皆さんこんにちは！武田塾阿佐ヶ谷校です！
最近急に寒くなってきましたね。急な気温変化は体調を壊しやすいので皆さん気を付けてくださいね！
あっという間に11月です。共通テストまで3か月を切りましたね。もう一度自分の目標を意識し直してラストスパート頑張りましょう！！
漢文を受験科目として使う人はそろそろ本格的に勉強をし始めるころですね。
そこで今回は「漢文の勉強法・オススメの参考書」をご紹介しようと思います！
受験でのあるあるですが、この時期に志望校の受験科目を確認していたらノーマークだった漢文が実はあったということがよくあります。
そのような人も今回ご紹介することを意識して勉強して頂けたら、今の時期にも十分高得点を取れるはずです！！
注意して欲しいこと
皆さんに漢文の勉強法をお伝えする前に気を付けておいて欲しいことがあります。
それは、漢文の勉強に時間をかけすぎないことです。
と言うのも、受験における漢文の重要度は正直あまり高くはありません。国語という科目の中でせいぜい3割ほどの得点を占めるくらいです。
なので、基本的には英語や社会などを中心に考えるようにして漢文はあまり時間をかけずに学習していくことを前提にして下さい。
オススメの参考書
まずは漢文の学習においてオススメの参考書をご紹介します。
その後に提示する勉強法は今から紹介する参考書を用いての学習を前提としたものなのでご了承ください。
＊ただ、なるべく一般化してお伝えするようにはします！！
①『漢文早覚え速答法』
これを完ぺきにすれば、大学受験での漢文で合格点を目指すことが十分に可能です。
この参考書のいい点として、シンプルで重要なところのみ載っているので、効率的に学習をすることができる点が挙げられます。
もう一つ、コレダケ漢字というものがあります。これは漢文において特殊な読み方や意味を持つものをまとめているものですごく役に立ちます。
②『マーク式基礎問題集 漢文』
これは、漢文早覚え解答法を完ぺきして実際に問題を解くぞという段階になったら使うのがいいです。これの代わりに過去問を用いるでもいいと思います。
①でインプットして②でアウトプットをして知識のより確実な定着を目指すというイメージで考えて頂けたらいいと思います。
漢文の勉強法
お待たせしました。前置きが長くなってしまいましたが、漢文の勉強法をご紹介したいと思います。
①文章を素早く読めるようにする
漢文の特徴として漢字のみで構成された文章に、読みやすいように返り点が付けられています。
実際に試験を受ける時に漢文に割ける時間はごくわずかです。そのため、返り点をゆっくりと追っていると読むだけで時間がかかってしまいます。
なので、何回も返り点がついた短文や文章を何回も読んで、「返り点がこういう風についていたら、この順番で読むんだな。」と覚えて反射的に返り点を追うことができるようにしましょう。
②句形を完ぺきに暗記する
句形というのは『漢文早覚え速答法』で言うと「いがよみ公式」に当たります。
句形は英語でいう文法のことでこれをしっかりと押さえておかないと正確に読むことができません。なので、しっかりと覚えましょう。
漢文の勉強のほとんどはこの句形の暗記になります。つまり、句形を完ぺきにしてしまえば大方の漢文が読めるようになるということです。
大学受験の漢文で覚えないといけない句形の数は英語に比べたら本当に少しだけです。頑張りましょう！！
③熟語や特殊な読みや意味の漢字を覚える。
『漢文早覚え速答法』で言うと「コレだけ漢字92」に当たります。
漢文には日本では使われていない使い方をする漢字がよく出てきます。
句形を覚えても分からない言葉が出てきたり、意味を間違えて解釈してしまったら正しく文章を理解することができません。
また、これらを知っているだけで文を読まなくても解ける問題がよく見られます。
このような漢字を覚えて安定して高得点を取ることを目指しましょう！
④実際に問題を解く
句形や重要語句を覚えたら『マーク式基礎問題集 漢文』や過去問を使って問題を解きましょう。
漢文に限らず、インプットをしたらアウトプットをすることを心がけましょう。
実践形式に近いものを解くことで、自分の苦手なところの分析や本番でどのように解いていけばいいのかの目途を立てることができます。
まとめ
いかがでしたか？
なんとなく漢文をどのように勉強していけばいいか理解できたと思います。
この方法を実践すれば大学受験での漢文は十分に高得点を安定して狙えると思います。
皆さんの志望校合格に少しでも役に立てたら幸いです。
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