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【過去問】満点じゃなくていい!目標点数に照準を合わせよう!

【過去問】満点じゃなくていい!目標点数に照準を合わせよう!

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この記事は約5分で読めます。

こんにちは!

京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校です!

痛みを感じるほどの寒さが数日続いており

外に出るだけでも覚悟が必要なこの頃ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回のブログでは、過去問演習について

特に目標点数をきちっと意識して取り組もう

というお話をさせていただきます。

受験生の皆様は毎日過去問演習を続ける日々かと思われますが

その際に自分が取るべき点数を意識できておりますでしょうか。

また、春になれば受験生となる高2生の皆様は

過去問演習というものを具体的にイメージできていますでしょうか。

もし、あまり点数を念頭において演習ができていない・過去問演習のイメージが湧かない

ということでしたら

今回のブログをぜひ参考にしてみてください。

それでは、早速見ていきましょう!

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満点を目指すな!

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さて、表題にも書いてあります通り

過去問演習においては

がむしゃらに満点を取ろうと勉強するのはあまり得策とは言えません。

もちろん、本番で満点もしくはそれに近い点数を取ることを

目標にされている方は除きますが

例えば本番で7割を取ろうと思っている方が10割を目指して

勉強するのは戦略としては避けたいところです。

この理由について、まずは説明いたします。

例えば、自分の志望校に受かるためには共通テスト数学で

7割ほど得点しなければならない、という受験生がいます。

彼は、今のところ演習で大体6割前後の得点をしており

あと1割の差を埋めるために

「一度間違えた問題は二度と間違えない」という信念のもと

全問題を完璧に理解まで復習をやめない、という勉強法を続けています。

さあ、彼の勉強法の改善点はどこにあるでしょうか。

一見何の欠点もない勉強法に見えますが、ここに受験生が陥りがちな点があります。

彼の勉強法の改善点、それは、

「全問題を完璧に理解するまで復習をやめない」

という点です。

これ、例えば武田塾のルートにある基礎問題精講などに

取り組む際はこの勉強法で全く問題ないのですが

過去問演習の際には気を付けなければならない点があるのです。

それが、

「全問題ではなく、正解するべき全問題」

を完璧に理解する方針を取るというポイントです。

共通テスト数学に戻って考えてみましょう。

彼の今の点数は6割前後

つまり、各大問の中盤辺りが解けたり解けなかったり

という状況でしょう。

これに対して彼の目標点数は7割ですので

現段階で完成度が微妙な中盤辺りの問題を確実に得点できるようになり

プラスアルファとして得意な分野で数問正解すれば十分到達出来るレベルです。

ここで押さえておきたいのが

「各大問最後の問題は全てミスしたとしても7割には十分届く」ことです。

共通テスト形式の数学の問題を解いたことのある方なら

共感いただけるかと思いますが

各大問の最終問題はほかの問題に比べて

頭一つ抜けて難問であることがほとんどです。

それゆえ、この最終問題たちは

たとえ解説を見ながらであったとしても

その解法を理解することすら難しい、というケースが往々にしてあり得ます。

本番で9~10割を目指すような受験生はこのような難問にも立ち向かう必要がありますが

彼の場合は目標が7割ということなので

このような問題を全て間違えたとしても

他の基礎~標準レベルの問題を完璧に得点できれば余裕で目標点数に到達できます。

よって、今彼がすべきことは

超難問の最終問題を時間をかけて理解することではなく

中盤の正解すべき問題を、類題なども解きながら確実につぶしていくことであると分かります。

少し長くなってしまいましたが

過去問演習ではこのように

まず「正解すべき問題」と「間違えても耐える問題」に

振り分けてから復習の時間の使い方を考えていく必要があります。

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目標点数から逆算しよう!

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さて、今までのお話から分かる通り、過去問演習を行う際に大切なのは、

目標点数を念頭に置いて取り組む

ことです。

もちろん、初めて過去問に取り組むような段階の場合

こういった目標を設定することは難しいと感じられるかもしれませんが

そのような場合も、ネットで合格最低点を調べて

それ+0.5割の点数を各教科で目指す

くらいの単純なもので構いませんから

目標設定をしてみてください。

これをするだけで、復習の際、

「この問題はさすがに取れなくても大丈夫か」

「この問題は取れないとまずい」

といった復習のレベルの指標になるため

勉強の効率を大幅に上げることができます。

またそれと並行して

各教科の難易度に沿ってそれぞれの目標点数を微調整していけば

毎回の演習で目標点数の精密さも上げることができるため

一石二鳥です。

さらに、例年同じような形式で出題される過去問・入試本番においては

このような

「正解しなければならない問題か否か」という毎回の経験則が

各問題にかけるべき時間配分などにも直結してきますので

単に復習の効率を上げるということだけではなく

問題を解いている時においてもその効率を上げることができます!

大学入試はとにかく具体的な戦略に基づいて勉強した者が勝ちます。

ぜひ自分の目標点数をしっかり定めて毎日の勉強・演習に取り組んでみてください!

まとめ

いかがだったでしょうか!

今回のブログでは、過去問演習やその復習における問題の取捨選択といったものをテーマに

お話させていただきました。

通常の参考書・問題集などを用いて勉強する際には

「一度間違えた問題は二度と間違えない」

「その本に書いてある問題は全て解けるようにする」

という方針が大前提となってきます。

もちろん私も校舎で生徒を指導する際にはいつもこのように伝えているのですが

それを真面目に実行してくれる生徒ほど

今回のような非効率的な過去問演習に陥ってしまうように感じたため

今回のブログを書かせていただきました。

問題の取捨選択、という観点を初めて意識したという方は

ぜひ今日からでも過去問演習にこの視点を活用してみて下さい。

入試本番まで寒い日が続きますがく

れぐれも体調には気を付けて毎日の勉強に取り組んでください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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