はじめに
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この記事では、共通テスト予想問題集の出版社ごとの違いについてご紹介します!
今回は定番の問題集である、駿台・河合塾・Z会の3社から出版されている予想問題集についてそれぞれの特色も交えながらご紹介していきます!
共通テスト予想問題集の種類
共通テスト予想問題集は多くの出版社から発売されており、今回メインでご紹介する河合塾・駿台・Z会の3社に加えて、代ゼミから出版されている『共通テスト実戦問題集』(通称:白本)や東進から出版されている『共通テスト実戦問題集』(通称:黄緑本)もあります!
ここからは、河合塾・駿台・Z会の3社から出版されている予想問題集の特色についてご紹介していきます!
河合塾の共通テスト予想問題集
河合塾からは『共通テスト総合問題集』シリーズが出版されています。
通称では「黒本」と呼ばれています!
この参考書では、過去の共通テスト2回分(2023年版では2022の本試験と2021の第1日程)に加えて、河合塾の模試過去5年分が収録されています!
河合塾の模試が収録されているため、浪人生の方で河合塾の模試を受験したことがあるという場合には初見の問題とはならない点には注意が必要です!
今回比較する3社の中では難易度は1番低いレベルとなっていますが、駿台・Z会の2社の参考書が難しめとなっているためであり、河合塾の問題集はあくまでも標準レベルとなっています!
ただ、2022年の共通テストは全体的に難化したため、河合塾の予想問題のレベルを超えてくるような出題もありました!
河合塾からは『共通テスト総合問題集』と別で共通テストとセンター試験の過去問が収録されている『共通テスト過去問レビュー』シリーズも発売されています!
河合塾の予想問題集の強みとして、各回の模試の平均点や得点に応じた偏差値などが掲載されており、必要な目安が詳しく載っているという点があります!
これによって、問題ごとの難易度がわかるうえ、平均点の表と自分の成績を照らし合わせることができるため、自己判断がしやすいデータを収録していると言えるでしょう!
駿台の共通テスト予想問題集
駿台からは『共通テスト実戦問題集』シリーズが発売されています!
通称では「青本」と呼ばれています!
こちらの参考書では、過去の共通テスト2回分(2023年版では2022の本試験と2021の第1日程)に加えて、オリジナルの予想問題5回分(うち2回は前年の問題集と共通しているもの)を収録しています!
過去の共通テスト2回分が収録されているという点は先述の河合塾の予想問題集と同じですが、予想問題のうち3回分は駿台が作成している完全オリジナル問題となっている点が異なる点となっています!
駿台の予想問題集は直近の共通テストをかなり意識して作成されているため、レベルも最新の共通テストのレベルに相当するレベルとなっており、今回比較する3社の中では真ん中のレベルに該当します!
そのため、本番のレベルを確かめたいという方にとってはおすすめの予想問題集といえるでしょう!
センター試験の時代は駿台の予想問題集は難しすぎる(英語では過去問で9割取れるという人が7割~8割になってしまうというほど)というイメージがあったのですが、共通テストが難化したことも踏まえると程よい難易度になったと言えるでしょう!
駿台からは過去問の販売はありません。
Z会の共通テスト予想問題集
Z会からは『共通テスト実戦模試』シリーズが発売されています!
通称では「緑本」と呼ばれています!
こちらの参考書では、過去の共通テスト2回分(2023年版では2022の本試験と追試験)に加えて、オリジナルの予想問題6回分(科目によっては5回分)を収録しています!
先述の河合塾・駿台の予想問題集と異なり、過去の共通テスト2回分として追試験の問題が含まれています!
また、オリジナル予想問題が先述の2社と比べて1回分多いというのも良さの1つになるでしょう!
ただし、オリジナル予想問題は全てが最新の問題というわけではなく、過去の予想問題を繰り返し使用している部分もあります!
Z会の問題集は科目によってばらつきがあるものの難易度が高めに設定されており、高得点(9割程度)を狙いたい人や河合塾・駿台の問題集ですでに高得点が取れているという人におすすめの問題集となっています!
(先述の駿台に比べると少しだけ難しいというくらいの難易度になっています)
Z会も河合塾同様に予想問題集とは別で過去問集も発売されています!
結局どこがおすすめなの?
ここまで3社の予想問題集をご紹介してきましたが、結局どこがおすすめなのかをずばりお伝えします!
結論としては、
「駿台」→「Z会」の順番で取り組むのがおすすめです!
まず、駿台の『共通テスト実戦問題集』が1番最初に優先的に着手したい予想問題集となります!
理由としては、本番のレベルに最も近くオリジナル問題も収録されており、受験生の方々がこれから受けていくという前段階として駿台の予想問題集が最も適切な参考書となっているからです!
ただし、駿台1冊で終わらせるという考え方はせずに、あくまでも2冊目のZ会の予想問題集まで含めて取り組みましょう!
こちらの理由としては、昨年(2021年)全ての予備校で言われていた「共通テストは難しい科目があった」ということが今年も起こり得るかもしれません。
実際にふたを開けてみると難化したという科目や問題がある可能性は非常に高いです。
そのため、駿台の予想問題集だけでは不足するという部分を補うためによりレベルの高いZ会の予想問題集にも取り組みましょう!
それでも時間的に余裕があるという場合には代ゼミや東進などから出版されている予想問題集に取り組むという選択肢もあります!
今回のまとめ
今回は河合塾・駿台・Z会の共通テスト予想問題集についてご紹介していきました!
ポイントは以下の3つです!
予想問題集は駿台→Z会の順番で2冊取り組むのが最適!
予想問題集は多くの出版社から出版されているので時間に余裕があれば取り組んでみよう!
科目によっては難化することも想定して本番に備えよう!
共通テストに向けてベストを尽くせるよう勉強に取り組んでいきましょう!
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