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新高1必見!! 2025 年 新課程入試 共通テスト科目について

こんにちは。【日本初!授業をしない武田塾】芦屋校です。

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武田塾芦屋校へのメールはashiya@takeda.tvまで。

現在高校1年生のみなさんは、「新課程入試」を受験する初めての学年になります。

新課程は、旧課程とどのように違うのでしょうか。

高校の授業や教育課程に関することは学校の先生にお任せすることにして、

今回は、武田塾芦屋校の視点から、共通テストに関わる部分についてまとめてみました。

※共通テストとは、ほぼすべての受験生が受験する、非常に重要な大学入試のテストです。

 

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国語

共通テストの国語については、「国語」という1科目のみで変化はありません。

ただし、出題内容に変化がある可能性は十分あります。

必履修科目の「現代の国語」は実社会での言語活動に必要な国語能力を含む、論理的な文章や実用的な文章、「言語文化」では日本言語文化を深める狙いで、近代以降の文章や、古文、漢文、小説、詩歌を学ぶことになっています。

現行の問題の小説、古文、漢文が「言語文化」に詰め込まれてしまったことや、「現代の国語」の実用的な文章のあからさまな出題が今は見られないことから、何らかの変更や調整は起こると考えられます。

 

地歴公民

中学校で社会と呼んでいたものは、地理歴史と公民に分かれます。受験では、しばしばまとめて地歴公民とか、単に社会とか呼ばれます。

新課程の共通テストでは、非常にややこしい6つの科目が準備されます。

・「歴史総合」

→日本史と世界史の近代史以降の融合された科目である。

・「地理総合、地理探求」

 →現在の「地理B」のようなもので、地理を深く学習した生徒が選択すると考えられる。

・「歴史総合、日本史探求」

 →現在の「日本史B」のようなものに、「歴史総合」レベルの世界史を加えた範囲の出題という感じ。日本史を深く学習した生徒が選択すると考えられる。

・「歴史総合、世界史探求」

 →現在の「世界史B」のようなものに、「歴史総合」レベルの日本史を加えた範囲の出題という感じ。世界史を深く学習した生徒が選択すると考えられる。

・「地理総合、歴史総合、公共」

 →非常に複雑なシステム。地理総合、歴史総合、公共の3題が出題され、うち2題を選択解答する。地歴公民の2科目めとして使う場合、内容が重複しないように選択できる問題が制限されるシステムになっている。

・「公共、倫理」

 →現在の「現代社会」と「倫理」を合わせたような感じになると考えられる。

・「公共、政治経済」

 →現在の「現代社会」と「政治経済」を合わせたような感じになると考えられる。

 

数学

数学Cの新設にともない、実質的には、「数学I・A」・「数学Ⅰ」が据え置きで、「数学II・B」は「数学II・B・C」に変更になる。なお、旧課程の「数学Ⅱ」「簿記・会計」「情報」は新課程から無くなった。

現行の数学II・Bと比べて、数学II・B・Cの場合、「確率分布と統計的な推測」「複素数平面」「平面上曲線」という分野を選択する人が増えるかもしれない。これらは、対策情報が少ない分野なので、学校の授業はとくによく聞いておくと良いと考えられる。

・「数学I・A」

→従来「場合の数と確率」「整数」「図形」の3項目から2項目選択だったが、新課程では「図形」「場合の数と確率」の2項目で、全て回答する方法になる予定である。

・「数学B]

→従来は「数列」「ベクトル」「確率分布と統計的な推測」の3科目から2科目選択だったが、新課程では、「数学C」が増えたことで、「数学B]から「数列」「統計」の2科目と、「数学C]から「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」の2科目の計4科目から3科目選んで受験することとなる。

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理科

これまで基礎科目は「物理基礎」「生物基礎」「化学基礎」「地学基礎」と分けていたが、新課程からこれらをひとまとめにし、「理科基礎(仮名)」として、四つの中から二つの分野を選択する方式に変更。受験生に影響は全くない変更点と言えるだろう。

そして受験方式も従来のものと同じである。

 

英語

今のところ大きく変わるような感じはないが、教育課程の変化に伴って話すこと(会話・プレゼンテーション)や書くことの比重が変化してくるかもしれない。

 

情報

プログラミングを含む情報Iが必履修科目となり、共通テストにも登場する。

各大学が情報Iをどのように入試科目として扱うかはまだはっきりしていないので、今後の情報に敏感になっておこう。

いずれにしても、4月から始まる情報の授業はパソコン遊びだと思わず、受験で使う可能性がある科目と考えて真剣に受講すること。

 

経過措置

ここで問題は新課程の勉強をしていない浪人生である。旧課程と同じ科目は対応できるだろうが、情報はどうだろうか?

1年もしくは2年なのか定かではないが、旧課程と著しく学習内容に差がある科目に関しては、救済措置として、旧課程の問題が出される、もしくは大問で浪人生のみが選択できる問題があるかもしれません。まだ確定情報ではありませんので、具体的な情報は今後の発表でわかるでしょう。

 

まとめ

今回の新課程の移行に伴い、日本全体として、これからの予測困難な社会でも自主性を持ち、自ら課題を発見し、自ら学び、自ら考え行動にうつせる。自分一人で「生きる力」を身に付ける狙いがあると思います。

武田塾では新課程であろうと勉強のスタンスは変わりません。「1冊を、完璧に。」を教育理念とし、講師陣にも新課程と旧課程の違いを理解してもらい、準備を始めています。「授業をしない」の通り、授業ではなく生徒一人一人の学習進捗と理解度を正確に把握し、ゴールから逆算して勉強法やマインドを教えていきます。新課程でも主人公はあくまで、受験生一人一人です。授業で一方的に押し付けることよりも、生徒が理解していない所を洗い出し、重点的な学習をするほうが生徒さんの弱点補強にもなるし、理解度の確認にもなるので、漏れがないです。

このように、新課程になったとしても、武田塾では生徒を合格に導く準備が整ってます。受験生でなくても塾探しをしているのであれば、ぜひ武田塾の無料相談にいらしてください!お待ちしております!

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