こんにちは武田塾円町校です!
今回は大学共通テストの「古文・漢文」についてお話をしていきたいと思います。
2019年に行われた試行問題から、今後どういった問題が出るかを考えてみますね!
センターとの違い
基本的に与えられる文章に変化はありませんでした。
しかし、「問5」の出題形式が大きく変わりました。
その点を含めて詳しく見ていきましょう。
実際、問4まではセンター試験と同じ傾向の問題でしたので、対策自体はこれまでと同じで大丈夫そうです。
では「問5」はどんな問題だったのでしょう。
大学入試センターの「平成30年度試行調査」で問題を見てみると
長い・・・(皆さん、実際に調べてみてください!)
古文の問5では「和歌の本歌取りのテクニック」について、教師と生徒の会話形式です。
設問、選択肢共に長く、時間をかけすぎないように注意しなければなりません。
内容も、難しい・・・
これは2つの文章を見比べ、同じ出来事を違う側面から比較することが目的とみられています。
今後、どのような問題が出題されるかがわかりませんので、できるだけ問題を解いて慣れておく必要があります。
漢文の問5でも同じ教師と生徒の対話からの選択肢になります。
漢文自体の傾向は、以前と変わらず故事成語の基になった話を引用させて、別の本文と比較させて読む問題が出題されそうです。
ただし、問5のような問題が出てくるにあたって、四字熟語や故事成語の背景知識や成り立ちなどの理解も必要になってくると思います。
今までは単語や文法の暗記だけで本文を読み込まずとも解ける問題もありましたが、今後は本文自体を理解していないと難しいでしょう。
ただし、学校の勉強からは逸脱しないはずなので、教科書をしっかり読めば応用力はつくと思います。
最後に
一番大事なことは、時間内に解き終わることです。
80分で終われるように時間配分を考えないと終わらないので、以前とは同じようにできません。
古文・漢文の問5は読むのが大変なので、現代文は速読して設問の意図を理解できるようにし、早めに終わらせておく必要があります。
「現代文に時間をかけすぎて、古文・漢文が手付かずに・・・」
なんて方もよくいます。
共通テストの参考書が、分に出揃ってから時間配分も気にしつつ取り組んでみましょう!
共通テストの対策は必ずしてくださいね!
今日の内容の詳細は下の動画から!
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