【2次試験対策】現代文の記述問題で理想の答案を作るコツ
こんにちは!綾瀬駅から徒歩一分、武田塾綾瀬校です。
今回は、2次試験の国語対策についてお話をします。
文章を読むときの注意点
本文を読むときには、印をつけることを意識しましょう。
・大事な部分:傍線 ・しかし・だから等の接続詞:逆説は▼・順接は▲ ・逆説+大事な部分:波線 ・逆説のさらに逆説つまり傍線部の内容、しかしはじめと状況が異なる場合など:二重線や点線 |
本文に書いてあることに合わせて使い分けながら印をつけることが大切です。
本文が言いたいことは何かを咀嚼しながら読み進めてみましょう。
文章を読み終わったときに考えること
読みながら、また読み終わったときに、この文章やポイントが問題になりそうだなとある程度予想しておくとやりやすいです。
読んでいるときに付けた印部分やその前後を参考に問題のタイプを考え、解答の目処を立ててみましょう。
1回目の読みの時は解答の目処を立てるだけにして、いきなり良い解答を考えよう!問題を解こう!と思わなくて良いです。
答案の作り方
傍線部を分解して考える
まずは、記述模試の採点基準に沿って傍線部を2,3個に分解してみましょう。
そこで分けたパーツを分かりやすい言葉に言い換えたら良いのか、または流れを整理しながら解くのかを吟味して答案を作ります。
この作業で大切なことは採点基準ですね。
武田塾でおすすめしている現代文の参考書は、『国公立標準問題集 CanPass 現代文』や『得点奪取 現代文』です。
上記のような参考書を活用して、採点基準について学習してみてください。
採点基準を意識して答案を作ることで、理想の答案ができると思います。
過不足なく書く
傍線部を分解した後、いよいよ言い換えを考える際に「いっぱい書いておけば点数になるでしょ!」と思って書きすぎてしまう人はいませんか?
字数制限のある問題を解く際、1つのパーツに詰め込み過ぎて『過』が生まれた場合、どこかのパーツには『不足』が生まれてしまいますよね。
どのパーツもできるだけコンパクトにまとめ、自分の表現に落とし込んで書くことが大切です。
字数のコントロールができるようになったとき、国語を極めし者の道が開かれますよ!!
下書きをする
傍線部を言いかえする問題では特に下書きをしなくても書けると思います。
しかし、先にも述べたように二重線や点線を引いた論理構造が複雑な文章も出てきます。
そのような場合は、本文から入れたい内容をとりあえず書き出してみて、後から不要な部分を取り除き解答用紙に書き込んでいきましょう。
答案を書く前に下書きをすることで精度の高い答案をつくることができます。
正しい日本語の文章で作る
下書きをして、大切なポイントだけを詰め込んだ答案にすると、日本語になっていない文章が生まれる場合があります。
大事なところをただ入れれば良いわけではなく、整理をして書かないと点数はもらえません!!
本文を読んだ自分自身は前提を理解しているのでわかるけれど、なにも知らない人には伝わらない文章になっている可能性があります!!
きちんと読み返して、全く内容を知らない人が読んでも伝わる文章になっているかを気を付けてみてください。
まとめ
過不足がない答案にしよう! 知らない人にも伝わる文章にしよう! 採点基準を研究しよう! |
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