振り返りもちゃんとしましょうね!
こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学工学研究科)です!
まずは共通テストお疲れさまでした!
今年もかなり難しかったようで、特に英語の分量には驚かされましたね…。
全ての科目に目を通せたわけではないのですが、各々うまく出来た部分、出来なかった部分、たくさんあると思います。
しかし、もう終わった試験の結果はこれからウダウダ考えても変えることは出来ないので、いかに「今後まだ残されている試験に集中できるか」がカギになってきます。
なかなか心のモヤモヤを晴らすのが難しい人もいるかもしれませんが、まずはしっかり休んで、頭も心も切り替えていきましょうね。
ではまずは、今回の記事では「私立文系志望」の受験生に向けて、共通テスト後に絶対やるべきことについて3つ紹介していきたいと思います!
①共通テスト利用や併用の戦略を見直す
まずは1つ目、「今回の結果をもとにした戦略の練り直し」です。
おそらく各予備校から解答速報が発表されているはずですので、まずは自己採点をしてしまいましょう。
自分の得点が分かれば、共通テスト利用・併用を行っている大学に対して、いったいどれくらいの可能性があるのか、がある程度予測が立ちますよね。
あくまで自分の絶対的な点数よりも受験者全体における相対的な立ち位置が重要ですので、共通テスト利用で取れそうか厳しそうかなどの所感は、今週の木曜日ごろには共通テストリサーチの結果でわかるはずです。
その結果を踏まえて、「ここなら押さえられるな」とか、「滑り止めで考えていたけどキツそうだな...」とか、「一般受験の回数を増やさないとな」などが分かってくると思うので、それが分かればそれ用の準備をすぐに始めるようにしていきましょう。
例えば青山学院大学や上智大学、立命館大学や関西学院大学では共通テスト併用方式がかなり盛んに導入されていますが、共通テストの段階で必要な点数に全く届いておらず、一般受験でも挽回の見込みがないという場合は、可能性が低いと判断して別の戦略を検討する必要があります。
「思ったように点数が取れなかった…」と悔しい気持ちを抱える人も多数いることはもちろん分かるのですが、それでクヨクヨしていてもこの先は何も変わりません。
むしろここでしっかりと切り替えて、次に何をすることがここからの最善の策なのか、というのをよく考えて、この受験が終わった時に後悔の残らないような行動をしていってくださいね!
②共通テストで出来なかった問題を見直す
次に2つ目は、「問題の見直し・復習」です。
特に社会系の科目で共通テストを受けていて、「うわ...あれは何だっけ...」などの曖昧だった知識が本番の試験だからこそ浮き彫りになったと思います。
ここから2月は私大入試がどんどん始まっていきますが、「入試当日に出た怪しい問題を潰す」という作業は2月に入ってもやっていかなければなりません。
歴史系科目は勿論、古文・漢文・英語などの単語や文法のリーディングの知識でも曖昧なものがあれば、改めて復習し直しておくことが重要です。
また、今回ついに入試本番ということで、まさに模試とは違う空気感を体感できましたよね。
本番のプレッシャーがかかってくると、例えばいつもよりもスラスラと頭に入ってこなかったり、いつも以上に時間がかかってしまったり、点数にこだわるあまり時間配分が想定とずれてしまったりなど、様々な面で普段の演習よりも苦戦を強いられたと思います。
ぜひそのようにうまくいかなかったことがあるならば、それらをしっかりとこれからの受験に活かしていけるように、今一度反省してどうすればそうならずに済むのかという対策を考え直すようにしてみてください。
例えば、「試験本番だから〇○な気持ちになってしまった」のように反省のメモを残しておくことで、まだまだ2月以降本番が続く私大入試にも備えていただけるのではと思います。
「解けなかった問題の知識の復習」と「試験本番の立ち回りの復習」を徹底することで、これからの戦いも乗り越えていきましょうね!
③気持ちを切り替えてすぐに私大対策を開始する
最後に3つ目は、「今すぐ気持ちを切り替えて次の対策をする」です。
もう「共通テストが終わった」という事実は一旦忘れてしまいましょう。
共通テストが終わったからと言ってダラダラ過ごしてしまうのではなく、気持ちを私立入試に向けて完全に切り替えるというのを本当に徹底してもらいたいと思います。
また、ダラダラしてしまうまではなくても、なかなか結果に落ち込んでしまって勉強に集中できないという人もいることでしょう。
しかし、私立文系志望の方に限るならば、「共通テストはオマケ」のようなものです。
なぜなら私大志望の皆さんの多くにとって、問題の相性がものすごく悪いはずだからです。
下手をしたらMARCHの受験で点数を取るよりも共通テストで点を取る方が難しいという方もいるのではないでしょうか。
すなわち、現状仮に共通テストの点数がそれほど高くなかったとしても、正直言うとほとんど関係ありません。
すなわち「取れたらラッキー」程度のものなので、落ち込む必要は全くありません。
多くの私大志望の方が、「共通テスト思ったより難しくて取れなかったな」と感じていると思いますが、そもそも私大志望の人にとって共通テストは非常に相性が悪いということを頭の片隅においた上で、気を落としすぎることなく前を向いて切り替えてもらえればと思います。
「共通テストで点数が取れること」よりも、「一旦共通テストのことは忘れて明日から前向きな気持ちで頑張れること」の方が遥かに大事です。
どうしても難関私大を目指しているのに共通テストでこんなに点数を取れないと本番もダメなんじゃ...と思ってしまいがちですが、もう全然種目の違うスポーツをやっているようなものだと思ってください。
共通テストはみんなが受けるので、平均的な基礎の試験と思ってしまいがちですが、かなり癖が強い部類の試験です。
必ずしも共通テストの点数と私立入試の点数に繋がりがあるわけではないので、自分が受ける大学の過去問演習などに気持ちを切り替えて専念していってくださいね!
まとめ
さて、今回は私立文系志望の受験生の皆さんに向けて、共通テスト後にやるべきことについて3つ紹介していきましたがいかがだったでしょうか。
今回の内容をまとめると、
①私立志望の人はすぐに気持ちを切り替えて勉強する!
②共通テストで仮に点数が取れなくても本番ダメなわけじゃない!
③とにかく前を向いて目の前の私立入試の対策を進めていこう! の3点です。
とにかく1つ言えるのは、私立文系志望の方に限らず何事も切り替えが大事だということです。
過去は変えられないですが、現在の自分の頑張り次第で未来はいくらでも変えられます。
最後まで絶対に気を抜くことなく、全力で走り抜いてください!!
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