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国立志望者なら知っておきたい!私立併願校の過去問はどう扱うか?

こんにちは!

武田塾御茶ノ水本校講師の鶴見です。

今回は「私立併願校の過去問をどう扱うか?」について記そうと思います。

 

私立併願校の対策をどれぐらいすればよいかは迷うところです。併願とはいえ、十分な対策をしておかなければ不安ですし、かと言って併願校の対策ばかりをしていて第一志望校の対策がおろそかになるのも不安です。

 

では、どうするか?

 

 

 

結論から言うと、

 

「まず一年解いてみる」

 

ことです。

 

 

 

まず、どのような問題が出題され、自分がどれくらい解けるのか知らなければ、対策をしようにも、できません。そして、その出来がよかったとしても、悪かったとしても、自己分析をしっかりするようにして下さい。時間配分は今回のやり方でよかったのか、どの設問を重点的に対策することでより点数をあげられるか、といったものです。

そして、この自己分析が終わったらもう一年解いてみましょう。これで、合格最低点を安定して上回れるようであれば、対策はほとんど十分です。直前に過去問を見直す程度でいいと思います。十分な結果が取れなかった場合は、前述の自己分析を、参考書や単語帳などを用いて、じっくりとやり、再び過去問を解く、という作業を繰り返し行いましょう。併願校とは言っても、合格に不安が残る状態のまま対策しないのは、NGです。

 

【これでもまだ不安という方のために】

 

過去問ほとんど取れるけどやっぱり不安、という方や過去問はぎりぎりのラインしか取れないけどやっぱり第一志望に行きたいから第一志望の対策を重点的にやりたい、という方のためのアドバイスを1つだけ記そうと思います。

 

そのような方々におすすめの方法は

 

「併願校と第一志望校の共通の対策を行う」

 

という方法です。

 

例えば、併願校と第一志望校の過去問を両方解いてみたところ、数学の点数があと一歩であったとします。
そして双方の答案を見てみたところ、確率の正答率が悪かったとします。

このときに、今まで使っていた参考書や双方の過去問の中から確率の問題だけを引っ張りだしてきて、ひたすら解く、ということがどちらの対策にもなります。
ほかにも英語であったら、それぞれに共通する大問を探すのが有効です。どちらの過去問にも空欄補充問題や整序問題があり、その分野が安定していなければ、そこの対策を行うことでどちらの対策にもなります。

併願校で苦手な設問は、根本的にその分野が苦手であることが多いので、第一志望校でも苦手な設問となりやすいです。そのため、双方の共通する対策方法を模索し、それがあれば、それを行うことが最も効率的となります。

 

今回記すことは以上になります。私立試験まで残すところわずか、もしくは真っ最中ですが、最後まで頑張ってください。皆様の一助となれば幸いです。

それでは、読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

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