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少子化で大学受験の難易度は低下?倍率は? ~前編~

徳島市の皆さんこんにちは!
12月になったのにあったかくないですか?

武田塾徳島校校舎長の景山です!!!

久々の更新です!!!どうぞ!!!

 

本日のブログネタの前に…

不定期で更新しているこちら徳島校ブログ。

塾生の生徒さんに感想を言ってもらえたり、受験相談で来校された保護者様、生徒様からもちょくちょく「先生のブログ拝見しました!」との声をいただきます。うれしい限り…。

 

そして本ブログを楽しみにしてくださる方は徳島県内に留まらず…

私の大学時代の仲良しグループ男のみ7人)のLINEがあるのですが、その中で頻繁に

 

「ブログまだ?」
「楽しみにしてるのに。」
「はよ書け」

との声が…。笑

 

すみません、更新が滞っておりました。書きます。今日から週2回は書きます。

 

そんな中、昨日のLINEの中での1コマ。友人のJくんから。

 

 Jくん「ブログ書いてくれ。」
 景山『すまん、明日絶対書く。書いてほしいネタなんかない?』
 Jくん「少子高齢化で難関大学も受かりやすくなってきてる。目指せ東大。」

 

ほう。

 

確かに少子化が進んでいるのは事実。しかしそれが大学の倍率に関係しているのか?難関大学は受かりやすくなっているのか?

Jくんの考えは正しいのか!!?!!?!?笑

 

さあお答えしようじゃないか!!!

本日より前後編に分けて、考察していきたいと思います!

 

 

まず、少子化ってどれくらい進んでいるの?

少子化とは
親世代よりも子世代が少なくなること。合計特殊出生率が人口置換水準を下回る状態が続き,子供の数が減少すること。総人口に占める子供の人口の割合が低下すること。

出典:コトバンク-少子化とは

 

少子化の現状を見るために有効な数字として、合計特殊出生率というものがあります。

平た~~~くいうと、一人の女性が平均何人の子供を産むか?という意味。

そしてさらに単純に考えると、これが2を切ると人口は減っていくと考えることができます。(お父さんとお母さんの2人がいて、子供は生まれますからね。)

 

合計特殊出生率の推移がこちら。

合計特殊出生率を見るには、赤線だけに注目してもらえればいいです。

 

1950年を見ると4.32(平均で4人兄弟か5人兄弟!)となっていますが、みるみると下降を続け、最も低い2005年には1.26と、4世帯中3世帯が一人っ子、1世帯が2人兄弟(子供を産まれない女性もおられるので、あくまで簡単に表現すれば、ですが)という結果になっています。

その後も大きな上昇はなく、少子化は顕著に進んでいるといえそう。

 

そして、人口構造の推移はこちら。

 

下段の0~14歳人口を見ればわかりますが、子供の人口は年々減少。

すでに1970~1980年代の半分ほどになっています。

 

ということは、もし大学の定員が変わっていないのであれば、確実に昔に比べて大学入学の難易度は下がっているのでは?と考えてもよさそうです。Jくんやったね。

 

実際の倍率を見てみよう。

では大学の実際の倍率はどうなっているのか?

ここ数年(データが古くてすみません!)の大学の倍率をまとめたグラフが文部科学省から出ていたので、見てみましょう。

確かに、全体的な倍率は減少してはいます。(Jくんの考察は正しい⁉)

特に私立大学に関しては14年で2倍減と、大幅な減少がみられています。

しかし国公立は私立ほどの大きな減少は見られないうえ、近年だけを見ると私立国公立ともに増加傾向にあります。実は、このグラフの続きであるH23~H30においても横ばいもしくは増加となっています。

 

そして、以下のグラフをご覧ください。

これらは、東京大学、京都大学の近年の志願者数と倍率を示したグラフです。

 

そうです。あまり変わっていないのです。

 

他の難関校の倍率も同じく、横ばいもしくは微増傾向にあります。

大学全体の倍率は下がっているが、難関校の倍率は変わらない。

 

つまり、少子化により、大学は「選ばなければ」入りやすい時代に。しかし、難関校の受験難易度には影響しない。ということなのです!!!

 

ここで、もう一つ考慮すべき点があります。

それは、私立大学の定員厳格化について。近年制定されたある制度により、私立大学の倍率も急上昇する流れとなりそうなんです。

こちらについてもじっくり触れる必要があるので、続きは次の記事で…

 

今日の記事のまとめ

★合計特殊出生率の低下により、子供の数は年々減少。今後も少子化が進む。

★少子化により、確かに大学全体の倍率自体は下がっている。しかし近年のみを見ると、増加しつつある。

★難関校の倍率は変化なし。つまり、大学は「選ばなければ入りやすくはなったが、選ぶなら昔と難易度は変わらない」。

★私立大学定員厳格化により、私立大学の倍率も増加の見込み ←次の記事で!

 

次回の記事は「少子化で大学受験の難易度は低下?倍率は? ~後編~」として、私立大学の倍率についてと今後の大学受験事情をより詳しく解説していきます!!!

 

 

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