こんにちは!武田塾円町校の岩橋です。
2020年も終わりに近づき、そろそろ本格的に過去問演習に取り組む受験生が増えてくる頃かと思います。
そこで今回は「捨て問」の考え方について注目したいと思います。
そもそも「捨て問」とは?
「捨て問」とは他の点数を取るために積極に切り捨てた問題のことを指します。
敢えて戦略的に解かない問題、と言い換えることもできますね。
ここで注意すべきなのは「捨て問」は時間を使って結果的に落とした問題ではないということです。
まず、入試で満点を目指している訳でないのであれば、どれが捨て問なのかをまず見極める必要があります。
特に難関大の入試においては満点を取ることはほぼ不可能と言えるため、捨て問を賢く見抜いて効率よく得点することが合格へのカギとなります。
では具体的にどのような問題が「捨て問」になりうるのか?
まずは、同じ受験生が解けないであろうと思われる問題です。
そして費用対効果が悪い問題、つまりその問題を解くためだけに使っていい時間を超えないと解けない問題は基本的に捨てた方が良いです。
また、武田塾で用いているルートに載っている参考書仕上げたうえで、参考書に載っていない知識を使うものも、捨て問となりうるでしょう。
「捨て問」を見極めるときは未練を残さないのが大切
特に共通テストなど試験時間に余裕のない試験では、時間を使いそうな問題は一旦捨てる覚悟をすぐにする必要があります。
どれを捨て問にするか悩む時間さえもったいないため、未練を残さず次の問題に進むのか進まないのか、出来る限り早く決めてしまいましょう。
この問題で何分かけてしまったら捨てる、という基準を設けて自分の中でルール化するのがおすすめです。
見極めを間違えるのが一番のミス!
ここまで、「捨て問」の見極め方について述べてきましたが、問題を解いていくうえで一番のミスは本来すぐに解けるべき問題を落としてしまうことです。
過去問を解いた
→捨て問だと思う問題がある
→復習
→見方を変える
→すぐ解ける解き方を発見
→実は取れる問題だった
このように捨て問かどうかの自分の判断が正しかったのか検証をすることが見極め力を伸ばすことにつながります。
ただ過去問を解いて答え合わせをするだけではなく、このような点にも注目してみましょう。
長々と述べてきましたが、入試での基本的な目標は何と言っても本番で自分が取れる一番高い点数を取ることです。
今回紹介した「捨て問」の見極め方を参考にしながら、入試本番では自分の中でのベストを目指しましょう!
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武田塾では、皆さんそれぞれの志望校や学力に合わせてカリキュラムを組んでいます。
逆転合格を目指して一緒に頑張りましょう!