「f(x)とは?」まで記載されていますので、しっかりと読み込んで理解しておきましょう。
そしたら次は問題演習です。
でもただ単に量をすればいいというわけではありません。
例えば『基礎問題精講』という参考書で二次関数の問題が20問くらい載っています。
まずは解いてみましょう。
何問正解出来ましたか??
では合っている問題はもう大丈夫なので、間違っていた問題の解答をチェックしてみましょう。
そして不明点などを「初めから始める数学」などで確認して、大丈夫だと思ったら、解答を隠してもう一度解いてみてください。
出来ましたか?それともできなかったですか?
もしかして式の暗記になっていませんか?
解答の丸暗記になっている人は試験でなると全くできなくなってしまいます。
身に覚えがある方もいるんじゃないでしょうか?
そんな人は要注意です!!
しかし数学は基本的に『暗記』です。
しかしそれは解答の暗記ではなく『解き方の暗記』です。
簡単なことで例えれば、数自分が解いた問題と数字だけが変えられていてもちゃんと解けるか、ということです。
そして数学は解法のパターンを組み合わせて応用問題を解いていくことが目標です。
問題を解く引き出しを増やし、色々なパターンに当てはめていきましょう!
パターンを増やす
ではパターンを増やす参考書を紹介しましょう。
『合格(うか)る計算』
これは計算問題集で、例題に対して計算のやり方などを中心に解説している参考書になります。
・計算が遅い
・無駄が多い
・ミスが多い
という人にオススメです。
そして数学はミスをして覚えていく教科です。
初めからすべて解ける人なんていません。
間違えて確認して自分でやり直してを繰り返し、色々な解法を身に付けていきます。
さらには解く時間も意識してみましょう。
計算を早くするために、先に時間を決めてそれに合わせて解く練習をしてみましょう。
特に数学は時間を決めずに解いていると、無駄に時間を掛け過ぎてしまうことがあります。
まとめ
数学という科目は「一度嫌いになると二度と手をつけたくなくなる」代表みたいなイメージの教科です。
しかし、パターンを増やして解ける問題が増えてきたり、出題者側の意図も汲み取れるようになると、とても楽しくなる教科でもあります。
数学の問題で小問がいくつかある場合は、基本的に順番に解けていないと、次が解けないようになっている場合が多いです。
むしろこういう問題こそ出題者が意図的に「そういった手順を踏まえて解いてほしい」という気持ちが見えてきます。
この段階になったら後はニヤリとしつつ、人に教えるような解答を書いていきましょう!
上にも書きましたが数学は「パターンの暗記」です。
より多くのパターンを身に付けて、応用問題を解けるようにしていきましょう!
そしてもう一点!
解答用紙はできるだけ丁寧に書くこと!
これは円町校の講師の解答用紙です。今まで見てきた中でもダントツにきれいな解答です。
字が汚くて減点になることもあります。
1点を争う受験でケアレスミスや、字の汚さでの減点はご法度です。
自分が学んできたことを、相手に提示する気持ちで解答していきましょう!
武田塾では、皆さんそれぞれの志望校や学力に合わせてカリキュラムを組んでいます。
逆転合格を目指して一緒に頑張りましょう!