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【浪人の心得】浪人生活を失敗しないために、身に付けるべき力!

こんにちは。武田塾山口校の田中です。

今回は、『浪人生』をキーワードにブログを書いていこうと思います。

浪人とは

まず、浪人とは

古代において、生まれ育った土地に留まらず、戸籍に関係なく他国をさまようひとの事を言いました。これは浮浪とも呼ばれます。

 

・江戸時代では、武士や侍が仕事を失い、仕える主君のいない状態を言いました。『るろうに』と聞き覚えのある有名な漫画がありますね。あれです。

 

・現代では、進学先や就職先が決まっていない状態で学校を卒業した人を学生浪人・就職浪人と一般的に呼んでいます。

 

今回はこの中の、学生浪人についてのお話です。武士の話などは出てきません!

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学生浪人にも種類がある!

・予備校浪人

 

浪人生として、いずれかの予備校に予備校生として通いながら勉強をしている状態を言います。

 

・自宅浪人(宅浪)

 

予備校には通わず、自宅で勉強をしながら浪人生をしている状態を指します。

↓ 参考動画です。

 

・仮面浪人

 

実際には大学に通いながら、もう一度受験をしようと受験勉強を続けている状態を言います。

 

↓参考動画

浪人で得られるもの

・勉強時間

浪人生はなんといっても勉強時間が大きく確保できます。学校や部活など、何かの時間に縛られることがほとんどなく、生活の大部分を勉強に向けることができます。これはつまり、現役の受験生より、受験に向けた勉強時間が取れるという事ですね。

また、現役の受験までで進めてきた勉強分もあるので、単純に勉強の進捗も現役生よりも有利になるでしょう。

 

・ちゃんと自分と向き合う時間と経験を得る

また、浪人の生活は志望校合格(つまり自分のやりたいこと)に向けて、自分と向き合い、考え、そして実践していく時間と経験を得ることができます。これはそれまでの人生でも、その先の人生でも、なかなか得難い経験でしょう。

そして、その経験は社会へ出たときに大いに役立ってくるものです。

 

以上のように、時間があり、勉強ができ、現役の時からの勉強量も活きてくるので、現役受験生よりアドバンテージがある。そして、浪人時代という、自身の人生の大きな肥やしになる経験ができる。

どうでしょう。浪人も悪くないですよね。

 

ただ、浪人はそんな簡単じゃない。このあとはそんな話をしていきます。

浪人時に難しいこと、気を付けること

生活リズム

 

自由に使える時間が増えることで、つい夜更かしをして昼夜逆転生活に陥ってしまう事が良くあります。

生活リズムが崩れてしまうと、勉強のリズムも崩れてしまいます。せっかく計画した勉強内容も予定通り進んでいかなくなってしまいます。

一度崩れた生活リズムを元に戻すのはそう簡単ではないですよね。

ここで勉強のペースを乱してしまう浪人生はとても多いです。

 

・モチベーションのキープ

 

浪人生活で日々勉強をしていて、

勉強時間はたくさん取っているのにテストの点数は伸びない・・・

ついつい周りの大学生の友人と一緒に遊びに行ってしまう・・・

そもそもこのまま勉強をやって受かるんだろうか・・・

 

そんな不安や誘惑を感じる日が来るでしょう。そんな中でも勉強を続けていくというのはとても苦しいものがあると思います。

 

 

・効率的な勉強ができているか(勉強計画を立てられるか)

いざモチベーションを持って勉強をやろうと、毎日9時間勉強をしていても、それが本当に学力として身に付くものになっているのか。という問題が良く起こります。

確かに9時間もの間、机に向かってはいたけれど、そのなかでどれだけ集中して問題を解けていたのか。

そもそも9時間で何をどうやって勉強するのかがはっきりしていない・・・など。

漠然と勉強を進めるといっても、何をやればいいのかに迷ったり、とにかく手当たり次第に問題を解いたり、そもそも何から手を付けていいのかわからなかったりします。

今までは学校や塾で授業や宿題で勉強は進んできたかもしれませんが、もう自分で決めて自分で計画していかなければいけません。

 

 

少し怖い話をします。

 

『3・4・3』

 

これは、浪人を過ごしたことでの成績の推移を示している割合です。

 

 

偏差値が上がった : 偏差値維持 : 偏差値が下がった

 

 

ご覧の通り、全体の3割しか偏差値を上げることができていません。

それくらいモチベーションを保つことや、効果的に勉強を進めることができずにいる浪人生が多いのです。

 

ここまでお話をしたように、浪人の生活を成功と呼べるものにできるのは、とても難しいのです。

容易に浪人をいう選択肢を選ぶことは全くおすすめできません。

浪人生として踏み出すには、しっかりとした覚悟が必要となります。

 

浪人経験のある講師からのアドバイス

 

・何よりも、目標を常に持ち続けることがすべてです!8月あたりでモチベーションの苦しい時期が来ます。その為に、私は「いつまでにこの範囲の勉強を終わらせる」とか、「次の模試でこの科目でこの点数を取る」といったように細かく目標を作ることでモチベーションを保ちました。

 

こういったように、目標に向けて自分で考えた工夫をしていくことが浪人を成功させるコツです!

 

浪人生活をどう過ごすと良いか、たくさんの人がその方法を公開しています。もちろん武田塾チャンネルでも。

そういった知識も増やしながら、自分なりの考えや工夫をしていき、勉強法を作り出せれば、浪人生活はより良いものになっていきます。

伝えたいこと

浪人生の時間は、どれだけ自分と向き合ったかが結果として出てくる時間となります。それって、まさに己との闘いです。浪人生活が良いものになるかどうかは自分次第なのです。

 

先ほども書きましたが、自分と向き合った時間の質は、その後の人生に大いに役立ちます。

『自分はあの時、あれだけ頑張れたんだ』その経験が自信になり、辛いことでも乗り越えていく力になってくれます。

そして合格という結果を手に入れたら、それはさらに大きな自信になります。

 

そして何よりまずは、

 

浪人をしようと腹を括った自分の勇気を信じて、頑張ってほしい!

 

そして

 

全身全霊で力を振り絞って、たくさんの苦しいや辛いを乗り越えて、最後まで自分を信じて、合格を手に入れてほしい!

 

 

その中で出てくる悩みや不安は当然のものです。それは自分と向き合って頭を使っている証拠です。

そんなときは溜め込まずに、誰かに支えてもらいましょう。勉強は孤独なものかもしれませんが、あなたが孤独な訳ではないのです。誰かがいてくれるから、孤独でも勉強が進められるのです。

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浪人時に必要な力をまとめると・・・

 

勉強計画が立てられること、志望校を決めること、モチベーションの管理、勉強する環境を整えること、、、などたくさんありますが、

 

結局は、

 

・自分と向き合う事 (苦しい・つらいに向き合えること)

 

そして、

 

・人に向き合う事 (苦しいときに助けを求められること)

 

ではないかと思います。家族や友人、予備校の先生など、自分と向き合うという闘いにおける、味方の存在を大事にしましょう。

そういった存在が、浪人生活で本当に辛い時に支えになってくれるはずです。

 

気持ちが乗りすぎてしまい、まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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