はじめに
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この記事では、「分野別2次試験対策」として、英語の和訳問題および日本語説明問題の対策方法について解説していきます!
2次試験の英語について対策をしていきたいという方、和訳問題や日本語説明問題を解くにあたってのポイントを知りたいという方はぜひご覧ください!
また、この記事でお話している内容については武田塾チャンネルの動画でもお伝えしていますので合わせてご覧いただけると幸いです。
「和訳」の分野別対策で重要なこと
英語の和訳および日本語説明問題は国公立大学を志望している方にとっては避けては通れないものとなっています。
和訳問題は日本語に直すというだけでも減点となってしまうことが結構多いので、今からご紹介するポイントを理解してなるべく減点されない解答を作成できるよう頑張りましょう!
ここからは和訳問題を解くにあたって重要なポイントをご紹介していきます!
ポイント1:知識を入れておく
和訳において重要なポイント1つ目は、「知識を入れておく」ということです!
和訳の問題では単語・熟語・フレーズの知識が問われます。
この部分は大前提として持っている必要があるでしょう!
文章を読めば何とかなると思っている方もいるかもしれませんが、そこまで甘くはありません!
しっかりと英語の語彙を身に付けておく必要があります!
ポイント2:構文を理解する
ポイント2つ目は、「構文を理解する」ということです!
和訳問題では文構造をしっかりととれているかが重視されるため、構文をしっかりと学習しましょう!
近年の国立大学では、ルールがしっかりとわかっている解答が欲しいという大学が多いので、パズルとして構文を理解しているかが問われます。
その中でもよく出題される問題が「要素の分離」という形で、東大では動詞+A as B の as B が離れているという形が多く出題されています。
このように要素が離れている文章でも、それをしっかりと見抜いて訳すことができるという力が必要になっています!
ポイント3:文脈を理解する
ポイント3つ目は、「文脈を理解する」ということです!
訳語は文脈があって初めて決まるので、文脈に応じた単語の意味にする必要があります!
また、thisなどの代名詞がさしているものを明らかにして訳しなさいという形式で問題が出題される大学も多いです!
代名詞は文脈を理解していないと何だかわからないので、しっかりと理解できるよう学習を進めましょう!
意訳がどの程度まで必要かは過去問を見て判断する必要があります。
九州大学や東京外国語大学などでは和訳問題の模範解答が公開されているので参考にしましょう!
どの程度の訳をすればいいかは調べておくのもポイントです!
和訳と日本語説明問題の違い
ここまでは和訳の問題を解くにあたってのポイントをお伝えしてきましたが、この記事をご覧の方にも和訳と日本語説明問題の違いがいまいちわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本語説明問題も和訳と同様に「訳す」という作業が必要なのですが、それに加えて「探してくる」という作業も必要になります!
和訳は下線部をただ訳せばいいという問題ですが、日本語説明問題ではそう簡単にはいきません!
ここからは、日本語説明問題を解く際に重要なポイントについてお話していきます!
「日本語説明」の分野別対策で重要なこと
ポイント:下線部以外にある答えを探す力を身に付ける
ポイントは、「下線部以外にある答えを探す力を身に付ける」ということです!
先ほども書きましたが、日本語説明問題は和訳と異なり答えが書いてある場所を「探してくる」という作業が必要になります!
和訳よりも作業が増えるため、問題のレベルが上がることが多いです!
日本語説明問題は読めないと話にならない形式であり、完全に文脈を意識しなければ解くことができません!
また、厄介な問題としては答える部分が複数個所あったり離れていたりする場合があり、下線から離れているので見つけるのが大変という場合や複数個所を合わせて1つの解答を作るのが大変という場合もあります。
また、注意する点として「下線部の表現と混ぜて訳す」という形式で出題されることもあるので気を付けましょう!
例としては、下線部の文章を説明するときに代名詞と下線部の内容を結び付けて一緒に和訳をするという問題が出題されます!
代名詞が指している内容を答えるだけでは完全解答にはならないので注意が必要です!
日本語説明問題は基本どこの大学でも難しめの問題が出題されますが、特に慶応大学文学部や京都大学、一橋大学などはかなりハイレベルな問題が出題される傾向にあります!
日本語説明問題は問題の性質上、和訳の力を身に付けておくということが前提となります。
なので、日本語説明問題に取り組む前に和訳がしっかりとできるように学習しておく必要があります!
ただし、和訳問題ができるからと言って日本語説明問題ができるというわけではないので気を付けましょう!
「和訳・日本語説明」の分野別対策でおすすめの参考書
ここからはおすすめの参考書をご紹介していきます。
まず和訳問題ですが、こちらは駿台の『英文和訳演習』という参考書が使いやすいのでおすすめになります。
日本語説明問題は参考書を使うというよりも各大学の過去問を用いて学習を進めるのがおすすめです!
今回のまとめ
今回は2次試験対策として英語の和訳・日本語説明問題の対策方法についてご紹介してきました!
ポイントは以下の通りになります!
和訳問題
知識を入れておく
構文を理解する
文脈を理解する
日本語説明問題
下線部以外にある答えを探す力を身に付ける
和訳と日本語説明問題はどの大学も難しめの問題が出題される傾向にあります。
また、英作文も含めた記述式の解答の場合は質問にしっかりと答えた解答にすることが大前提となりますので、対応できるだけの力を身に付けておきましょう!
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