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医学生のキャンパスライフ その1

 

医学部を目指しているそこのあなた!

こんにちは、武田塾垂水校の講師です。
ついこの間まで猛暑日が続いていたのに気がつけば涼しくなり、秋を感じることが多くなってきました。

さて、今年はこのようなご時世で、オープンキャンパスがオンラインになり、直接大学を見学する機会が少なくなり大学生活がイメージしづらいかなと思います。そこで今回は、私が入学して講義を受けている医学部のキャンパスライフについてお話しします(現在3年生です)。医学部は医学科と看護学科、保健学科などで構成されています。ご存知の方も多いかと思いますが、医学科は大学生活が6年生まであります。今回は医学科1年生の大学生活について書いていきます。それぞれの大学ごとに違いがあるかと思いますが、大体こんなものかという程度で読んでいただけたらと思います。

1年生のメインは一般教養

医学部に入学してからすぐ医学を本格的に勉強するということはありません。医学は大まかに解剖学などの基礎医学と実際に現場で患者の治療を行う臨床医学に分かれますが、2年生から基礎医学を、3年生の後期ごろから臨床医学の講義が始まります。実際に実習で病棟に行くことになるのは5年生からになります。

じゃあ1年生は何するの?』と思われたかもしれませんが、1年生では主に一般教養を学ぶことになります。具体的には力学基礎などの物理学や、基礎有機化学などの化学、微分積分入門などの数学、それに加えて、外国語などの文系科目も履修することになります。外国語は英語と英語以外の第2外国語を1つ選択して履修します。私はドイツ語を履修しましたが、私の通う大学では第2外国語はドイツ語を履修しなければならないということはなく、中国語など他の言語を履修している人もいました。

総合大学で医学部のキャンパスだけが本部のキャンパスと離れてある場合だと、1年生は本部があるキャンパスで講義を受けることが多くなるのではないでしょうか。実際、私も1年生の時は医学科のキャンパスで授業を受けていたのは週1回でした。1年生は他学部の人と同じ授業を受けたりと交流がありますが、2年生以降は専門科目が増え、基本的に医学部のキャンパスで講義を受けることがほとんどになるので、本学のサークルや部活に入らない限り、2年生以降は他学部との交流というのはほとんどないかと思います。医学部の部活についてはまた別の機会に書かせていただきます。

1年生のうちに触れる医学

1年生のうちは一般教養だけを学習するのか、と言われるとそうでもありません。僕の通う大学では、数名の学生で班を組んで病院見学を行い、学んだことについてディスカッション・発表する実習がありました。また、週に1〜2回程度、大学の研究室に通う実習もありました。それに加えて自身の興味のある研究室に通う同級生もいました。医学科教授の先生方が自身の診療や研究について紹介してくださる講義もありました。
このように多くの大学では1年生のうちは医学に関しては軽く触れる程度になるかと思います。

1年生が1番楽しい!?

医学部では、1年生の間が6年間の中で最も時間を自由に使える期間かなと思います。その後学年が上がるにつれて、だんだんと講義も多くなり、勉強しなければならないことも増えてきて忙しくなってきます。「1年生に戻りたいわ〜」って言っている同級生も多くいます(笑)。

医学部生のキャンパスライフの続きは次回以降のブログで書いていきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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