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あなたの勉強法は合っていますか?参考書の使い方!(英文法編)

豊田市周辺にお住まいの皆様、および武田塾生の皆様こんにちは!
逆転合格専門の予備校・個別指導塾の武田塾豊田校です!

いよいよ4月を迎え、新しい生活を待ちわびている人も多いと思います。
しかし、受験はもう始まっています!
ここを率先して受験勉強ができるかが今後の将来を大きく左右します。
目標があるなら今を楽しむのではなく、未来を明るくするための行動をしてください。

さて、皆さん自分の勉強法がそれぞれあると思います。
しかし、中にはその勉強法があってるか自信の無い方もいらっしゃるはずです。
そんな方に今回は武田塾流の勉強法を皆さんに伝授しようと思います!
今回はScrambleNextStageなど「英文法演習用参考書」です!
使い方が分からない方は是非ともご覧ください!

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また、武田塾のYoutube公式チャンネル、武田塾チャンネルでもこの勉強法を動画で投稿しております!
気になる方是非動画をチェック!

 

 

 

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演習用参考書の勉強法

まず前提として覚えておいて欲しいことがScrambleやNextStageなどの網羅系演習用参考書は講義系とセットで使うということです。
この理由についてはこう勉強する理由 で説明しますのでまずそのことを覚えておいてください。

 

1周目

まず演習参考書で最初に目指す目標は全問題を答えられるようにする事です。
行う範囲は「文法」と「語法」の2つです。
まず1週目に意識することは解き直し根拠です。

 

最初に1p分を解き、答え合わせをして下さい。
答え合わせの基準としてはその正解の根拠が言えるかどうかです。
例えばこんな問題があります。

Tell me about the city (     ) you grew up.

① that          ② which               ③ of which          ④ where

これの答えは④です。

理由が言えますか?
④が答えである理由は「the city」は場所を表す先行詞であり、( )以下の文は完全文であるので選択肢の中で当てはまるのは④のwhereのみになります。
②、③は共に後ろの文に当てはまらないので不正解。
①は後ろが完全文なので使えそうですがthe cityを文中に入れようと思うと前置詞inが必要になります。

このように正解と不正解の根拠を具体的に言えたらその問題は○
それが出来ない、不正解だった場合は×にしてください。
解説を読み込み、確実に理解をしましょう。(必要なら講義系参考書を併用)
この際に補足の箇所(Scrambleなら「Power Up!」、 NextStageなら「整理」の部分)は読まなくてもいいです。
こうして1p分全ての答え合わせが終わったら解き直しをしてください。

解き直しの時に意識して欲しいのは問題を解くときに隣の解説が言えるかどうかです。
これが言えたら○、ダメなら再度解き直しをしましょう。
こうやって1p分を完璧にできたら次のページに進んでください。

これを1日の範囲全てに行います。
それが終わったら今度はその日やった全範囲を再び解き直しをしてください。
終わったらまたその日は終了になります。
このように問題を最低2回、基本的には3回以上は範囲の問題を解くことになります。

これを4日間行います。
そして5日目、6日目では全範囲の総復習を行いましょう。
そうすることで範囲を3回、問題自体は大体5回あたりを演習することになります。
これ1週目全て行います。
終わったらひとまず1週目は終了です。
1周にかかる時間は大体1ヶ月ほどです。

 

2周目

2周目を行うタイミングは長文演習に入ってからです。
武田塾では長文を英語の総復習という立ち位置をとっています。
長文演習を行う際に文法問題で間違えたり、精読の際に文法事項を忘れて和訳に詰まったりしたりと、文法面で忘れていることが多いためです。
対策として長文参考書を行うタイミングで確実に2周目をするようにしています。

この時に意識して欲しいのは補足部分を強化することです。
1周目ではとにかく問題に慣れることをメインに演習を行なっていました。
2周目では文法事項を完全に理解していることをメインに復習していきます。
やること自体は大きくは変わりません。
まずは1周目同様のやり方を2周目も行いましょう。
2周目のやる際、答え合わせの時に補足部分を必ず理解するようにしてください。
補足の箇所が聞かれても説明できる。赤文字の英語を全て答えられるレベルまで仕上げてください。

2周目が終わった時に必ずやって欲しいことが苦手分野の発見です。
2周目に入り、1度全範囲を終えた際に間違えている部分が多く見られるはずです。
その時にどの文法分野の間違いが多いのか、理由がしっかり答えられなかったのかを分析しましょう。
間違いの部分が多い箇所がほとんどの確率であなたの苦手な分野になってきます。
このように苦手分野の分析、対策を取っていきましょう。
こうして対策、確認の解き直しまで終えたら2周目は終了です。
1周のかかる時間は1ヶ月ほどです。

 

3周目

3周目以降を行うタイミングが多いのは過去問演習の時です。
この時は全範囲を行うというよりは過去問演習でできなかった範囲を演習する時に使います。
やり方は2周目と変わらず、解いて答え合わせ、範囲がおわったら解き直しです。
補足の対策も忘れないようにしましょう。

このように基本的に3周、問題を解く回数は10回あたりになります。
演習量が非常に多く、1週で700題以上を解くことになります。
2周目以降は解いたことのある問題なのでそこまで時間がかかりませんがそれでも10回解くと膨大な時間になります。
文法は英語の読解では不可欠なのでショートカットができないので早い段階から手をつけることをお勧めしています。

 

こう勉強する理由

なぜこんなにも量を解く必要があるのかわかりますか?
理由としては文法を使いこなす必要があるからです。
長文読解の行っていくと単語を覚えているだけでは対応できないケースが出てきます。
関係詞などの構造把握、仮定法や比較などの独特な表現、さらには品詞自体の特性など…
知っておかないといけないルールが多く、さらには英語ならでは表現も覚えないといけません。
しかし、読むだけではなかなか理解できないため問題演習を通して文法の使い方を理解してもらい、長文読解でスムーズな精読を行えるようにしていくのです。

また、問題のパターンに慣れてもらうためという理由もあります。
多くの大学入試では文法問題が出題されます。
出題方法にはパターンがあり、不正解の選択肢にはその分野の似た使い方をするものが多いです。
なので正解との違いを理解しておくことで文法に対する理解が深まり、さらには問題を解く時に正解を導けるようになります。
同じ問題を何回も解き直すことで文法理解に繋げられるようになるのです。

しかし、演習参考書は解説の部分が簡略化していることが多いので基本的には講義系参考書とセットで使うことが多いです。
武田塾では「肘井のゼロから始める英文法」を最初に行い、その後「EVERGREEN」「FOREST」などの網羅系講義参考書を併用することが一般的です。
文法理解は決して演習参考書だけで行わないようにしましょう。

 

よくある質問

何回もやると答えが覚えちゃって意味がないんじゃない?

別に答えを覚えてしまっても構いません。
大事なのは正解の根拠が言えるかどうかです。
こう勉強する理由 で説明しましたが、正解ができてもその理由が答えなければそれは正解できていません。
意識するのは正解の根拠が言えることです。
その部分を意識しながらやれることで文法に対する理解を完璧にすることができます。

 

同じ問題じゃなくて違う問題の量をこなすのはダメなんですか?

違う問題で演習量を増やすのは悪いことではありません。
しかしそうすると不正解を理由の説明を完璧にすることができません。
不正解自体の数が多くなり、結果として説明が疎かになるからです。
正解の理由、不正解の理由が全て言えるようになって初めて参考書を完璧にできたと言えます。
まずは正解、不正解を全て言えるようにしてから他の問題に当たるようにしてください。

 

講義系参考書でなく授業と併用ではダメなの?

問題ありません。
講義系参考書の役割は「授業」と同じです。
そのため現在の授業で理解が出来ているなら講義系を無理に増やす必要はありません。
しかし、授業を受けてても演習参考書を解けないのであればそれは理解できている訳ではありません。
そういう人は講義系参考書と併用するようにしてください。

 

演習参考書に指定はある?

ScrambleやNextStageと同じ形式の参考書であれば大丈夫です。
問題数が異様に少ない、補足がほとんどないものは基本的にはお勧めしません。
学校で配布されていなければ新しく購入してください。

 

会話表現はやらなくてもいいんですか?

志望する大学次第です。
目指す大学で会話問題が出題されるなら必ず演習しましょう。
もし出ないのであれば無理にやる必要はありません。
過去問で確認して自分がやる必要があるかどうかを判断してください。

 

英文法参考書立ち位置マップ

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焚き火台のイラスト(火が付いた状態)

いかがでしたか?
今回は英文法の網羅系演習用参考書の使い方について解説しました。
他にも、「他の参考書の使い方も聞きたい!」「自分の勉強法が合ってるかわからない」
などなど、受験で困っていることがある方、受験相談に来ませんか?
武田塾豊田校では、無料受験相談を毎日受け付けております。
目標の立て方はもちろん、勉強の仕方、志望校の決め方等些細なことでも構いませんので、

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