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【超危険】英文法・英文解釈をやらずに英語長文に取り組むと…

こんにちは!武田塾新百合ヶ丘校です。新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。

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新学期から勉強を始め、英語長文に取り組むための準備として、今まさに英文法や英文解釈を勉強している受験生も多くいる頃だと思います。

しかし、中には「入試は長文の比率が多いから、多少雑に基礎を仕上げてでも長文をやるべきだ!」と考えている受験生の方もいるのではないでしょうか。ですが、この考え方は非常に危険です。

そこで今回は

英文法・英文解釈をやらずに英語長文に取り組むと…

というテーマのもと、単語・熟語・文法・解釈の基礎の重要性について紹介します。

今まさに「長文を始めることに意識が向きすぎて基礎固めが完璧になっていないのではないか」と不安に思う受験生の方には、ぜひ今回の記事を参考にして、今の自分に必要な要素を見出すことで今後の受験勉強の参考になればと思います。

 

1.文法・解釈を身につけないと「適当読み」になる

適当読み」というのは文法を正しく理解できていないために、一文の構文をしっかりと捉えることができず、単語の意味だけをなんとなく繋げて読んでしまっている状態のことを指します。

私自身の経験として、単語・熟語をある程度覚えて自分の中では自身がついた段階で長文を解き始めましたが、全く点が取れていませんでした。そして、文法・解釈を始めてからようやく自分が一文すら読解できていないという事実に後になってから気付くことになりました。

文法や解釈が未完成なのにも関わらず、自身の多読不足だと勘違いして闇雲にただ長文を解き続けることをしてしまった結果、現役時代では志望校に合格することができませんでした。この記事を見れた受験生の方はラッキーだと思って改めて、文法・解釈の完成度を今一度確認するようにしましょう。

では、なぜ文法・解釈を身につけて文構造を理解する必要があるのか具体的に説明します。

例えば、「state」という単語が長文中に出てきたとします。この単語は①状態(名詞)②国(名詞)③州の(形容詞)④〜を述べる(動詞)などのように複数の意味と品詞を持つ単語です。したがって、文構造を把握しないと「state」が文中でどの品詞をして扱われ、どのように訳されるのか正しく理解することができないのです。「make」という単語も第3文型・第5文型なのかで訳し方や意味が大きく変わってきます。そのため、しっかりと構文を捉えてどの文型を構成する動詞なのか確認する必要があります。

このように、単語というのは文章の中に入って初めて意味が決定します。単語帳の中にある複数の意味をせっかく覚えたとしても、肝心な文構造が取れないと正しい意味の分別をつけることができません。

 

2.文法・解釈を身につけないと設問を落とす

文法・解釈をしないと長文を読めないだけでなく、設問を落とすことにもつながります。

というのも、長文問題とは長文の内容一致問題のみが出題されるわけではなく、「空所補充問題」「並び替え問題」といった文法・解釈の知識を問われる問題も出題されるためです。

特に私大志望の方は、今日の難関私大では分量が増加していることを受け、分量重視の勉強に傾倒して多読・速読ばかりに時間をかけてしまう受験生が少なくないです。たしかに、実際に分量は増えているため多読・速読の練習も必要ではあります。しかし、だからと言って文法・解釈をおざなりにしていい訳ではありません。

国公立受験者の場合には、英文和訳に代表されるような記述問題によって直接的に英文解釈の力を求めてくる問題に多く遭遇します。一方、私大の場合には空欄補充・並び替え・言い換え問題を通して間接的に文法・解釈の力を求めてくる傾向が高いために、文法・解釈の重要性に認識できないまま時が過ぎてしまう場合があります。

速読力をつけることばかりに気を取られ、文法・解釈が疎かにならないように気をつけましょう。

 

3.文法・解釈を身につけないと「捨て問」がわからない

文法の参考書をしっかりとこなした人なら、入試問題において出てきた問題に対して「見たことがある問題」「見たことがない問題」と見分けることができます。これによって、「絶対に解けなければならない問題」と「捨てても良い問題」の選別ができ、効果的に時間を使うことができます。

入試は1点が合否を分けることもあるくらいシビアなものです。そのため、確実に取らなければならない問題に関しては取りこぼしが許されません。しっかりと基礎を固めないと、本来差がつかないはずの部分でライバルに差をつけられてしまうことにもつながります。そして、差がつく問題に十分な時間を割くこともできなくなります。

ただ過去問だけを解いて知識を増やそうとしても、その土台となる基礎が仕上がっていないためにうまく積み上げることができません。「急がば回れ」というように基礎の完成が合格への最短距離になるため、基礎は完璧に仕上げましょう。

 

まとめ

今回は英文法・英文解釈をやらずに英語長文に取り組むことの危険性について紹介しました。

これらの基礎を疎かにすると

1.適当読みになる

2.設問を落とす

3.捨て問を見分けられない

というリスクがあります。

今回の記事を最後まで見てくださった受験生ならば、文法・解釈を完成させないまま長文に挑むことの危険性がよく分かったと思います。「長文に早く取り組まないと…!」「速読ができるようにならないと…!」と焦る気持ちもわかります。しかし、それが本当に今の自分が成績を伸ばすための最短距離であるのか自分に問いかけましょう。

6月までの春のうちに単語・熟語・文法・解釈の基礎を完璧に仕上げて、まずは一文を正確に訳せるようになるところから始めましょう。この春は原点に立ち返るつもりで、受験の天王山である夏からさらにギアを一段階、二段階上げて志望校合格を掴み取りましょう!

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