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【記述問題】字数制限のない記述問題、どこまで書けばいいの?

【記述問題】字数制限のない記述問題、どこまで書けばいいの?

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この記事は約5分で読めます。

こんにちは!

京阪「出町柳駅」から徒歩2分のところにある、学習塾・予備校の武田塾出町柳校の武田塾出町柳校です!

今回のブログでは、特に二次試験において多く出題される

記述問題についてお話していきたいと思います。

明確に答えが定められている語句問題などと違い

何をどう書いたら良いのか、から考えなければならない記述問題は

受験においても難易度の高い出題形式になります。

そして、この記述問題は、出題される形式の観点から、2種類に分けることができます。

・字数制限のある問題

・字数制限のない問題

の2つですね。

今回のブログでは、後者の「字数制限のない問題」の対策について

考えていきますので、是非最後まで読んでいってくださいね!

それでは、一緒に見ていきましょう!

 

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字数制限のない問題はどこが難しい?

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さて、記述問題を分類する視点として

字数制限の有無というものを挙げましたが

どちらが難しそうに思われますか?

字面だけ見ると、「制限がある」方が明らかに難しそうに思われるのではないでしょうか。

しかしながら、これがそうとも限らないのです。

たしかに、字数制限のある問題では

「せっかく書いたのに1字余ったから削らなきゃいけない、、、」

といったような場面に遭遇することが多く

そういった煩雑さで言えば、制限がある方が圧倒的に厄介になります。

ですが、そういった作業的な煩雑さではなく

内容について考えるとどうでしょうか。

「20文字で書け。」「100文字で述べよ。」といった指定があることから

何をどれくらい書けばよいのか

おおよその見当をつけられる、といったメリット

字数制限により生まれるとも考えられます。

一方、制限がない場合、この、何をどのくらい書けばよいのか

という見当をつけることが難しくなってしまうことが多いです。

したがって、「要素が足りない」等の理由によって減点をされやすいのも

字数制限がない問題のほうが多くなってしまう、というのもまた事実です。

ではこれに対し、どのように対処すればよいのか

簡単かつ実践的な方法を、次項以降でご紹介いたします。

出題者の意図を汲み取ろう!

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記述問題に限らず、受験では

出題者がなぜこの出題をしたのか

受験生のどのような能力・知識を問いたいのか

という「出題者の意図」を汲み取ることも学力のうちの1つと言えます

そこで、この項では、問題用紙と解答用紙のどこから

それを汲めば良いのかについてご説明いたします。

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解答欄の大きさをチェックしよう

これが最も簡単な視点になります。

模試等を受けたことがある人なら

同じ「字数制限のない記述問題」であっても

解答欄の大きさがまちまちであることをよく経験されているかと思います。

あれはまさに

「この欄がある程度埋まるくらいは書いてくれよ」

という出題者からのメッセージなのです。

そして、その求める量が問題によって異なるからこそ

解答欄の大きさがバラバラになっているのです。

字数制限がない場合、ただの長方形が書かれているか

もしくはそれに罫線つきで書かれているかのどちらかだと思われますが

どちらの場合も、その大きさに対して

「常識的な字の大きさでちょうど埋まるくらい」を目指して書きましょう。

(罫線がある場合は、少なくとも全行埋まるくらい)

また、個別に大学の対策をする場合は

経験則的に、「この大きさなら大体何字書こう」という定説がある場合もありますので

ぜひ自分の受ける大学について調べてみてください!

(参考:京都大学の国語では、罫線1行につき、30字前後くらいと言われています。)

問題文に指示はないか?

字数についての指示はなくとも、他の指示はないか探してみてください。

「簡潔に」「○○について触れながら」といった指示はないでしょうか。

これらも、記述する内容を検討する上で重要なヒントとなります。

特に、「簡潔に」と書かれている場合

極端に冗長な記述は減点対象になり得ますので

問題文の細かい指示にもきちんと気を配りましょう。

出題のテーマから考えよう

問われているテーマからも、書くべき分量をおおよそ推測することができます。

たとえば、生物では、B細胞と呼ばれる細胞が関与する、「体液性免疫」なるものがあります。

ここで、2つの問題文を考えてみましょう。

 

問 B細胞の働きについて記せ。

問 体液性免疫とはどのようなものか、述べよ。

 

いかがでしょうか。

対象とする範囲が広い後者の方が、触れるべき要素が多く

書くべき分量も必然的に多くなることがわかるのではないでしょうか。

受験勉強を既にある程度なされている方なら

「当然だろ」と言われることかもしれませんが

記述問題に慣れていないうちは、意外とこの感覚を得られず

長すぎ・短すぎな答案を作ってしまうことも多いので、今一度確認してみてください!

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分量に見合った答案を書こう!

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前項では、書くべき分量の見極め方をお話ししました。

分量がおおよそ分かったら、あとは書くべきキーワード等を繋ぎ合わせ

推定される分量を含め出題に適合する形に記述していきます。

この過程についても書くと、ブログが非常に長くなってしまいますので

この項では割愛いたします。

この項では、本ブログのテーマである「記述量」について

解答の分量調節のコツ・注意事項をお話したいと思います。

字数が少なすぎる!

記述をしていった結果、解答欄がスカスカになってしまうこともあります。

この場合思いつく対策として、

まだ書いていない要素がないかチェックし、あれば書き足す。

というものがありますが、この際気を付けてほしいのが、

その要素が余分ではないか、ということです。

書き足した要素が余分

すなわち、書くべきポイントとして採点基準に含まれていない場合

加点されることはない一方、その要素にミスが含まれていたら

その際は容赦なく減点を食らう事になります。

よって、字数が少なく感じられるからと言って、安易に書き足しを行うのは控えましょう。

字数が多すぎる!

逆に、字数が多すぎて解答欄の大きさ等にそぐわない場合もあるでしょう。

その場合は、

まず曖昧・冗長な表現を削る

それでも不十分なら、要素に優先順位をつけ、低いものから削る

といった対策を行いましょう。

とくに1つ目のものは

「簡潔に」と指定されている場合は要チェックです。

ただしこの際、記述における論理の進め方に支障がない範囲で表現を変更する

ということに十分注意を払いましょう。

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最後に

いかがだったでしょうか!

今回は「字数制限のない記述問題」について対策をご紹介しました。

まだまだ暑い日が続きますが、健康にはくれぐれも気をつけて

毎日の勉強に励んでいってください!

では!

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