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センター現代文で満点を取る方法

こんにちは。武田塾戸塚校 校舎長の近藤です。

私は受験生時代、理系生でしたが国語も得意科目にしていました。
センター本番は200点満点

特に現代文は模試を含めて1年間満点でした。
毎年センター試験も解いていますが、必ず満点が取れています。

今日はそんな私から、「センター国語の点数の上げ方がわからない!」
という人向けのアドバイスを送ります。

今回は現代文編!!

武田塾には戸塚区、港南区、泉区、南区、栄区をはじめ横浜市周辺の地域から沢山の受験生が通塾しています。

東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学東京・埼玉大学
東京工業大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、
早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学といった難関私立大学や、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格したい受験生を応援する大学受験逆転合格専門塾です。

現代文はセンターの中でも満点が取りやすい科目!?

突然ですが、センター試験で満点が取りやすい科目ってどれでしょうか?

実は1位は決まっていて、漢文です。
(習う範囲が狭いため)

次いで、物理数学を挙げる人が多いのではないでしょうか。
こういった科目は、解き方がわかっており、計算ミスを防げれば満点が狙えるイメージがありますよね。

この3科目に次いで満点が取りやすいのが、実は現代文です。
その理由は……

ズバリ!本文に答えが書いてあるから!

そう!
現代文は受験科目の中で唯一、問題文中に答えが書いてある科目なのです。
しかも、数学などと違って計算ミスがありません。

ゆえに、現代文は
「一度満点の取り方がわかると、以降ずっと満点が取れる」
オトクな科目であるといえます!!

現代文の力ってどうやって伸ばせばいいの??

実際、受験相談でも「現代文はほとんど勉強していない」という人がほとんどです。

でも、実は現代文には明確な勉強法があるのです!

現代文の勉強法

現代文の軸は2つ!!
①読み方
②解き方

→最終的に「解き方に結びつく読み方」ができるようにするのが、現代文の目標である

現代文でよく「本文のどこに線を引いたらいいかわからない」
と質問されますが、これは最後の段階。

①まずは読み方を習得し、段落やまとまりの中で重要な語句や文章を見抜けるようにする!

②解くために必要な本文分析の仕方を身につける

という段階を経て、

③はじめから本文を分析的に読む(線を引く)→
線を引いた場所が実際に設問で聞かれる!!

という最終段階に到達できます。

この最終段階に必要な演習には、

①「読み方」「解き方」を解説しているテキストを熟読する
②実際に自分で①で習ったことが使えるか試す

という2種類の勉強法が必要です。

武田塾の参考書ルートがこの2ステップを実践しやすいようにできるようにできているので、ここからは武田塾のルートを基に解説していきます。

①「読み方」のテキストは「自分で授業ができる」レベルに!

まずは解説系のテキストで「読み方」を鍛えます。
(後ろ2つのテキストは「解き方」も同時に鍛えます)

武田塾ルートに組み込まれている現代文の解説系のテキストは、以下の3冊です
(この記事の最後に、各参考書の使用法動画をまとめておきます。より詳しくテキストを知りたい方は参照してください)

①代々木ゼミ方式 田村のやさしく語る現代文(代々木ライブラリー)

tamuragendaibun

②きめる!センター現代文(学研)

kimerugenbun

③現代文読解の開発講座(駿台文庫)

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これらは解説メインのテキストです。
(センター対策ならば、「きめる!センター現代文」まででOKです)
問題も付いていますが、「問題を解いてマルつけして終わり!」という演習は絶対にしてはいけません。

問題文の解説を何度も何度も読み、
自分で全く同じ解説が話せるようになるまで、1文を深く深く取り組んでください。
1つの問題に2~3、延べ3~5時間かけても構いません。

全くメモしていない問題文のコピーに、本文と同じ線を引いたり、分析を書き込めるかを復習の基準にすると良いでしょう。

②現代文演習は河合が最強!解説系参考書をフィードバック!

解説系の「読み方」を身につけたら、今度は初見の問題に対しても同じように読めるかを演習で試します。
武田塾ルートでは

①田村のやさしく語る現代文
→入試現代文へのアクセス 基本編(河合出版)

nyushigendaibunaccesskihon

②きめる!センター現代文
→河合塾 マーク式基礎問題集(河合出版)

mar_kiso_gendaibun

③現代文読解の開発講座
→入試現代文へのアクセス 発展編(河合出版)

gendaibunn_access_hatten

と、それぞれの解説系に対し、演習系のテキストを置いています。
(センター対策ならば、「マーク式基礎問題集」まででOKです)

演習系のテキストはすべて河合出版です。
河合出版の現代文テキストの他との違いは、その圧倒的な解説の多さです。
「これでもか!」というくらい設問の解説を充実させていますので、1問1問を深く読みましょう。
キーワードは「一度やった問題は全部満点取れて当然!」

ここで大切なのは、「ひとつ手前のテキストの視点を持って読めたかどうか」
つまり「読み方」のチェックです。
何度も解説系の「読み方」を見返しながら、初見の文章に同じアプローチができるよう取り組みます。

この上で、河合出版の手厚い解説を基にした「解き方」を乗せていって、力を蓄えます。

※武田塾標準ルートでは「日東駒専&産近甲龍の現代文」「GMARCH&関関同立の現代文」が入っていますが、これら2冊は私大過去問演習の側面が強いため、今回の記事では取り上げていません。

センター演習はセンター過去問で、私大は私大過去問で!

2つのテキストで力を高めたら、いよいよ実践演習です。
ここで注意点!!

現代文は過去問以外信用するな!!!

センター試験の点数を伸ばしたいなら、センター試験の過去問しか解かない期間が必要です。
私大の点数を伸ばしたいなら、受ける大学&受ける学部の過去問しか解かない期間が必要です。

現代文は出題者によって視点が微妙に違います。
視点の違う問題をごちゃまぜにしていると、現代文はいつまで経っても力が伸びません。

現代文の出題傾向は本当に繊細で、例えば、
センター満点の人でも駿台マークが70点くらいしか取れないとか、
逆に駿台マーク100点なのにセンター70点しか取れないとか、

そういったことが普通に起こります。

特に、センターで満点を取るのが目標なら、過去問のみ取り組むのが正解です。
どうしても演習量が足りなかったら、河合出版のセンター形式を加えましょう。一番傾向が近いです。

解説→演習の2段階完璧に仕上げ、15年過去問を解けば、満点が出せるようになってくるはずです。

ポイントは2つのテキストの項目でも書きましたが、とにかく解説を理解すること!!!
テキストを書いた先生たちと同じ目線で読めるようになることが、現代文の目標です!

勉強法から志望校検討まで、まずは受験相談へ!!

武田塾ではこういった各科目の勉強法をはじめ、志望校のこと、英語外部試験のことなど、受験に関するさまざまなお問い合わせを受験相談にて承っています。

「私は勉強できないから……」
と、あきらめてしまう前に!

一度相談してみてください!
あなたにとって必要な学習が何なのか、一緒に考えていきましょう!

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参考書紹介動画

最後に、今回取り上げた参考書の解説動画を載せておきます。
逆転合格.comでも詳しい解説を取り上げています。

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