こんにちは!
JR京浜東北線・埼京線など赤羽駅より徒歩5分、東京メトロ南北線赤羽岩淵駅より徒歩6分
自称”日本一賑やかな校舎””最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校校舎長の葛坂です。
シリーズ「私はこうして合格した(講師編)」インタビューを書きたいと思います。
新年度第7弾は一橋大に合格した諸星先生です!
まずは、受験の状況から教えてください!
進学先:一橋大学経済学部
合格校:早稲田大学法学部
早稲田大学商学部
上智大学経済学部
明治大学政治経済学部経済学科
青山大学経済学部現代経済デザイン学科
一橋大学を選んだ理由を教えてください!
高校1年生の夏ごろに当時通っていた塾の先生に、東大は厳しいけど一橋大ならと言われ、
漠然と目指し始めたのが一番最初に選んだ理由でした。
一橋大のキャンパスは国立駅から徒歩10分の所にあるのですが、
度々ドラマの撮影地になるような堂々とした古き良きキャンパスに惹かれました。
また学部間の壁があまりなく他学部の授業を取ることが出来る点も決め手の一つでした。
高校3年生の時に自分の成績がかなり伸びたり、また逆に伸び悩んでいたりしたために第1志望を
東大の文Ⅱに変えたり、早稲田の政経に変えたりしましたが最終的には私大の対策を重点的に行い、
チャレンジ校として一橋大学を受験し、進学しました。
一橋大学は都内に本部を置く国立大学で1875年に森有礼が開いた商法講習所を源流とする日本で
最も古い社会学系の単科大学です。キャンパスは国立駅から徒歩十分にあり経済、商、社、法の四学部
全てが国立にある2つのキャンパス内にあります。
自然も豊かな環境で色んな文系学部の授業を取れることが魅力的だったので一橋大学を選びました
また、一橋大は4学部合わせても1学年に1000人ほどしかいないので
生徒同士が深く交流でき、教授も親身になって学生に接してくれる大学だと思います。
留学のプログラムも短期のものから長期のものまで豊富にあり、
留学を考えている人には是非お勧めしたい大学です。
実際の受験勉強について
それでは、実際の受験勉強に関して教えてください!
私大と国立大両方の対策をしていたのでそれぞれについて自分が実感したことを述べていきたいと思います。
一般的に私大は解答形式がマーク式のみか
マーク+短い記述であることが多いです。
一見マーク式と聞くと簡単と感じる人が多いと思いますが制限時間が短かったり、その分本文の内容が難しかったりと一筋縄ではいかないことがあります。
一方の国立大は記述や論述の問題が多く、なんとなくというふわっとした知識では太刀打ちできず、しっかりとした理解が求められます。
併願の際にはどちらの形式にも対応できるようにすることで合格にかなり近づくと思います。この形式に慣れるためには授業を闇雲に受けるのではなく、
能動的に取り組むことが大事でひとつずつ参考書を完璧にしていくことが一番の近道であると思います。
受験生時代に通っていた塾は講義を受けることを推奨する塾で、
高3の夏までは塾の先生の指示に従い授業を受けていました。
しかしどうしても受動的になり、また講義の復習を疎かにしたまま
次の講義に入っていたので基礎が危ういままになっていました。
そこで、講義を受けながらも自分で講義系参考書を読む、
問題集を解くなどして基礎から復習しました。
そのおかげで古文が安定したり、数学も伸びるなど成長を実感できました。
演習の方が頭を使う分大変ですが、参考書一冊を完璧にした時、
達成感とともに自信と確かな実力が手に入ることは間違いありません。
皆さんもぜひ各科目一冊、参考書をやり切って基礎を固めてみてください。
① 英語について
単語
最初は鉄壁という単語数が多く解説が詳しい単語帳を使っていました。
しかし、一周するのに膨大な時間がかかり、効率が悪いと思い
「システム英単語」をやっていました。やり方はシンプルで
英単語を見てその訳を覚える、逆に今度は訳を見て英単語を思い出す。
というやり方で定期的に繰り返しやりました。
この単語帳最初の方は簡単ですがステージ3,4は難単語が多く
これを完璧に出来ればほとんどの入試問題で単語に苦労することはなくなります。
ここに出てこないものは長文に取り組む際に覚える、長文の前後で推測する
ことで対応できるので「システム英単語」だけで十分だと思います。
英単語は英語を解くうえで何よりも大事です。武田塾の暗記法を参考にしてコツコツ覚えましょう。
文法
「Next Stage」と「英文法ファイナル問題集」をやっていました。
「Next Stage]は分野ごとに問題が分かれているのと解説が丁寧なので、苦手分野を潰すのに役立ちました。
一回ごとに一章を進め、間違ったところにチェックをつけてチェックの問題だけを総復習するなどしていました。
そして一通り文法の知識が抑えられてから「英文法ファイナル問題集」をやりました。
この参考書は問題が分野ごとに分かれていないので自分で何が問われているかを考えないと解けず、
入試本番のように解くことができ自分の実力を把握するのに最適でした。
テーマで出来が左右されがちな長文とは異なり、文法はいつも同じ問題が出るので得点源にしやすいです。
また文法は長文を読む際にも必要になって来るため、
文法知識はできるだけ早めに固めてしまうことをオススメします。
長文
長文は色んな大学の過去問を解いていました。
長文は同じ文章を読んで内容を完全に理解してもその問題が入試で出ない限りはあまり意味がありません。
だから長文は演習量にかかってくると思います。
また、入試の長文は医学の論文や、環境問題の論文が使われることが多く、
そうした問題に多く触れておくことで色んな知識が増え難解な英語長文も読みやすくなると思います。
国立大の長文は内容自体はそこまで難しくないが自分で記述できないといけないので、
文法や単語によって差が出てくるのでそこを完璧にすることが大切だと思います。
一方、私大の長文は内容や単語が難解であることが多いです。
しかし、マーク式であることが多いので選択肢と本文を照らしあわせながら選択肢を絞り込むことで正解にたどり着けると思います。
私大は基礎知識を身に着けたうえで演習量の差がものを言うと思うので長文を毎日読むことをおすすめします。
② 数学について
「1対1対応の演習」シリーズをやりこんでいました。
難易度はかなり高めな参考書ですが、例題の解説にためになる数学の知識や問題に対するアプローチがあり、かなり参考になると思います。
また演習問題は例題と分野は同じなのですが、まったく同じ解き方をしても歯が立たない問題が多く、
1問1問にかなり頭と時間を使うことになります。
数学の力を上げるには悩んで悩んで自分なりに考えて答えを出すという過程が一番大切だと思います。
この問題集は一番最適なものだと思います
問題数はそこまで多くないので3周できれば、見違えるほど数学の力が伸びていると思うのでやってみてください。
国立大の数学は記述が多くまた誘導がないので、問題文と条件を理解してから自分で解法を見つけなくてはいけません、また答えだけではなく解く過程が採点対象になるので、定理の正式な理解も必要とされます。普段から数学を解くときに答えだけではなく、途中式もしっかり書くことで記述式の答案を作れるようになってくると思います。
また自分の答案を先生や数学の得意な人に見せることで、説明不足、分かりづらい書き方をしている
というミスがなくなり完璧な答案に近づくと思うので添削をしてもらうことも重要だと思います。
一方、私大の数学はマーク式であることが多いが、その分時間制限が厳しかったり、誘導の解法が自分の
普段解いてる解き方ではないことがあります。問題集や過去問を解くときに制限時間を決めて取り組むことで
自然と早く解くことができるようになると思います。また、解答解説に別解が載っているときはなぜその解き方でも
解けるのかを理解し、余裕があればその方法で類題を解いてみることで、解き方の選択肢が増え問題文の誘導に
乗りやすくなると思います。
③ 国語について
現代文
現代文は元々得意だったので基本的には過去問等で演習をやっていました。
国立大の現代文は記述論述や要約があることが多く、自分で文章をまとめる能力が必要となります。
とはいえ自分の言葉で書く必要はなく、接続詞等を頼りに作者の主張をまとめることで合格点には届くと思います。
私大の現代文は語彙力や知識を必要とした問題があり、
これはキーワードや漢字の問題集をやりこむことで解けるようになります。
疎かにしがちな部分ですが確実に点を稼げる問題なのでしっかり対策することを勧めます。
古文
古文は単語、文法、古典常識、省略などたくさんのつまづくポイントがあり
苦手にしてる人も多いと思います。自分もその一人でした。文法や単語の基礎が固まってない中で
闇雲に文章題に取り組んでも文章の内容が理解できず嫌いな教科でした。
しかし、単語帳を一通り完璧にしたら少し読めるようになり、文法を固めたらまたさらに読めるようになりというように基礎を一つずつ固めたらどんどん読めるようになってきて古文嫌いを克服しました。
学校の授業や塾の講義等では読解から入ることが多く基礎が固まっていないため挫折するという
ことが多いと思います。古文こそ参考書を活用することが絶大な効果を発揮すると思います。
私は「みるみる覚える英単語」「マドンナ古文」を完璧にした急激に実力が伸びました。
漢文
漢文は「漢文必携」を最初に使ってましたが、覚えることが多く挫折してしまい、
友達に勧められて「漢文早覚え速答法」を使いました。この参考書は覚える量を最小限に
抑え、頻出のところはしっかりカバーできる私にとっては最高の参考書でした。
漢文はやらないと差をつけられてしまい、やりすぎると他の教科に回す時間がなくなるので
この参考書一冊を完璧にして過去問を解くことが最適な漢文の勉強法だと思います。
まとめ
ここまでいろいろと書いてきましたが、とにかく私が伝えたいことは、
国立大と私大の傾向は違いそれぞれ対策が必要
ひとつの参考書を完璧にすることが志望校合格への近道
この2点につきます。
国立大を第一志望にしてる人に多いのが、私大の過去問を全く解かずに特攻して落ちてしまう人です。
確かに国立大の試験は科目数が多く私大まで対策がまわらないという気持ちはわかりますが、少し対策するだけでもかなり違うので
最低でもどんな問題がでるのか過去問を見てチェックするようにしてください。
参考書で勉強することで基礎から応用まで抜け目なく実力をつけることができます。とはいえ、適当にこなすだけでは実力はつきません。
「完璧に」をしっかり意識して一冊一冊こなすことを意識してください。
武田塾では他にも勉強に関する様々なコンテンツを配信しているので、そちらも参考にしてみてください。志望校への合格を目指して頑張りましょう!
まだまだ新講師紹介していきます!乞うご期待!
諸星先生推薦!「おススメ参考書2冊!」の紹介はこちら
①学研出版『漢文早覚え速答法』(この一冊でほとんどの入試に対応できるのでオススメ!)
②桐原書店『Next Stage』
(網羅型で文法の基礎を抑えられるのでオススメ)
ちなみに、武田塾の紹介を少し…
必見!サンドウィッチマンの受験相談コント!
楽しい赤羽校に、ぜひお越しください!!
_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄
日本初!「授業をしない」塾の武田塾赤羽校
住所 東京都北区赤羽2-4-9 蝶屋ビル2階
JR各線赤羽駅 徒歩5分
東京メトロ南北線赤羽岩淵駅 徒歩7分
TEL : 03-3902-0325
URL : https://www.takeda.tv/akabane/
Mail : akabane@takeda.tv
_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄