受験はまだ先だけど、勉強するべき？
こんにちは！武田塾八尾校講師のS（大阪大学理学部）です！
せわしなく部活に励んでいて勉強が手につかず、「勉強しなさい！」と言われてもげんなりしてしまう高校１・２年生も多いでしょう。
しかし、高１・２年生のうちから勉強することには想像を超える絶大なメリットがあるのです！
行動は早ければ早いほどいいです！善は急げ！
モチベーションを上げる方法
そのメリットについて話す前に、まずは勉強に取り組む心構えについて話します。
それは、「勉強」をする気でいないことです！
勉強と聞くと苦しく嫌なものに聞こえるかもしれません。しかし、本来学問というものは人間の知的欲求心の賜物であり、興味深く美しいものであるはずです。
そこで、「勉強」にあるめんどくさ～いイメージを払拭すべく、「趣味」だと言い張るのです。
実際に、僕は高１・２年生の頃から数学を「趣味」だと言い張っていました。受験で必要だから、ということは当初全く考えていませんでした。
数学に限らず、何か１教科でも、面白い！と思えるものを見つけられるはずです。それを探してから極めてみましょう。（どうやって探すの？というのは後ほど紹介します。）
高校１・２年生であればまだまだ時間はありますから、遠回りして寄り道してでもその教科を「趣味」に打ち込む気分で勉強してみてください。
ベッドに寝転がりながらYouTubeで数学の動画を見る、とかでも大丈夫です。
（筆者は実際にしていました。）
また、大学で学ぶレベルのことも先取りして見てみるのもおすすめです。たとえ理解できなくても、興味がより膨らむはずです！将来したいことの選択肢も広がる可能性もあるので一石二鳥です。
さらに、極めていくと「この教科と言えばあの人だ！」と周りから一目置かれて人気者になれるかもしれません。
不純な理由に聞こえるかもしれませんが、学びとコミュニティは切っても切れないものであるし、そうでなくとも楽しく勉強できるなら最初の目的がそれでも全く構わないと僕は思います。
いまから勉強することのメリット
今から勉強するメリットを主に三つ上げると、
①単純に受験に有利になる
②勉強をする練習になる
③やる気の向上
です。
①単純に受験に有利になる
言うまでもなく、高校３年生になってから、いざ受験勉強するぞ！となったときに、一定以上に勉強の進んでいる教科が１つでもあるのはシンプルかつ圧倒的なアドバンテージです。
僕の場合、高校１年生の間に数Ⅲまでほぼ一周しており、数学の勉強を進める労力がかなり小さくなっていました。
実際この「趣味」こそが僕の大学合格の大きな秘訣だと考えています。
②勉強をする練習になる
これはあまり言われていないことだと思いますが、受験勉強を本格的に始めるまでに勉強の進め方をあらかじめ知っておくのも大きなアドバンテージです。
先取りして自分で１教科でも進めると、自分の勉強に対する一種の「クセ」のようなものが分かってきます。
僕も武田塾の指導方針と同様、独学が最強だと考えています。この独学の「クセ」を掴んで受験勉強で迷うことなくスタートダッシュを決められることは周りと絶大な差を生むでしょう。
これは現段階で勉強があまり得意でないと言える人ほど大きなメリットです。
偏差値４０程度の人には、「理解できた！」と実感できる機会が少ないと思います。
今のうちからその感覚を経験するだけで、同レベルの周りの人たちと大きな差がつけられます！
また、勉強法の確立ができることも大きな利点です。
僕自身については、あらかじめ勉強を進めることにより、たとえ好きな教科であっても長時間集中をするのはつらいことに気付いたので、短時間集中型にしたり様々な工夫を凝らすことで効率よく勉強することができました。
また、（僕はまだ未熟な学生ですが）社会に出ても勉強ないし勉強法が役に立つ場面が多々あるのは間違いない事実です。勉強することのデメリットなんて一つもないので安心しましょう。
③やる気の向上
先ほども言いましたが、一つでも周りと大きく差のつけられている教科があると、大きなモチベーションになります。
「好き」と「得意」には相関があり、勉強して得意になればなるほど好奇心も湧いてくるはずです。
当たり前ですが、難関大学には、学問に興味のある人間が多く集まってきます。
この興味こそが、彼らの勉強するための最大のモチベーションです。
ただ苦痛なことを続けられる人間はそういませんし、自分だってそうです。
そのため、勉強を好きになってしまうのは合格への最大の近道でしょう。
今は受験に興味がない人もいるかもしれませんが、一、二年後の自分にとって絶対に喜ばしいことです。
面白いと思える教科の見つけ方
先ほど触れた、興味を持てる教科の見つけ方について話します。
１つの手っ取り早い方法としては、小中学校の頃から一番得意だった教科でしょう。
たとえ今はあまり好きではなくても、「この教科、自分に向いているな」と思える教科であれば、自分が興味の持てるものである可能性は大きいし、また学習するときに挫折しにくいです。
ほかの方法としては、身近な疑問について調べてみることです。
たとえ受験勉強に関係なさそうでも、雑学を蓄える気持ちで様々なことを調べていくと、自分の興味の持ちやすい傾向が分かるのではないでしょうか。
また、先ほどのメリットのうち最初のものである、受験勉強でのアドバンテージを重視するなら、数学か英語のどちらか、またはどちらも選ぶことをおすすめします。
この２教科が先取りできているているだけで、文理問わず難関大受験で大きく有利になれます。
暗記することが好きなら、単語をどんどん覚えていくのもおすすめです。
数学であれば「鈴木貫太郎」さんを、英語であれば「Atsueigo」さんをYouTubeで見てみることをおすすめします。興味をそそるものがあるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか？勉強することの魅力が少しでも伝わったなら幸いです。
今からなら可能性は無限大！みなさんぜひ勉強を好きになりましょう！
★参考動画★
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