こんにちは、武田塾円町校の大久保です。
進学校の生徒さんの中には高2の新人戦が終わったら部活を引退して受験勉強を始めるという方もいると思います。
またそうでなくても、高2のこの時期や秋から受験勉強を開始しようと思っている人もいると思います。
今日はそんな人が受験勉強を始めるにあたって陥りやすいミスについて話したいと思います。
受験する全教科を一度に始めようとする
例えば京都大学工学部に行こうと思っている高2がいるとします。
受験科目を調べると2次試験で英語、数学、国語、理科2科目がいるようです。
よし、全部始めよう！と思った人、ちょっと待ってください。
それは非効率です。
科目によって完成できる時間には差があります。
まず完成させるには時間のかかる科目から始めるべきだと思いませんか？
理系ならば英語と数学
文系ならば英語と国語
まずはここから手を付けるようにしましょう。
いきなり難しい問題集に手を伸ばす
京都大学を志望しているからと言ってプラチカやポレポレなどといった難しい問題集に手を伸ばすのも少し待ってください。
これらは実力をつけてから解くのであれば大きな効果を発揮しますが実力がないまま解こうとしてもほとんど意味がありません。
数学だったら学校で使っている問題集のうち今まで習った範囲がちゃんと出来るのか
英語だったら中学レベルの単語や文法は完璧なのか
といった基本的なことからまずは確認をしていきましょう。
いきなり長時間勉強しようとする
今まで学校の宿題しかやってなかったのに、受験勉強になった瞬間1日10時間とか毎日できるでしょうか？
出来るならばそれに越したことはないですが難しいでしょう。多分2，3日で心が折れると思います。
高2ならばまだまだ時間はあります。
まずは1日2時間とかでもいいので1日のルーティンの中に勉強時間を組み込みましょう。
慣れてきたら時間を増やしていくという形にすれば2，3か月後には長い時間集中力が続くようになります。
高校2年生から受験勉強をはじめるという意識は非常に良いですがこのような人はしばしば焦ってしまいがちです。
高校2年生から始めるならば受験勉強は長距離走、コツコツとペースを守って勉強しましょう。
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