皆さんこんにちは！
武田塾徳島校です！
今日は、大学には行きたいけれど
志望校が決まらない！という
高校生に向けてのお話。
今日もどうぞご覧ください！
志望校を決めないといけない？
「志望校欄」に追われる高校3年間
高校に入ると、1年生のころから
さっそく進路希望の調査をされます。
まだ高校に入ったばかりなのに！と
思ってしまいますが、定期的に
どうしたいの？どこの大学に行きたいの？
その大学で何をしたいの？と
問われ続けるんですね。
しかしそんなもん、知ったこっちゃありません。
まだまだ10代もなかば、そんな時期に
「将来の方針を決めなさい！」なんて
たまったもんじゃないですよね。
大学決め、学部決めはすなわち
将来の職業や方向性につながります。
しかし将来の夢がない高校生のほうが
いまの時代は多いでしょう。
それなのに、将来の方針を決めて
志望校を考えないといけないのです…
志望校があるほうが勉強を頑張れる？
そんななか大人たちは
「志望校を決めなさい」
「目標があったほうが勉強を頑張れる」
と言います。
確かにそれは一理あります。
絶対にこれがしたい！
絶対にこれになりたい！
絶対にこの大学に行きたい！
という意志が明確な生徒は
一貫した努力を続けることができ
多少の困難も乗り越えることができるでしょう。
ですので、志望校がある生徒のほうが
勉強に身が入るというのは事実だと思います。
しかしそれは、その生徒自らが
決めた夢・目標であるのが前提です。
外部によって強制された目標であったり
決めろと言われて無理やり決めた目標であれば
自分を突き動かすだけのきっかけにはならず
それは本当の志望校とは言えないと考えます。
だからこそ、志望校はあったほうがいいですが
それは自分の意志のみで決めるべきです。
志望校の決め方
かといって、今の時点では
何も考えられないという生徒もいるでしょう。
周りの大人たちには
「将来やりたいことを考えなさい」
「自分が学びたいことを考えなさい」
なんて言われますが
将来やりたいことなんていまはわからないし
何も学びたくない～！
と思っちゃいますよね。
15歳16歳の高校生に
ここから60歳70歳までする仕事や
その方針を決めろなんてほうが酷です。
では、ここからちょっと違う視点で
志望校を決めていきましょう。
5つの条件に対して自分の考えを決める
いまから5つ、条件をあげます。
まずはこの条件を見てもらいながら
自分ならどうかな？と考えてみてください。
①学びたいこと
大学に入ってこれが学びたい！
という学問があるかどうかです。
漠然としていても
ピンポイントでもかまいません。
学部でも、学科でも、研究でも
あれば頭に浮かべてください。
また、学びたくないことでも大丈夫です。
「文系だけど、法律は違うな」
「理系だけど、プログラミングは違うな」
なんてことでもかまいません。
②住みたい地域
大学での学びとは全く関係なく
住みたい地域があれば挙げましょう。
また、同じく住みたくない地域でもかまいません。
「北海道と沖縄以外」
とかでも大丈夫です。
③将来の夢
学びたいことはわからないけれど
将来なりたい職業がある、という場合は
それに直結できる大学がいいです。
将来の夢があるならば
挙げておきましょう。
④偏差値に対する価値観
偏差値に対する価値観は人それぞれです。
強く持つ人もいればほとんどない人もいます。
例えば、「偏差値60」と聞いたとき
高いと思う人もいれば低いと思う人もいます。
これは大学にもいうことができます。
「〇〇大学」と聞いたときに
高いと思う人もいれば低いと思う人も
いるわけです。
このように、受験生の中には
「〇〇大学よりは上がいいな」のように
偏差値に対して価値観でボーダーラインを
引いている人が一定数います。
自分にはそのボーダーラインがあるか？
を考えてみてください。
⑤得意教科、苦手教科
入試に使いたい教科、使いたくない教科を
考えてみましょう。
例えば数学が苦手であれば
数学を受験に使わない私立大学や
国公立大学でも数学の配点が低い大学を
見つけることができます。
上記①～⑤を整理する
上記①～⑤のなかから
自分が感じたことを書き出してみましょう。
①学びたいこと：特になし
②住みたい地域：できるだけ都会
③将来の夢：特になし
④偏差値に対する価値観：できれば国立、私立ならMARCH関関同立以上
⑤得意教科・苦手教科：国語得意、数学苦手（文系）
例えばこのようになったとします。
そして次にこの①～⑤に
優先順位を振ってみます。
絶対に都会に行きたい！
けど有名大学がいい！
数学はないとうれしいかな…
のように考えたとしたら
②＞④＞＞⑤＞＞＞＞＞①③
といったところでしょうか。
ここまできたら、あとはもうすぐです。
条件に合う大学をひたすら探す
あとは、上記の条件に合う大学を探し
それを志望校群にすればいいのです。
上記の例だと
都会がいい⇒首都圏（東京・神奈川・千葉）or関西（兵庫・大阪・京都）
有名大がいい⇒国立、MARCH、関関同立
数学は嫌⇒私立文系で数学を使わないor国立なら文学部など
といったところでしょうか。
このように検索をかければ、いくつか
大学が残っていくでしょう。
そうしたら、それを志望校「群」としておいて
あとは3年生の時の成績だったり
自分が住みたい県やエリアだったり
好きだった先輩が行ったところだったりで
おいおい絞り込んでいけばいいのです。
こうすれば簡単じゃないですか？
大人たちからはけしからん決め方だと
言われるかもしれませんが
今はこれだけでも十分えらいです。
自分がワクワクする選択肢を残し
自分がワクワクしない選択肢を削る、
これだけでも十分に将来のことを
考えているといえるのではないでしょうか。
さいごに
今日は、志望校の決め方について
お話していきました。
繰り返しになりますが、志望校決めは
自分がワクワクする選択かどうか
がいちばん重要だと思っています。
将来のこと、学びたいことは
そこまで深く考える必要はありません。
難しいな～と思ったら、武田塾で
一緒に志望校を決めてみましょうか。
全力で相談に乗ります。
ぜひお話ししましょう！
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