こんにちは。武田塾蕨校講師の猪俣です。今回は私が通う明治大学の中の文学部について紹介したいと思います！
”文学部”というと、一般受験においてなんとなく入りやすいイメージがあるのではないでしょうか？また明治の文学部にはどのような学科があるの？と思う人もいるかもしれません。そこで文学部に絞って説明していきたいと思います！
学科・専攻
明治大学文学部には3学科、14のコース（専攻）があります。
文学科 日本文学・英米文学・ドイツ文学・フランス文学・演劇学・文芸メディア
史学地理学科 日本史学・アジア史・西洋史学・考古学・地理学
心理社会学科 臨床心理学・現代社会学・哲学
それぞれの学科・専攻では何をするの？
文学科
●日本文学専攻
→古典から近現代までを視野に入れた日本文学の研究と世界の文学から見た日本文学の特徴を学ぶ
●英米文学専攻
→現代の英語の重要性に応えた英語教育と伝統的な学問体系に基づいた英語教育の調和、簡単に言うと英語圏の文学作品を通して英語を学ぶ
●ドイツ文学専攻
→ドイツ語の学習を中心にドイツ語圏の文化・文学を学ぶ
●フランス文学専攻
→フランス語の学習を中心にフランス語圏の文化・文学を学ぶ
●演芸学専攻
→西洋、日本の演劇を歴史的、理論的に学ぶ
●文芸メディア専攻
→現代の錯綜するメディア環境を生き抜くために、多様なメディアの修辞や文法に習熟すると同時に新しいメディア環境の中で自己を表現するすべを身に着けることを学ぶ
史学地理学科
●日本史学専攻
→日本における古代から現代にいたる歴史、様々な分野を学ぶ
●アジア史専攻
→近年ますますアジア諸国との関係が重要になりつつあるが、日本の近隣国との関係性は良いとは言えない。そこで関係性を改善するためにアジアの国々の歴史に遡って学ぶ
●西洋史学専攻
→西洋における古代から近現代までの歴史を学ぶ
●考古学専攻
→戦争や自然災害，環境変動と人類社会などの研究を通して，今後の人類の営みに重要な提言を行うために、日本の旧石器・縄文・弥生・古墳時代の遺跡・遺物を研究する
●地理学専攻
→日本や世界の各地域における自然環境のなりたち、都市や農村における経済や社会の特性、さらに宗教・言語・民族等の文化の地域性など、人間と自然にかかわる幅広い領域を探求する
心理社会学科
●臨床心理学専攻
→心理学全般についての学習と臨床心理学の専門的な学習をする
●現代社会学専攻
→現代社会について理論的に学ぶとともに、大学の外にあるこのような市民運動・市民活動などの現場に出かけていき、人々の話を聞き活動に参加もする
●哲学専攻
→古代から蓄積された様々な国や地域の先人たちの英知を学ぶとともに、それを現代社会に結び付け、生きた知識にする
人気の学科・専攻は？
文学部内で一番の人気を誇るのは、心理社会学科・臨床心理学専攻です！毎年一般入試の倍率も高く、平均すると10倍くらいです。
心理社会学科・臨床心理学専攻は特に、この学問を学びたいと志願する学生が多いようですね。
穴場学部はあるの？
正直なところ、毎年、昨年の倍率などでその年の倍率が変わるので何とも言えませんが、すべての専攻で倍率が平均5倍くらいはあります。
しかし、すべての大学でもいえることですが、ドイツ文学、フランス文学関係の専攻は入りやすいと言われています！ですから、専攻はどこでもいい！という人はドイツ、フランス文学を受験するのがいいのではないでしょうか⁉ちなみに私はフランス文学を受験しました！
基本的には3科合計6割5分くらいをとっておけば合格できると思います。政治経済学部、商学部のような高得点争いではないので逆転合格も狙えると思います！
まとめ
明治大学文学部のことについて少しでも知っていただけましたか？少しでも皆さんのためになっていればうれしいです！
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