過去問を勉強する真の目的！間違っていると大変なことに？？

今回のテーマは

「過去問を勉強する真の目的」

について書いていこうと思います。

勉強の進みが順調な人に関しては、

9月頃には少しずつ過去問の勉強に

入っていくことになると思います。

そうでなくとも、

10～11月頃になると大半の受験生が

過去問の勉強をしていくことになります。

今回は、そんな過去問に注目し、

過去問を勉強する目的は何なのか

ということについて書いていきます。

漠然と過去問に取り組んでいた受験生は、

これを機により有意義な

過去問の使い方を習得しましょう！

過去問をやる目的

そもそも、過去問って

どうしてやらなければいけないのでしょう？

受験生に質問してみると

多く帰ってくる答えは

慣れ、傾向の把握、時間配分

過去問から同じ問題がでる

などが多いです。

もちろん、これらもすべて正しいです。

しかし、

過去問の真の目的は

ここに挙げたものではありません。

過去問の真の目的は

志望校と自分の実力の差を知り、

その差を埋める戦略を立てること

です！

過去問を何年分やった方がいいか

ということを聞いてくる受験生は多くいますが、

数をこなせばいいというものではありません。

数をこなしても

点数は伸びてくれません！

過去問を活かすには

過去問は

「部活の練習試合」と一緒です。

部活の練習試合後には

振り返りミーティングを行いますよね？

負けた時のミーティングは

敗因がどこにあるのかを確認すると思います。

そして、分析した敗因をもとに、

練習に取り組むと思います。

例えば、守備が課題だと判明すれば、

守備練習を重点的に行うと思いますし、

打撃が課題だと判明すれば、

打撃練習に力を入れると思います。

いずれにせよ、

分析して判明した

課題点を克服するために

勉強していくという流れが

一番効率的ですよね？

これは過去問とすごく似ています。

過去問を解いてみて、

自分が出来ない分野を発見し、

それを対策することで

効率的に点数は伸びていくんです。

よくある質問として、

「過去問の最新年度は

取っておいてほうがいいですか？」

というものがあります。

しかし、回答はNOです！

最新年度の問題が一番

自分が受験するであろう

本番の問題に近いと考えられるため、

新しい問題を解いてそこで課題点を発見し、

それを対策することこそが、

本番の高得点に繋がるのです。

ここまで書いてきたように、

過去問は、過去問を解いて

課題点を確認する→

課題点を普段の勉強で克服する

という流れが1セットです。

毎日過去問ばかりを解いていては

課題点を対策する時間がないので、

それでは実力が伸びません！

9～11月は毎日過去問を解く必要はなく、

週に1～2回程度で十分なので、

残りの時間を課題点の克服に

充てるようにしていきましょう！

最後に

過去問の振り返りで重要なことは

・なぜ点数が取れなかったのか

・どこなら点数がとれるのか

・今後の対策に必要なものは何なのか

・復習が必要な教材はどれなのか

・今自分がすべきことは何なのか

です。

こういった部分をしっかりと復習し、

課題点をしっかりと

対策していくようにしましょう！

過去問においては

課題点をあぶりだす作業が

一番重要になるので、

そこをしっかりと行いようにしましょう。

先ほども述べましたが、

過去問の目的は

「自分と志望校の距離を知って、

今後の作戦や戦略をたてる」ことです。

そこを意識して勉強に取り組んでいってほしいと思います！

まとめ

・過去問の目的は自分と志望校の距離を知って、

今後の作戦や戦略をたてること！

・過去問は部活動でいう練習試合なので、

11月までは週1～2回ペース！

・何をすべきかわからないなら

無料受験相談を利用しよう！