こんにちは、武田塾円町校です。
みなさん、睡眠はしっかりと取れていますか??
中には寝る時間も削って勉強している人もいかもしれません。
しかし、本当にそれでいいのか??
今回は勉強に取り組む以前に、正しい生活リズムを維持する大切さについてお話します。
睡眠の大切さ
睡眠とは、脳を休めたり、心身を修復したり、記憶を整理したり、と様々な働きがあります。
また睡眠には体温を下げる働きがあり、昼間使っていた脳がオーバーヒートしないようにしています。
さらに、昼間に嫌なことがあっても、寝て起きたら気持ちが少しは和らいでいませんか?
このように、感情などの心の修復にも役立っています。
もちろん記憶にも深く関わっており、昼間苦労して覚えたことを記憶として固定されず、忘れていってしまいます。
よくあるのが「一夜漬け」
「一夜漬け」で覚えたことは、長くは記憶できません。
これは皆さん自身がよく分かってのではないでしょうか。
では睡眠のメカニズムについても触れておきます。
「レム睡眠」
「ノンレム睡眠」
この言葉は聞いたことがあると思います。
実際に「レム睡眠」は体を休ませる、「ノンレム睡眠」は脳を休ませる睡眠です。
そしてこの「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」は90~120分毎に繰り返しています。
この1回の睡眠の中で繰り返される「ノンレム睡眠」では、前半で新しい記憶を固定するための準備を行い、後半ではそのプロセスを思い出す「記憶の固定」や「記憶の関連付け」を行う働きがあります。
一方、「レム睡眠」ではいつ、どこで、何が、といった「エピソード記憶」を固定したり、「思い出す」といった索引をつける働きがあります。
このように、睡眠中は、脳と体が交互に休息しながら、記憶の整理を行っています。
つまり、「レム睡眠」「ノンレム睡眠」は、記憶を固定するために不可欠であり、睡眠時間が短いと、このプロセスが短くなり、せっかく勉強したことも身に付かずに忘れていってしまうことになります。
しっかりと睡眠をとるために
寝る直前までスマホを触っている人はいませんか?
体内時計は光に強く影響されます。
強い光を視ることで興奮状態になり、睡眠が阻害されます。
寝る前のスマホはなるべく控えるようにしましょう。
また可能であれば、平日問わず、食事や就床・起床時間を一定にすることがオススメです。
入浴も寝る3時間前には済ませておくことで、体温を下げてから睡眠に入るほうがよく寝れます。
結構単純なことなのですが、普段から生活リズムを整えておくことはとても大事なことです。
特に受験前はプレッシャーがかかります。
精神面を支えてくれるのは、普段の行動です。
勉強面だけでなく、生活面でも心構えをしておくことで、気持ちも大きく変わってきます。
万全の体制で試験に臨めるように、普段から体調管理をしっかりしておきましょう!
これらの詳しい内容は、医学部や薬学部、生命科学部といった、分野でも勉強することができます。
もしこういった生命に関する事に興味があれば、目指してみてはいかがでしょうか。
大学受験の逆転合格を目指す!
【武田塾 円町校】(JR円町駅徒歩1分)
〒604-8463
京都府京都市中京区西ノ京円町6-1 ブーケビル 3階
TEL:075-406-5705