はじめに
こちらのブログをご覧の皆さんこんにちは!
JR千歳線千歳駅から徒歩2分、武田塾千歳校です!
早いもので12月も終盤に差し掛かり、共通テストまであと1ヶ月弱となりましたが、受験生の皆さんはしっかり勉強時間を確保することはできていますか?本番を直前にして緊張している人や志望校をどうしようか悩んでいる人、日々の学習に不安を感じている人もいるかもしれませんね。
この時期の不安というのはどの受験生も避けては通れないものです。とにかく大切なのは毎日勉強を続けること!とにかく自分を信じて一生懸命勉強に取り組んでみてください!
私たち、武田塾は、様々な不安を抱えつつも受験勉強に一生懸命取り組んでいる人たちの支えになれたらいいなと思っています!
武田塾千歳校では、随時無料の受験相談も行っておりますので気になった方は、ぜひ相談してみてください!
さて突然ですが、皆さんは数学の参考書である「数学標準問題精講シリーズ」はご存じでしょうか?
実際に使ってみようと考えている人もいるのではないでしょうか。
そこで、今回のブログでは実際に「数学標準問題精講シリーズ」を利用して東京大学に合格した武田塾の講師の体験談を織り交ぜながら、「数学標準問題精講シリーズ」の特徴や難易度について、現役の東大生にインタビューする形で説明したいと思います。
また今回の内容は、武田塾チャンネルでも詳しく説明されていますので併せてご覧ください!
現役の東大生も使用していた「数学標準問題精講シリーズ」!
今回、現役東大生の武田塾の講師に「数学標準問題精講シリーズ」との出会いについて聞いてみました!
「数学標準問題精講シリーズ」を始めたきっかけは?
受験生の当時、塾に通っていて、東大クラスの先生からは「お前たちは東大に行くのだから『数学上級問題精講シリーズ』をやりなさい」とオススメされました。
ちなみに「数学上級問題精講シリーズ」は今回紹介する参考書の1つ上のレベルの参考書です。
言われた通り購入して解いてみましたが難しすぎて挫折してしまったところ、先ほどの塾の先生から「上級問題精講シリーズ」の妥協案として「数学標準問題精講シリーズ」を勧められたので、取り組むようになりました。
ちなみに「上級問題精講シリーズ」は東京大学を受験する中でも上位層が取り組むような極めて難しい参考書であるため安易に手を出さないほうが良いでしょう。
「数学標準問題精講シリーズ」の難易度は
「数学標準問題精講シリーズ」は題名に「標準」と書いてありますが、決して標準レベルの参考書ではありません。難易度は旧帝国大学の入試問題レベルです。
「数学標準問題精講シリーズ」を始めた際の成績ですが、通常の模試の場合偏差値はおよそ60程度、東大模試だと偏差値はおよそ40(20点/120点)程度で東大レベルには歯が立たないレベルでした。
「数学標準問題精講シリーズ」に取り組むのにオススメな人は始める時点での数学の偏差値が60以上の人で難関大学を志望している人です。
「数学標準問題精講シリーズ」のオススメポイント
まず、「精講」と呼ばれる部分に公式の確認から問題を解く際の手順がしっかりと書かれています。
そして解くための模範例を示してくれており、解くためのプロセスとなる一歩目からしっかりと解説してくれています。
数式の部分を丁寧に矢印で整理してくれているので解き方の手順を詳しく学ぶことができます。
一般の問題集では「問題」と「解答」に分かれており、解答にはただ実際の答案が連なっているだけの状態で式がいっぱい掲載されていることが多いと思います。
不十分な解答・解説の問題集を使用したとしても、数式を目で追うだけで理解できずに終わってしまう可能性が非常に高いです。
その点、「数学標準問題精講シリーズ」は一つ一つの操作を言語化してくれているので、解説が非常にわかりやすいです。
確かに「数学標準問題精講シリーズ」に掲載されている問題自体は難しいのですが、解説を読むことで理解しやすい構成になっています。
「数学標準問題精講シリーズ」vs「1対1対応の演習」
「数学標準問題精講シリーズ」は掲載されている問題のレベルから「1対1対応の演習」とよく比較されることが多いです。
「1対1対応の演習」は掲載されている問題と同じくらい解説が難しいですが、
「数学標準問題精講シリーズ」は問題の難易度に対して丁寧な解説が掲載されており、読むだけではなかなか伝わらない式の意味までしっかりと解説してくれています。
「1対1対応の演習」は厚さが薄く、一見取り組みやすそうなのですが、それは解説が少ないからです。
「1対1対応の演習」に取り組んでみたけど難しかったという人は「数学標準問題精講シリーズ」にチャレンジしてみてください。
「数学標準問題精講シリーズ」の注意点
「数学標準問題精講シリーズ」はⅠA・ⅡB・Ⅲの3冊が発行されていますが、3冊にはレベル差があります。
中でも数Ⅲの標準問題精講は他の2冊に比べると非常に難易度が高いので、無理に取り組まなくても良いのかもしれません。
また、問題自体の難易度が高いので何周も取り組むようにしましょう。
解説がわかりやすいので1周取り組んだだけで理解できるかもしれませんが、実際に解けるようにはなってない可能性が高いです。
自力で解くことができる段階まで何度も何度も繰り返し取り組んでください。
今回のまとめ!
今回のブログでは「数学標準問題精講シリーズ」について説明しました!
以前は武田塾の参考書ルートにも採用されていましたが、難易度が高いため現在ではルートからは除外されています。
実際、MARCH・関関同立レベルを志望する人にはオーバーワークです。
しかしこの参考書の魅力はなんと言っても解説の詳しさです!
偏差値が60以上で早慶や旧帝国大学志望の人にオススメの参考書です!
何度も何度も繰り返し解いて、数学を入試の本番の武器にできるように取り組んでみてください!
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