こんにちは!武田塾戸塚校 校舎長の近藤です。
化学基礎の「酸化還元反応」が苦手な人は多いのではないでしょうか。
かくいう私も、高校時代大っ嫌いでした。
(再々試験まで受けました)
しかし、理転してから化学で一番最初に取り組んだのも、化学の酸化還元分野。
そこで、「えっ?こんな単純な話だったの???」と驚きました。
化学は高校に入ってから一気にワケわからなくなりますよね。
ゆえに、化学基礎の終盤にある「酸化還元反応」と「電池」の分野は、
全科目の中でも最も食わず嫌いが多い
といっても過言ではありません。
今回は、そんな酸化還元反応…というか、「化学自体もう見たくねぇ!!!」という皆さん向けに、
「とりあえず定期テストを乗り切るための『酸化還元反応』対策」
あわよくば
「意外と化学って難しくないかも、と思えるきっかけづくり」
を目指し、オススメの参考書を紹介していきます。
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酸化還元は「反応前」と「反応後」の物質だけ覚える
酸化還元反応のワケワカランポイントは、
①まず「酸化」「還元」の定義が意味わからない
→最初は「電子が増えたら還元、減ったら酸化」くらいでいいです。
②見たことない物質がやたら出てくる
→ぶっちゃけ新しい物質で面倒なのは「酸化マンガン」と「ニクロム酸カリウム」だけです。
レベルアップしたら硝酸と銅の反応も覚えましょう。
③酸化還元反応式が意味わかんない
→覚えなくていいです。今から説明します。
④突然出現する「硫酸」!
→酸化還元反応は希硫酸下で行うことが多いのです。
「困ったらスキ間を硫酸で埋める」と覚えておきましょう。
、てなわけで、酸化還元は「ワケワカラン」要素ばかり!!!
特に③酸化還元反応式!!
あんな長いの覚えられるか!!!
という人に朗報です。
酸化還元反応式は反応前の物質と、反応後の物質だけ覚えておけばいいです。
例えば、Cr2(+6)O7 → Cr(+2) みたいなかんじ。
これは古来より伝わる、酸化還元反応式の伝統的な乗り切り方です。
ここから先はテキストで!
以降は武田塾標準ルートの参考書
●鎌田の理論科学の講義
を使用します。
このテキストの158ページから(改訂でページ数が変わっていたらゴメンナサイ!)、
酸化還元反応式の作り方が載っています。
これがめちゃくちゃわかりやすい!
酸化還元反応式を「とりあえず書ける」ようにするなら絶対に鎌田が最強です。
先程述べた通り、酸化還元は反応式全体を覚える必要はありません。
ついでに言うと、反応の理屈を理解する必要もありません。
(ていうか、高校化学の水準ではムリです)
とりあえず定期テストを乗り切るために
①反応前後の物質だけ覚える!
②あとは鎌田の言う通り!
でなんとかしましょう。
しかも、酸化還元反応は意外と簡単なので、これで受験まで乗り切れます。
そのうちまたまとめようと思いますが、
化学って見た目と用語が難しいだけで、こけおどしみたいな分野が沢山あります。
まずはほとんどの高校生が1年生で触れる事になる、酸化還元反応式への苦手意識をなくして、「化学って意外とできるじゃん」という実感を得ましょう。
余談
今回紹介した「暗記と鎌田で乗り切る酸化還元反応」のお話は、
「短時間で化学ができるようになる」わけではありません。
普通に、鎌田をきちんと理解するために、何度も酸化還元反応式を書いてみることが必要です。
(今回は文量の関係でめちゃくちゃ説明を簡略化しました。実際にやってみて詰まったらぜひ直接質問にいらしてください)
ざっくり目安ですが、5時間くらい鎌田とノート相手に悪戦苦闘し、翌日さらに数時間復習をやって、初めて任意の酸化還元反応式がいくつか書けるようになる、というイメージでしょうか。
勉強に早道はありません。
地道にコツコツ頑張りましょう。
コツコツ頑張る際には、武田塾の自習室がオススメですよ♪
(今回のオチ)
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そんなわけで、今日の記事はここまでです!
ここまで読んでくれてありがとうございました!また来てくださいね!