塾生の声

【教員志望必見】教育学部の受験科目、教員免許について解説します!

こんにちは!武田塾秋葉原校講師で東京学芸大学に通っている椿です。

 

今回は、僕が所属する教育学部について解説します!

 

特に、大学選びのポイントについて解説しますので教育学部志望の高校生は必見です。

 

教育学部がある大学の選び方ポイント1:卒業要件に教員免許取得が必要かどうか

教員志望の高校生

教育学部とはいっても、教員免許を取らないと卒業できない大学と、取らなくても卒業できる大学があります。

それぞれにメリットがあるので解説します。

 

教員免許取得が卒業要件になっている大学に入るメリット

教員免許取得が卒業要件になっているとはつまり、指定された教員免許を取らないと大学が卒業できないという決まりになっているということですね

そのような大学に入るメリットは

教員免許がとりやすい環境になっている

ということです

 

最初から免許取得を前提に授業が組まれているからわざわざ自分で特別な授業をとる必要もないし、教育実習も最初から行くことになっているし、周りの友達もみんな取るし

免許を絶対に取りたい!という人には持って来いの環境です

 

当然といえば当然な話なのですが、これが結構大事なんです

 

教員免許を取るのって結構大変で、文部科学省がきめた条件をクリアしないといけないんですよね

 

免許取得が卒業要件に入っていない大学だと、既存のカリキュラムに加えて免許取得に必要な授業を自分で取らなければなりません。

追加で授業をとる分、授業もテストもかなり増えます。バイトやサークルに費やせる時間も減ります。

そこまでして免許をとるには、強い気持ちも必要になるということです。

 

教員免許取得が卒業要件になっていない大学に入るメリット

しかし実は、免許を取らなくてもいいことにもメリットはあるんですね。

それは、教員以外の道を目指しやすくなるということです。

 

免許が必須になっていないので、教育学については学ぶものの教育実習のような免許に直結する系の授業は何個か取らなくてもよくなります。

例えば、教育実習に参加すると夏休みが3週間削られたりしますから

その時間を留学やインターン、就活にあてれば他の道を目指しやすくなりますね。

 

そもそもそういう大学には教員以外の道を目指す人も多いので、卒業生には教員以外の人がたくさんいます。

そのような方々と関係をもって、幅広いキャリアを考えることができることもメリットになります。

 

教員も視野には入れているけど、まだなるかどうかは分からない。教育学に興味はあるけど教員になるつもりはない

という人にはこっちのほうがいいかもしれません。

 

 

教育学部がある大学の選び方ポイント2:安易に受験科目が少ない方を選ばない

教員志望の高校生に向けて

 

これは国立大学の二次試験に限った話になってしまいますが、他の学部もたくさんある総合大学と、教育学部がメインになっている教育大学では、受験科目数が大きく違います

 

基本的に総合大学は2、3教科、教育大学は1教科のみになっていることが多いです。

2、3教科が満遍なくできる人は総合大学

二次試験で逆転を狙っている人や、一教科は自信を持てる教科がある人は教育大学

がいいかと思います

 

ここで注意して欲しいのが、

教科数が少ないほど入りやすいというわけではない

ということです。

理由は二つあります。

 

理由1:教科が少ない分その教科が得意な人が集まる

1教科しか試験科目がない分、その教科が得意な人が集まります。

いや、得意どころかその教科だけ大好きでめっちゃできるっていう人が集まります。

5教科の合計点は自分と変わらなくても、物理だけすごく点が高いとか、英語だけクラスで一番を取るような友達いませんでしたか?

そういう人しか受験しないと思って下さい。

 

理由2:一問の重みがとても大きい

過去問を見てもらうと分かりますが、教科数が少ないからと言って、その分問題数が多いということはないんです。

つまりどういうことかというと、一問の重みがとても大きいんです。

例えば僕が受験した時は

センター試験900点、二次試験1000点という比率でした。

たった1教科の理科だけで1000点てものすごく大きくないですか?

大問を一個落とすだけで、何百点かを失います。結構リスキーです。

 

以上2つの理由から、科目数で安易に受験校を決めることはお勧めしません。

 

繰り返しにはなりますが、二次試験で逆転を狙っている人や、一教科は自信を持てる教科がある人は教育大学を受けるのがいいかもしれません。

 

教育学部がある大学の選び方ポイント3:教育大学と総合大学について

教員志望の高校生

受験科目の話でも出ましたが、教育大学と総合大学では他にも違うポイントがあります。

 

①教育大学のメリットは

教員志望の人がとても多く、卒後業生にも教員が多い

→一緒に目指す仲間がたくさんいる、教員採用試験のノウハウが多くに入る、卒業生の教員を通じて私立学校の採用枠を紹介しれもらえる

 

②総合大学のメリットは

教員以外の道を目指す人が多い、卒業生にもいろんな道に進んだ人がいる

→様々な道に進む友達、卒業生に刺激をもらえる

 

といったところでしょうか。

本当は他にも色々ありますが、簡単に言うとこんなところでしょう。

 

教育学部以外の学部から教員を目指すことについて

教員志望の女子高生

そもそも教員になることを考えたときに、教育学部に行かないといけないわけではありませんよね。

特に、中学高校の先生なんかは、教育学部出身でない方もたくさんいらっしゃいます。

 

例えば、文学部の歴史学科から社会の先生になった人や、理学部の物理科から物理の先生になった人です。

 

どちらがいいとか上とかはありませんが、それぞれの特徴を簡単に言うと

 

教育学部→専門科目と教育学の両方に力をいれる。免許は取りやすい。

他学部→専門科目についてよりスペシャリストになれる。免許を取るのが大変。

 

ということです。

もう一度言いますが、どちらが上ということはありません。

自分が目指す教師像に近づくことができるほうを選びましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回の記事では、教育学部についていろいろな面から特徴をまとめました。

少しでも教育学部を目指す高校生の助けになれば幸いです。

 

ただ、大学ごとにまだまだ特徴は分かれるますからしっかりと情報収集をしましょう!

 

武田塾秋葉原校では、勉強方法だけでなく受験大学の決め方についても相談に乗っています!

ぜひ一度来校してください!

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