こんにちは、新宿区四谷の個別指導塾・予備校の
武田塾 四谷校のRTです。
アマゾンの書評欄では、いろいろと書かれていますが、
武田塾も「自学自習が一番効率が良い」と考えているので、
共通することも多いかなと思い、ちょっと読みはじめてみました。
この本の中に、「予備校に通うこと」と「独学」についての比較が
記載されていますので、かなり長いですが、省略しつつ抜粋してみます。
予備校に通わせる親の理由通う子供の理由２つに
共通しているのは安心感を得るために行くという点です。
しかし周囲と同じ勉強していたら周囲よりも大幅に成績が
良くなる事 は決してないと思います。
効率よく点数を上げていくには伸びしろがたくさんある
低い点数の科目から手をつけていくべきと書きました。
まず60点の教科を75点に上げて、
次に70点の科目を80点まで上げてい く・・・
という形で勉強すると、成績アップのために重点的に
手をつけるべき科目は、数カ月あるいは数週間単位で変わってきます。
しかし予備校に通っていると、自分にとって重点的に
勉強すべき科目の変化に対して柔軟に対応しにくくなります。
かつて予備校に通っていた人に話を聞くと、一様にして
結局は自分次第だよといいます。
つまり予備校に通った上でさらに自分で勉強を管理し、
暗記したり復讐したりする必要があるの です。
志望校に合格するには問題集を使うにせよ、
予備校のテキストを使うにせよ、
結局は自分がどれだけ効率よく勉強できるかに
かかっているでしょう。
予備校の全教科コースをとって
全てに出席していると復習だけで手一杯になり、
自分で勉強する時間がほとんどなくなるはずです。
人によって苦手な箇所はまちまちで
テキストだけでは補えない点も出てくるので、
自分の実力に応じて不要な授業をしてて時間を作り、
問題集を買って苦手な箇所補うなくてはなりません。
受動的な態度でただ授業を受けていただけでは
志望校合格は 難しいと言うことです。
平等に与えられた時間をうまくコントロールして
効率よく勉強して行くためには、必要のない勉強や
通学時間は非常に邪魔なものになります。
（予備校では、）
講師のペースに合わせてずんずん応用問題を
進めていってしまうのです。
独学にしろ講義にしろ勉強していれば確実に
分からない箇所が出てきます。
独学ならその時点で参考書を見 るなり、
他の問題集で確認するなりその場で解決できます。
効率良い勉強に最も欠かせない作業の1つは、
あの答えは何だっけと覚えたはずなのに
忘れかけている箇所を復習することです。
曖昧な知識をしっかり確認して覚え直す。
この繰り返 しにより着実に力がついていきます。
予備校も授業受けたと言う行為だけで、
たくさん勉強したと言う錯覚を受け安心感を抱いて
しまう人がかなり多いのです。
これこそが、予備校が持つ最大の危険因子です。
知識がこぼれ るのを防ぐストッパーとして、
予備校以外の時間でも復習が必要不可欠なのです。
独学と比較して、何より「時間的に不利な差が生じる」と
感じるのは授業では先生が内容を「話す」と言う点です。
話される内容を耳で聞いていくより、参考書の内容を
自分の目で「読む」方がずっ とスピードが速いでしょう。
人が話すスピードは、1分あたり「300字」と言われています。
早口で話すアナウンサーでさえ「400字」くらい。
対して、人が1分間に読むスピードは600字です。
つまり話す内容を聞いているより、自分で内容を
読む方が、2倍の速度で情報を脳に伝えられるのです。
同じ文章を声に出して読むのと、目で文字を追って
黙読するのでは、どちらが速く読み終わるかなんて
歴然としています。
「偏差値29の私が東大に合格した超独学勉強法」
（杉山奈津子著）より。
予備校に通うことと、独学で勉強することの比較が
書かれています。
参考になりそうなので、引用・抜粋しました。
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