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過去問を有効活用して志望校に合格しよう!

 

過去問をやるっていうけれど、、、

皆さんこんにちは。武田塾垂水校の講師です。
冬がもうすぐそこまできていますね。
この時期になると自分の過去問に手をつけ始めたという方も増えてくるのではないのでしょうか。
そこで今回は自身の体験をもとに、過去問の活用方法について書かせていただきたいと思います。
過去問の使い方について、様々な意見があるかと思います。ですので、あくまでも一個人の意見だと思って読んでいただけたらと思います。

過去問を初めて解いて絶望!?

過去問の活用法について書く前に、私自身の体験談を書かせていただきます。
私の志望する学部は2次試験でも7割〜8割程度の高い点数を取る必要があり、9月ごろから早めに過去問を使って勉強していました。やり方としては「過去問を解いてその直しをする」というふうにしていました。9月に初めて過去問を解いたのですが採点をしてみると、合格点には程遠く、どの科目も2,3割程度しか取れていませんでした。まだあと半年あるとはいえ、実際かなりショックでした(笑)。1週間で1年分の理科2科目と数学、英語を解いて答え合わせをして、その直しをするというペースで10年分解きました。11月ごろになると学力も伸びてきて、過去問の形式にも慣れ、10年前の過去問では何とか5割は取れるというところまで到達しました。12月ではセンター試験(今でいう共通テスト)の対策を始めようと考えていたので、10年分を一通り解いて直しをしたところで2次試験対策の過去問を使った勉強は中断することにしました。年も明け、センター試験が終わり、2次試験に向けて過去問を使った対策を再開しました。1月の半分と2月の約1.5か月で10年分を2周しました。全部で3周したことになりますね。センターが終わってからは学校もなく時間があったので、過去問の演習と同時並行で自分が苦手な範囲(数学だと複素数でした)の対策も行いました。3回目はどの年度でも9割以上は確実に取れるという状態になりました。
2次試験当日は非常に緊張しましたが、何回も同じ形式の問題を解いたおかげで時間配分などもうまくでき、自分の実力を出し切ることが出来ました。

そこからの教訓~過去問はこう使え!~

ここからは自分の経験を通じた過去問の活用法について書きます。

[その1]過去問は何回も解こう!
過去問は「解いて自分の点数を知って終わり」ではもったいないです。どの試験にも言えることだと思いますが、当然受験するときはとても緊張します。何がその緊張を和らげてくれるかというと、「自分はこれだけやったんだ!」という自信です。その自信をつけるためには何をすればよいか?単純な方法は過去問を何回も解いてその形式に慣れることです。ですので、過去問は最低でも2回は解いておきたいというのが私の考えです。

[その2]出題分野の分析をしよう!
過去問をたくさん遡って解いているとこの分野の問題はよく出ているなぁというのが何となく分かってくると思います。例えばですが、神戸大学の理系の数学には微分積分の問題がよく出題されます。このように具体的にどの分野が頻出であるのかということをしっかりと見極めることが出来ると、その分野を重点的に復習して、効率よく点数を稼ぐことが出来ます。

その3]1回目の点数であきらめるのは早い!
先ほども述べましたが、私も初めて過去問を解いたときの結果は散々なものでした。そこでもう無理だとあきらめずに粘り強く目標に向けて勉強を続けたことが志望校に合格できた要因の1つではないかと思っています。この記事を読んでおられる皆さんの中にも、初回の演習で納得のいく点数を取ることが出来なかった方もおられるのではないでしょうか。今の時期に合格点が取れるなら、ワンランク上の学校を志望するべきです。ですので、今の時期に合格点を取ることが重要なのではありません。過去問を解き、その結果に一喜一憂するのではなく、自分はどのようなミスをしたのか、どの分野が苦手なのかなど冷静な分析をすることが重要です。その先に志望校への合格があります。

さあ過去問をやってみよう!

以上の3点が私が提案する、自身の体験を踏まえた過去問の活用法です。偉そうに過去問はこう使うべきだ!とだらだらと書いてきましたが、最も重要なことは自分に合ったやり方(一番点数が伸びる、最も実力が付くやり方)をなるべく早く見つけることです。それぞれの人によってやり方は違って当然ですので、その参考になればと考えています。粘り強く演習を重ねましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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