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おすすめ参考書紹介2-国語ー

大学受験生必見!オススメの参考書と問題集(国語編)

近年の中高生の英語学習の進歩は著しい進化を感じますが、国語に関してはむしろマイナスの方向にむかっているように思われます。今回は、大学受験生にオススメの国語の参考書や問題集を紹介します。この記事を読んで、国語力を少しでも向上させてほしいと思います。

 

1.国語が本当に苦手な人に読んでもらいたい参考書

英語が得意な中高生が増える一方で国語が苦手だという生徒も多くなっているように思います。確かに英語ばかりに時間を費やしているのでは国語ができなくなるのも当然です。確かに英語は大切ですが、国語の読解力をおろそかにすると大学入試では国語以外の科目でも大きな失点につながることがあります。

はじめに紹介をするのは、国語が本当に苦手で仕方がないという受験生向けです。中学生向けのように思われますが、高校生で理解できない生徒は少なくありません。

1-1.中学生のための語彙力アップ1000

出版社:すばる舎

本来は高校受験を控える中学生向けの参考書ですが、国語が苦手な高校生にはオススメの1冊です。確かにこの参考書で大学受験は難しいですが、問題文の読解には必要な水準の語彙力を身に付けることが可能な内容です。

1-2.中学国語力を伸ばす語彙1700

出版社:シグマベスト 文英堂

実際の高校入試に合わせた国語の参考書のひとつですが、問題の読解力という意味では、国語の苦手な高校生にはオススメです。語彙力や読解力を高めることは、国語の成績だけでなく、他の教科の問題に対する読解力も向上しますので、重要な内容になります。

2.大学受験対策の漢字

本来漢字は、新聞や読書などの受験対策以外の時間で自然に知識量を増やすのが望ましいと思いますが、さすがにそれだけでは大学受験には届かないので一冊を紹介します。

2-1.入試漢字マスター1800+

出版社:河合出版

大学受験の漢字対策はこの1冊で充分に対応できると思います。もちろん、高校入試レベルの漢字に不安がある受験生は、万全とは言えません。少なくともこの1冊をマスターしていれば、大学センター試験クラスは問題ありませんし、難関大学にも充分通用すると考えられます。

3.大学受験対策の現代文

文系の大学に進学を目指す受験生は、ほぼ必須の科目ですし理系大学でも国公立を目指す受験生にとっては、センター対策はしなくてはなりません。安定した得点が取れる自信のある受験生でも確証が持てないのも国語の怖い部分でもあります。国語も充分な対策が必要です。

3-1.現代文キーワード読解

出版社:Z会出版

現代文を解くには「キーワード」を見つけることが大切になります。この参考書には分野別・テーマ別に160語のキーワードが掲載されています。図解説明も多いので、理系受験生のセンター対策にもオススメです。国語で高得点を狙いたい文系受験生もおさえておきたい参考書だと思います。

3-2.読解評論文キーワード:頻出225語&テーマ理解&読解演習50題

出版社:筑摩書房

こちらの参考書は、評論文に絞ったキーワードを225語選出しています。更に読解演習もついているので、文句のない内容です。内容量を考えると文系大学を目指す受験生向きとも考えられます。または、理系でも国語で高得点を狙いたいのであれば、時間と相談でチャレンジしてみましょう。

3-3.田村のやさしく語る現代文

出版社:代々木ライブラリー

とにかく現代文が苦手だという受験生はこの参考書で現代文の基本から学習することをオススメします。大学受験参考書や問題集の基本というのは、大抵大学受験レベルの基本なので、苦手な人には難しく感じます。本書は紛れもなく基本的な内容なので安心して取り組めます。

3-4.新・田村の現代文講義 評論 基本問題編

出版社:代々木ライブラリー

評論文の基本から標準レベルの内容になっています。国公立理系大学を目指す受験生や国語に不安のある文系大学受験生は必須です。現代文の対策は難しいと言われますが、この参考書は利用価値が高い内容になっています。国語が得意な高校生なら早めにスタートをしても良いと思います。

3-5.新・田村の現代文講義 評論・随筆 発展問題編

出版社:代々木ライブラリー

国公立二次や私大文系などの受験生の中でも現代文で高等点を狙うなら抑えたい1冊です。
理系センター対策には少々難易度が高めですが、難関大学であれば得点が欲しいところでしょう。国語は得点が安定良くも悪くも安定しやすい科目ですが、できれば高得点を狙いたい科目でもあります。

3-6.入試問題へのアクセスシリーズ

出版社:河合出版

河合出版の国語問題集でシリーズ化されている人気の問題集です。ここに掲載しているのは基本編ですが、発展編・完成編があります。基本編は大学入試の現代文を知るには最も適した問題集です。難関大学を目指すのであれば、基本編終了後に発展編をオススメします。完成編は最難関クラスを狙う人向けです。

4.大学受験対策の古文

古文は私大理系大学だと範囲になっていないケースも少なくありません。文系大学を目指す受験生にとっては必須の科目なので時間をかけて対策をする必要があります。

4-1.古文単語ゴロゴ

出版社:スタディカンパニー

古文の単語がなかなか覚えられないという受験はぜひ試して欲しい1冊です。多くの受験生が利用しているので内容的には問題ありません。565語掲載されていますが、辞書代わりに使うのも悪くありません。ここに掲載されている単語であれば、覚えるべき単語だということになります。

4-2.富井の古文読解をはじめからていねいに

出版社:東進ブックス

古文を基本から学びたい人向けの参考書です。内容的には基本的なレベルなので得点力を求める受験生向きではありませんが、最もわかりやすい古文文法の参考書になります。古文が苦手な人にとっては、古文文法の参考書というよりも、攻略本に近い存在になると思います。オススメの1冊になります。

4-3.マーク式基礎問題集古文

出版社:河合出版

基礎問題集となっていますが、河合出版の基礎ですから大学受験の基礎なので、センター試験対策に利用できる水準です。良問の多いことで知られている河合出版のマーク式問題集シリーズの中でも古文は特にオススメです。センターで古文が必要な受験生は是非取り組んでほしいと思います。

4-4.得点奪取古文 記述対策

出版社:河合出版

古文で得点力の欲しい受験生はもちろんですが、国公立二次や難関私大にも対応できます。
基本的な問題は少ないですが、設問パターン別の解答対策を学習できます。典型問題をはじめ練習問題も豊富です。解答も模範解答だけでなく、採点基準を最大限に利用してほしいと思います。

5.大学受験対策の漢文

漢文は全ての大学で必要という訳ではありませんが、必要とする受験生にとってはある意味得点源にしたい範囲です。

5-1.漢文ゴロゴ

出版社:スタディカンパニー

文系大学の受験生には基本的な学習向けになりますが、理系大学の受験生にとっては、限られた時間を有効活用したい場合に重宝すると思います。漢文は苦手だという受験生も多いですが、ポイントをつかむとさほど難しくありません。苦手意識をなくすためにも早めに取り組んでも良いと思います。

5-2.漢文句形ドリルと演習

出版社:河合出版

全部で10項目の書き込み式のドリルになっています。漢文が苦手な人向けの問題集ですが、解答や解説がかなり丁寧な内容になっているので深く理解することができます。基本レベルではありますが、河合出版の問題集なので高校基礎というよりも大学受験の基礎という感覚が正しいと思います。

5-3.マーク式基礎問題集漢文

出版社:河合出版

基本問題を中心に頻出している問題を意識して作られている良問が多くなっています。私大マークやセンターマーク対応の問題集では、安定感のある河合出版ははずせません。難易度も基礎となっていますが、基礎と言われるほど難易度が低い訳ではありません。少なくともセンター試験の漢文ならこのレベルでも対応できます。

5-4.センター漢文出題パターン攻略 基礎知識から文章読解まで

出版社:河合出版

センター試験の漢文対策に必須の内容になっています。現代文と同様に漢文にもキーワードは存在します。現代文と同じようにとはいきませんが、重要なポイントになります。少なくともセンター試験を視野にいれているのであれば、まずこの問題集を繰り返し解いておけばセンター試験対策はこの1冊で充分対応可能です。

6.まとめ

今回は国語(現代文・古文・漢文)の参考書と問題集を紹介させて頂きました。センター古文や漢文は、難易度の高い問題集よりも短めの問題を繰り返すのが理想的な使い方になります。国語が苦手な文系大学受験生は、国語を避けたいと思いますが、国語なしで受験できる大学は多くありません。少なくともセンターレベルには達しておく必要があります。

今回紹介をした問題集は基本的に受験生のレベルで考えれば基本~標準クラスの受験生に向いている問題集や参考書だと思います。国語は学習成果が出るまでに時間のかかる科目なので、できるだけ早めに取りかかることをオススメします。

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