こんにちは!
武田塾八尾校です!
数学の質問で最も多いのが「この式をどのように導出・変形したのか分からない」というものです。
しかし、参考書の解答は記述式の試験であれば満点をもらえる内容で過不足はありません。
では、減点されやすい解答とはどのようなものなのでしょうか。
減点対象となりやすい解答とその修正方法について考えてみましょう。
途中式について
参考書の解答などで式変形が理解できない場合は、原因の大半が途中式の省略によるものです。
しかし、参考書のような途中式の省略の仕方は減点対象にはなりません。
情報量が十分であり理解可能だからです。
丁寧な解答と満点をもらえる解答は違います。
途中式をすべて記述するのも間違いではありませんが、それでは解答が見にくくなってしまいます。
かといって省略し過ぎれば論理性が損なわれてしまいますし、計算ミスの元にもなります。
目安ですが、途中式は丁寧に書いた場合の半分程度を記述するようにしましょう。
ただし、不定積分や部分分数分解などの重要な式変形は省略しないようにしてください。
採点者が見やすい解答を意識する
見やすく分かりやすい解答を作成しましょう。
採点者に自分の考え方や解き方が伝わることが最低条件です。
また、見やすい解答は復習や見直しの手助けになり、計算ミスを防ぐ上でも非常に効果的です。
模試や本番だけでなく普段から意識しましょう。
解答用紙の使い方
解答スペースは縦に二等分しましょう。
式変形の度に改行を繰り返すと余白が大きくなってしまい、結果として解答スペースが足りなくなってしまうこともあります。
また、式や文に長くなってしまうと全体的に傾いてしまって見栄えも悪くなります。
(答用紙を二つ折りにして折り目に沿って線を引くと綺麗に二等分できます。)
文字と図を丁寧に
解答は採点者に見てもらうものです。
最低限読めるような文字で丁寧に書きましょう。
「丁寧に」は「綺麗に」とは別です。
濃く、大きく書くことを意識してください。
次に、採点者に自分の考え方をより伝わりやすくするために重要なのが見やすい図です。
本番では色分けはできないので濃淡や線の種類、斜線の向きなどで描き分ける練習を普段からしておきましょう。
また、図を複数描くのであれば番号を振るなど、判別しやすいようにしましょう。
解答作成について
数学の記述では論理的に正しいかどうかが重要となります。
マーク式では解法が示されているので誘導に従って計算するだけということが多いです。
それに対して、記述式では自分で解答を一から作り上げなければなりません。
ここでよく減点される項目について紹介します。
立式の根拠
なぜその式になったのか、用いた定理や公式などが分かるように記述しましょう。
解答が長くなる場合は式に番号を付けてどの式を利用しているのか判別しやすいようにするのも良いでしょう。
文字の定義
解答に大きな影響を及ぼす場合もあるので、文字の定義域は常に注意しておきましょう。
また、自分で設定した文字は性質や範囲などをきちんと定義しましょう。
必要十分条件
必要十分条件の確認をする問題はある程度パターンが決まっています。
勉強する中で徐々に問題の型を把握するようにしましょう。
今後は記述式のテストが増えていくと思います。
模試で練習するのは勿論ですが、唐突に記述ができるようにはなりません。
普段から記述の解答作成の練習をしておきましょう。
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