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【新高校2・3年生必見】大学受験における英検利用の仕組み

こんにちは、武田塾新百合ヶ丘校です。新百合ヶ丘駅から徒歩3分です。

春休みもまもなく終わりが近づいてきましたが、計画通りに勉強を進めることができたでしょうか。

あっという間に4月となり、新学年が始まります。

新高校3年生や高校2年生でも今の段階から大学受験を意識できている人は多くないと思います。

そこで今回みなさんにおすすめするのが英検の受験です。

英検は定期的に試験が行われているので、英検に向けて勉強を行うことで結果的に受験までのモチベーション維持につながってきます。

また、英語で外部試験を利用する大学が増えてきているので、英検を取得しておくことで受験を有利に進めていくことができます。

 

 

英検を受験するメリット

大学受験において英検に合格する、高いスコアを取ることによるメリットはいくつかあります。

 

1. 出願資格の獲得・英語試験の免除

大学が英検の特定の級の合格やスコアを出願の条件としていることがあります。

したがって、英検を出願条件としている大学を受験したい場合は事前に英検を取っておかないと出願すらできなくなってしまいます。

この方式を使用している大学では英検を出願条件とする代わりに個別試験で英語の試験を免除していることが多いです。

 

2. 得点加点

英検の級やスコアに応じて、共通テストや各大学の個別試験の点数に加点されます。

 

3. 得点換算

英検の級やスコアに応じて、共通テストや各大学の個別試験の点数として換算されます。

大学によっては満点に換算されるところもあります。

 

 

どの優遇措置が得られるかは大学によって異なりますが、学校推薦型選抜や総合型選抜を考えている方も英検の取得が出願条件となっていることがあるので注意が必要です。

また、英語があまり得意ではない人ほど英検を利用すべきです。

なぜなら、大学入試を受けられるのは1回のみですが、英検は複数回チャレンジすることができるからです。(後ほど詳しく紹介します)

英検を利用することで英語の試験が免除になれば、受験直前には他の科目に勉強時間を割くことができます。

多くの大学では英検の結果を2年間有効としているため、高校2年生や高校3年生の初めのうちに英検を取っておくことで大学受験を早くから有利に進めることが出来ます。

 

参考として2022年度入試で英検を利用した大学をいくつか紹介します。

 

1. 出願資格(早稲田大学 文学部・文化構想学部)

英検を出願条件としており、スコアが2200点以上かつ各技能500点以上で一般選抜(英語4技能テスト利用方式)に出願することができます。

その代わりに個別試験では英語の試験は行われず、国語と地歴のみが試験科目となります。

 

2. 得点加点(明治大学 経営学部)

学部別試験(英語4技能試験活用方式)では英検のスコアによって個別試験の点数に加点(加点なし・20点加点・30点加点のいずれか)されます。

 

3. 得点換算(学習院大学 国際社会科学部)

一般選抜(プラス試験)では英検の級とスコアによって個別試験の英語の点数に換算(100~150点)されます。

 

4. 得点換算(立教大学 全学部)

共通テスト利用入試では英検のスコアによって共通テストの英語の点数に換算され、共通テストの点数と換算された点数のうち高得点の方を採用できます。

 

英検の「級」と「スコア」

英検を受験すると受験した級の合格・不合格だけでなく、英検CSEスコアというスコアが発表されます。

英検を利用している大学には「決められた級を合格しているか」を基準にしている大学と「決められたスコアを取得しているか」を基準にしている大学があります。

級が上がるほどスコアの満点は高くなっていきますが、スコアのみを評価基準としている大学では準1級に合格できなくても2級で良い成績を取ることでスコアの条件を満たせることがあります。

 

英検の種類

英検は現在2種類の方式で行われています。

 

1. 従来型の英検

1つ目は従来型の英検です。

この方式は年3回開催され、まず一次試験でリーディング・リスニング・ライティングの試験を行います。

一次試験で基準となるスコア以上を獲得すると後日行われるスピーキングの二次試験を受けることになります。

一次試験は紙の問題用紙・解答用紙が使用され、二次試験は面接官と対面で行うことになります。

 

2. 英検S-CBT

2つ目は英検S-CBTと呼ばれる方式の試験です。

この方式は原則毎週土日に開催され、一部エリアでは平日にも実施されています。

従来型の英検は各検定期間中に1回ずつしか受験できませんでしたが、英検S-CBTは同一検定期間内に同じ級を2回まで受験することができます。

また、従来型の英検とは異なり、1日でリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングすべての試験を行います。

英検S-CBTの特徴として問題はパソコン画面に表示され、解答もパソコンを使って行います。

ライティングは解答用紙に手書きで記述する筆記型とキーボードを使って解答するタイピング型を申し込み時に選択することができ、スピーキングはヘッドセットを使用して自分の声を録音します。

 

英検S-CBTは日程の調整がしやすく、1日ですべての試験を終えることができるため、部活などで忙しい高校2年生にもおすすめです。

また、英検S-CBTの場合は不合格になってしまったとしても、4技能すべてのスコアを得ることができるので、英検のスコアを利用する大学に試験の結果を使うことができます。

 

まとめ

英検で合格することや高いスコアを取ることで「出願資格の獲得・英語試験の免除」「得点加点」「得点換算」などのメリットがあることを紹介しました。

英語の外部試験を利用している大学には英検のほかにTEAPやGTEC、TOEICなどを利用できるところもありますが、ほとんどの大学で英検を利用でき、他の試験と比べて学校の授業で対応しやすいので、どの試験を受ければいいか迷った場合は英検を受験してみることをおすすめします。

まずは英検2級の合格に向けて勉強し、その後準1級やより高いスコアを目指してみましょう。

従来型の英検と英検S-CBTを併用することで最大で年9回英検を受験することができるので、ぜひ英検S-CBTも効果的に利用して合格のチャンスを増やしましょう。

 

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