受験生になるための準備をしよう！
こんにちは！武田塾八尾校講師のS(大阪大理学部)です！
今回はこの4月に新たに受験生となる新受験生が、新年度を迎えるまでにしておくことを紹介します。
「受験生になるけど何から始めていいかわからない」「とりあえず参考書を1番から解いてるけどこれでいいのかわからない」という方はぜひ参考にしてください！
①現状の実力を把握
まずは現状把握からです！
今までに受けた模試の結果をもとに、科目ごとの偏差値や自分の得意教科・苦手教科など、現在の実力を把握しましょう。
模試の結果がない場合は志望校や共通テストの過去問を解いてみるのも手です。あまり解けなくてもかまいません。
二次試験に関しては大学によると思いますが、共通テストに関しては点数の詳しいデータが発表されていますので、それを基に偏差値などを計算することもできます。
まずは、合格までの道のりを逆算し、何ができるようになれば合格できるかはっきりさせましょう！
②自身の生活を把握
次に、普段の生活の見直しです。自分がこれからどれだけ勉強できるのか把握できていないと計画は立てられません。
・1日の生活スケジュール
・1日の勉強時間
などを正確に把握するために書き出してみましょう！
また、部活の時間や新学期の学校の時間割を把握して、なるべく正確に受験生生活を把握しておきましょう。
③志望校を絞り込む
今の時点で志望校を決めていない人は、大学リサーチをしましょう！
といってもどうしたらいいのかわからない！という人は、関関同立やMARCH、旧帝大などの大学群の中から自分の目指すレベルを志望校としてとりあえず設定しましょう。情報が増えたあとに志望を変えることは悪いことではないですし、少しでも早くから目標を見据えた勉強を始めることが大事ですので、まずはちょっとでも興味のある学部などから選んでみましょう。
ですが、できれば春休み中にたくさん大学リサーチを行って、志望校の候補を絞っておいてください。大学や学部・学科によって入試科目が異なるためです。春休みのうちから勉強する科目を明確にしておくと、4月以降の受験勉強にムダが生じません。
大学リサーチの方法は様々ですが、重要なのはやはりオープンキャンパスでしょう。大学のキャンパスや建物、設備を目で見たり、先輩から大学生活についての話しを聞いたりすることで、志望校のイメージが固まっていくはずです。
この大学リサーチは、あとの勉強計画の合間にも行い、一度に済ませてしまうというよりは、少し時間をかけてやりましょう。そのほうが、慎重で後悔のない決定できると思います。
④計画を立てる
その次は計画を立てます。ここが最も重要です！
最初に志望校の受験に必要な受験科目や配点を調べましょう。どの科目に特に力を入れるかなどが変わります。
受験までの約11か月のおおまかな計画を立て、その後毎月の計画を立て、毎日何をどこまで勉強するか決めましょう。
・入試日・共通テスト日を書く
・イベントを書く（学校行事や模試など）
・各科目ごとにいつまでに何をするか設定する
「1月の共通テスト後と2月は過去問を解こう」「共通テストがあるから12月は共通テスト対策をしよう」「そうすると過去問を解く時間が少ないから11月に少しは過去問を解いておきたいな」「じゃあ10月までには一通り範囲を終わらせて…」など、合格から逆算して計画を立てましょう！
ただし、無理な計画を立てるのは厳禁です！！
新年度になったら勉強を頑張りたい！という気持ちだけが一人走りして、あれもこれもと勉強時間を多く設定する人がいますが、やる気だけで計画していると破綻してしまいがちです。
勉強量が少ないのももちろん良くないですが、まずは1日〇〇時間勉強する、など学習習慣を身に付けることが重要です！
現状把握で書き出した現在の勉強時間を考慮して無理のない計画を立てましょう。
始めは学習習慣を身に付けることを意識し、やる気だけに頼らない生活を送れるようにしましょう！
⑤計画を実行するべし!!
ここまできたらあとは実行するだけです。④で計画した計画を実行しましょう。
志望校がはっきりとは決まっていない方は、③の大学リサーチも勉強の合間に怠らずやっておきましょう。
計画に無理がないか・続けられるか確認し、計画に無理がある場合は修正しましょう！
まとめ
さて、受験のための準備について理解していただけたでしょうか。
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