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「基礎問題精講」で数学の成績が伸びない人が疑うべきこと5選

皆さんこんにちは!

 

垂水駅から徒歩2分、武田塾垂水校です!

 

今回は…

 

「数学の "基礎問題精講ⅠA,ⅡB,Ⅲ" を実際にやってみたけれど、

 

あまり思うように成績が伸びなかった人に疑ってほしいこと」

 

を5つ、紹介していきます。

 

間違えた問題が放置されている

 

1つ目は、間違えてしまった問題を放置してしまい解き直しができていないパターンです。

 

これは実際によくあります。

 

"間違ってしまった問題を赤ペンで写して次の問題に進んでしまう" 人もかなりの割合でいますが、

 

間違えたまま放置してしまってまず成績が伸びることはありません。

 

そのため、

 

「間違えた問題をできるようになるまでやり直す」

 

ということを徹底してまずやってほしいと思います。

 

そもそも問題は「解けない問題を (入試などで)解けるようになるため」にあるので

 

「できる問題ができることを再確認」

 

しても成績が伸びるわけではありません。

 

重要なのは「解けなかった問題をどのように処理するか」にあります。

 

放置していても確かに参考書を終わらせた達成感はあると思いますが、

 

学力向上の面ではほとんど作用しないのではないでしょうか、

 

復習ができておらず解き方を忘れている

 

2つ目は、

 

「復習ができていないので解き方を忘れてしまっている」

 

という場合です。復習が十分でないと

 

"基礎問題精講ⅠA,ⅡB,Ⅲ が終わった段階で昔の内容を覚えていない"

 

ということがかなりの確率で起こり得ます。

 

そこで基礎問題精講に限らずどの参考書にでも言えることですが、

 

1冊を解き終えた後は今までやった問題が確実に解けるように勉強しましょう。

 

武田塾では塾生に「4日進んで2日復習する勉強法」で宿題を解いてもらっています。

 

この方法を実践すれば、

 

"初回の1回目+復習日に2回目+翌日の復習日に3回目"

 

と、1週間の中で計3回復習することになります。

 

またこの勉強法ができているかを確認するための方法として、

 

「基礎問題精講」と全く同じ問題が10問出されたときに

 

10問ともに正解できれば内容を確実に身に着けてくれたことになります。

 

1つ目と2つ目の勉強法は成績を伸ばしていく上で基本的な部分になっているので、

 

まず1,2から実践してみてできるようになりましょう。

 

解き方を応用できていない

 

3つ目は、

 

「基礎問題精講と同じ問題であれば答えは出せるけれど、その解き方を応用できていない」

 

という場合です。そこでつまづいてしまい模試などでうまく得点につなげられなかった、

 

などいう要因になってしまっていることもかなり多くあります。

 

対策としては解き方を説明できるまで問題を解く、という方法が有効です。

 

つまり「基礎問題精講」の問題の解き方を説明できるようになる必要があります。

 

「説明できるように」というフレーズはもしかすると簡単に聞こえるかも知れませんが、

 

実際にやってみるとなると実はかなり難しいのではないかと思います。

 

なので応用させるためにはどうすれば良いかというと、例えば問題文の条件などから

 

「この考え方を使うから、最終的に答えがこうなる」

 

ということを説明できるようになることで着眼点がわかり応用しやすくなっていきます。

 

そして説明をしていく中で自分が現時点で

 

"わかっている部分" or "わかってない部分"

 

が自ずと明らかになります。この考え方は数学に限った話ではなく、

 

解説を読んで理解することはもちろん自分で説明ができるまで必ず復習していきましょう。

 

実際、武田塾では特訓の中で塾生の方々に「その問題の解き方の手順」などを説明してもらい、

 

生徒がその問題の理解度や定着しきれていない部分を明らかにするようにしています。

 

もし1,2の勉強法もきちんとできている人けれど結果につながらない…

 

という方は3つ目の方法も実践してみましょう。

 

問題の形式が変わってしまうとできない

 

4つ目は、

 

3つ目の勉強法まではできていて解ける問題もあるのだけれど、

 

問題の形式が変わってしまうとできない、という場合です。

 

対策としては「アウトプットをしてみる」という方法で、

 

「落とせない数学必須101題」

 

 

 

という参考書がおすすめです。

 

この本はアウトプットの教材として最適な内容になっており、

 

基礎問題精講ⅠA,ⅡB,Ⅲが終わった段階で使ってみてほしいです。

 

この参考書を進めていく中で

 

"どのタイプの問題になるとアウトプットできなくなるのか"

 

を把握することができるようになると思います。

 

原因追及ができれば1,2に戻り、完璧になるまで仕上げましょう。

 

理解度に不安が残る

 

最後に紹介するケースとして、

 

「フレームワークは何となく理解できたけれど、解き方は本当にこれでいいのか」

 

など迷ってしまうという場合です。

 

完全に理解したと感じ自信もある問題と似たタイプの出題に不安を感じる、

 

などといったケースも往々にしてあると思います。

 

この解決策としては

 

「不安な問題の類題を解き、マスターした感覚を身に着ける」

 

という方法が極めて有効です。

 

例えば「基礎問題精講」の漸化式の問題を解いたとき最初は暗記から始まると思います。

 

しかしせっかく暗記した解き方も実践経験が浅ければ恐らく模試などで発揮できません。

 

解き方に不安があると正答率は下がり、結果的に成績が伸びない要因となります。

 

そんな不安を解決するためには参考書を使って問題に対し慣れていくことが1つの解決策になると思います。

 

具体的には

 

「基礎問題精講の演習問題」や「青チャート」「黄チャート」

 

などがおすすめです。

 

特に青チャートや黄チャートには基礎的な問題が網羅されているので、

 

基礎問題精講で解けなかった問題や模試で解けなかった問題を青チャート、黄チャートで探して

 

その問題を復習するようにしましょう。

 


 

今回は「 "基礎問題精講ⅠA,ⅡB,Ⅲ" をやって成績が伸びなかった人が疑うべきこと」

 

を5つ紹介していきました。

 

いかがでしょうか、もし心当たりのある方がいらっしゃれば、

 

上の方法をぜひ試しに実行してみてください。

 

むしろしっかりできている、という方も5項目を確認することで

 

ブラッシュアップにつながると思うので、学力をさらに上げていきましょう。

 

また問題解決のための方法として数学、あるいは基礎問題精講以外にも応用できますので、

 

ぜひ覚えておいてください。

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