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逆転合格専門塾、武田塾高岡校の宮崎です。
高校三年生の皆さん、夏休みが終わりましたね。ここで夏休みを振り返ってみましょう、納得のいく夏休みを過ごせましたか?
気づけば受験がすぐそこ!という時期になりました。
これまでは英語や数学、国語を中心に勉強していた受験生も、そろそろ選択科目に手を付けなければなりませんね。
というわけで、本日は、理系受験生の多くが選択する科目である、化学の勉強法についてお伝えしていきたいと思います。
化学の勉強、何をやったらいいか分からない!なかなか点数に結びつかない!と思っている受験生は多いのではないでしょうか。
そんな悩める受験生に、化学の点数を上げる効率的な勉強法を伝授していきます!
化学の勉強法を紹介!効率化のコツを掴んで逆転合格を勝ち取れ!
化学という学問の特性とは?
理科科目の代表選手として主に挙げられるのが化学・物理。
物理と化学では、勉強法や意識しなければならない点が異なるので、注意しましょう。
物理・・・縦割りの学問。力学・波動・電磁気といったように、分野がはっきりと分かれていて、1つの単元を深く掘り下げていくことで理解を深める。勉強量に比例して、結果が直接模試の点数として現れますが、武器とするためには1つの分野を深く掘り下げていくことが必要です。
化学・・・全体関与系の学問。理論分野・無機分野・有機分野が独立に存在しているわけではなく、相互に関係しあっていて、全体を網羅的にカバーしていき、積み上げていくことで理解を深める。全範囲を網羅的に理解するまではなかなか結果に結びつかないけれど、全範囲を網羅した後に高い難易度の問題に対応できるレベルまで引き上げることは比較的容易な学問です。
化学と物理、どちらも成績が伸びやすい段階、伸びにくい段階があるので、それぞれに合った勉強法の選択しなければ、努力が適切に結果に結びつかない!ということが起こってしまいます。
特に、化学に関しては計算力、知識の暗記力、論述力、反応式の記述力など、学ばなければならない内容が多いため、学校のカリキュラムにやや無理があることも少なくありません。
学校の授業を真剣に聞いていても模試等でなかなか成績が伸びない方が多いのはこれが原因であると思われます。
化学の勉強法:ピンポイントでやらない!幅広くやれ!
前に述べたように、化学は分野がはっきりと独立しているわけではなく、分野同士が互いに関係性を持っている学問です。
従って、例えば理論をガッツリ勉強してマスターし、次に無機、その次に有機...といったような、縦割りの勉強をしてしまうと、全て完成した時にやっと点数として結びつきますが、そこまではなかなか点数に結びついてきません。
こうなると効率が悪く、何より勉強を続けるモチベーションが持ちません。
化学は分野で区切るのではなく、科目の全体像をいち早く捉えるというのが非常に重要です!
そのため、化学の勉強は以下のような3ステップに分けて進めていくことがより効率的です!
まずステップ1として、基礎知識をできるだけ短期間で網羅することです。
基礎用語や基本的な計算問題をマスターします。
このステップ1の重要な点は、短期間で終わらせることです。
一番挫折しやすい段階になるので、基礎的な参考書1冊に絞って一定期間(理想としては3~4か月程度)で集中的に勉強することをおススメします!
次にステップ2として標準典型問題の網羅をします。
大学入学試験でよく出題される典型問題を一通りさらっておくことで、「見たことのある問題」の数を増やしていきましょう!
最後にステップ3として実力をさらに高めるための演習をします。
大学の過去問等(志望校でなくてもよいです)を利用して、より多くの問題に触れ、問題を解くスピードや得点力を養成します。
イメージとしてはミルフィーユを思い浮かべてもらうと分かりやすいかと思います。
最初に薄く基礎の層を作っておいて、そこから新たな層を塗り重ねていくような勉強法です。
理論分野の勉強①:化学用語を日本語で説明せよ!
各分野が独立に存在しているわけではないという話を冒頭からしていますが、各分野の問題に特徴的な側面は存在します。
この章では、苦手とする方が多いと思われる理論分野に絞って、意識していただきたいことを簡単に紹介していきます。
理論分野の特徴としては、情報処理能力や計算力を必要とする問題が非常に多いことが挙げられます。
中和滴定、酸化還元滴定、電気分解、反応速度、固体の溶解度...どれをとっても起こっている現象を正確に処理する能力や、複雑な計算を強いられますよね...。
化学を学んでいる方の多くはこの分野に苦しめられているのではないでしょうか。
僕も皆さんと同じように苦しめられていましたので、気持ちはよく分かります(苦笑)。
以上の特徴を踏まえて、この分野の問題を解く際は以下の点に注意して勉強してほしいと思います。
まずは、化学用語を日本語で説明することが出来ていますか?
化学では出てくる専門用語が多く、どうしても公式を丸暗記してしまい、現象自体を理解することをおろそかにしてしまいがちです。
しかしながら、問題のレベルが上がるほど、現象を正しく理解していなければ解くことが難しくなってしまうため、用語の意味や現象を自分の言葉で言えるような訓練をしておきましょう。
理論分野の勉強②:図を効率的に用いよ!
次に、理論分野の問題を解く際、図を効率的に用いていますか?
複雑な問題になると、脳内のみで起こっている現象を把握することが難しく、問題文に書かれている要素を見落としてしまう恐れもあるでしょう。
そんな時に有用なのが図を描くことです。複数の反応が同時に起こったり、順番に起こったりする場合、各々の反応が起こった瞬間の状況を図に示しましょう。
問題を読んだだけで式を立てることが難しいという方は特に、状況を図に描くことを意識してみましょう。
最初の方は図を描くことがもったいないと感じるかもしれませんが、断言します!
図を描いた方が絶対に効率よく反応式や計算式の立式を正確に、かつ効率よくできます!
やってこなかったな、という方は是非、次の問題から実践してみてください。
理論分野の勉強③:計算量を減らす工夫をせよ!
最後に、計算量を減らす工夫をしていますか?
理論分野の問題では、3桁×3桁の筆算や割り算など、地味ですが面倒な問題が多いです。
せっかく計算式を出せたのに、計算ミスで点数を取りこぼしたくないですよね?
そこで、皆さんには、計算をなるべく簡単にする方法はないか常に探しながら問題を解いていただきたいです。
例えば、掛け算・割り算が混ざった計算の場合、左、あるいは上から順番に個別に計算していくのではなくて、約分できないか、分数の形にするとやりやすくならないか、ということを常に探す努力をして下さい。
ほんのちょっと計算式を眺めるだけでいいので、実践してみましょう。
化学の場合は結構簡単に計算できるように設定されている問題が多いので、計算が苦手な方には特におススメです!
化学の勉強法まとめ
・化学は全分野をいち早く習得し、全体像をつかむことが重要です!
・全分野の基礎問題を素早くおさえる→典型問題でパターンの数を増やす→応用問題で速さと正確性を上げる、という流れでミルフィーユ状に知識を積み上げましょう!
・理論分野は情報処理能力と計算力が求められます!
・化学用語を日本語で説明できるようにしましょう。
・図を効率的に用いましょう。
・計算量をこれ以上減らせないか探す努力をしましょう。
終わりに
共通テストまであと4か月です!
最後まで歯を食いしばって勉強をしてきた人にだけ第一志望校合格はつかみ取れます!
楽しい大学ライフのためにあと少し、頑張りましょう!!
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