こんにちは!
武田塾円町校です。
冬の寒さも厳しくなってきたことで受験生は本番が近づいてきていることを実感してきているのではないでしょうか。
それと同時に模試や過去問の結果に焦りを感じている人も出てきてはいませんか?
今回は、模試・過去問の結果別に、それぞれがやるべき、やってほしい勉強法を紹介します。
1. 5割以下の人
5割以下の人は、正直、共通テストをやっている場合ではありません・・
なぜかというと、5割以下以下とれていない人というのは、基礎ができていない人だからです。
原因は基礎です!
理・社でいうなら用語知識がそもそも足りていません。
インプット教材から取り組むべきです。
しかし、そうはいっても「時間がないんだよ!」となると思います。
ではどうすればいいのでしょうか。
縦にやるということが重要になってきます。
例えば、化学でいうと、化学の第一問の範囲の対策としてその範囲の講義系参考書と薄めの問題集をやり、すぐに、共通テスト・センターの過去問を使って第一問の問題だけを解いていくという形です。
全部の範囲の講義系やってから演習に入るのではなく、一つの範囲にしぼって基礎から演習までの流れをすべてする。
これが縦にやるということです!!
科目にもよりますが、このやり方で2,3時間で終わるものもあるためぜひやってみてください!!
2.5~6割の人
5~6割の人の特徴として挙げられることは、
以下の二つです。
・基礎の取りこぼしが多い
・点数の取り方がわかっていない
基礎の取りこぼしに関しては1で取り上げたこととほぼ同じです。
しかし、どこを取りこぼしているのかをまず把握しなければいけません。
また、参考書では正解率が高いけど、問題を解いたら正解率が下がるということがこの時期は多いです。
これらのことを把握するためにも、5~6割の人は大前提として
共通テストの予想問題や過去問をやる!ということが必要になってきます。
そしてそこから苦手分野や取れていない箇所を復習することも忘れないことも重要です。
次に、点数の取り方がわかっていないことへの対策です。
点数を取るには、共通テストの解き方も重要になってきます。
そこでやってほしい方法が
①時間を測って問題を解く
②終わった後、時間がオーバーしても構わないので全力で考えきる
この流れで過去問や予想問題に取り組むということです。
これは今ある知識で「どれなら解けるのか」「どうしたら解けるのか」を考え、本番の時間を縮めたり、基礎知識を使って問題を解く練習をする
ということが目的です。
時間制限内でやってみることでその時間の中で今自分ができることを把握し、
その後、時間無制限でいったら、どこがとれるのか把握。
ではどうするのかを考えていくということです。
3.6~7割の人
6~7割の人は安定させる作業が重要になってきます。
現在6~7割とれている人は、目標点まであと少しという人が多いと思います。
そして残りの後少しを、上げるための改善点として
・少ないけど取りこぼしている
・取れる問題でも時間を使いすぎている
・解けない問題に時間を使っている
というようなことが考えられます。
そのため解かなくて良い問題に時間を使わない解くと決めた問題は解き切るということが重要になってきます。
迷ったら捨てるルールを決めたり、取れると思った問題は絶対に解き切るといった練習をしていってください!
4.9割以上とれている人
9割以上とれている人は練習量をこなしていく過程でその点数が揺らぐときがあるのかを確認してみてください。
そして落としている問題に対して傾向があるのかに着目してください。
9割とれている人でも落としている問題はあります。
その問題が、それはしょうがないいうような運に左右されるような問題なのか、
そうではなく、取れるはずの問題がとれていないのか、
しっかり確認することが重要です。
5.全員に対して言えること
出来れば、時間を削ってマイナス5~10分で解くという練習をやってほしいです。
共通テストはパターン対応が今までのテストより難しくなっています。
その場で問題文を読み考えるということが必ず必要です。
この場合、少し傾向が変わると時間を消費してしまう人がおそらくいると思います。
そのため多少時間がいつもよりかかっても余裕ができるようにすることが必要となり時間を短めに練習することは必須です!
私も実際、これを経験しました・・
英語が、これまでと少し変わって出題されており、めちゃくちゃ時間使っちゃって撃沈しました。
こんなことにならないためにもぜひやってくださいね!!
まとめ
今とれている点数によって、やるべきことに違いがあります。
紹介したことを参考に、自分の状態にあった勉強法で効率よく点数アップを目指しましょう!
今回紹介した動画はこちらです↓
武田塾では、皆さんそれぞれの志望校や学力に合わせてカリキュラムを組んでいます。
逆転合格を目指して一緒に頑張りましょう!