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【武田塾 新安城校】講師として勤務した四年間の修大成(生徒編)

こんにちは。

武田塾新安城校です。

今回は前回の指導編に引き続き、

生徒編ということで、

四年間指導してきた生徒の中には様々なタイプの生徒がいました。

どのようなタイプの生徒をどのように指導して、

結果どうなったかというのをまとめていきたいと思います。

 

まさかの8日連続受験のAくん

どういうことだ?っと思った人もいるかもしれませんが、

この生徒は文字通り8日間連続で受験をしました。

私立受験は、自分の体力とお金が許す限り無限に受験することができます。

大学によっては、日付が被っている場合があるので、

受験したいところをすべて受験するというのはかなり厳しいと思います。

分身を作り出せる人は文字通り無限かもしれませんが、、、

Aくんが志望していた学部はかなり特殊な学部で、

愛知県の私立大学では二校しかない学部を志望していたので、

最大で8日しか受けることができませんでした。

大学受験を経験したことがない人のために説明しますが、

1日受験すると、学校での模試を受けた時かそれ以上疲れます。

皆さんなら何日連続で模試を受けられますか?

土日両方模試があるのがしんどいという人は多いのではないでしょうか。

私たちがおすすめしているのはMaxで2日か3日連続です。

なぜMaxが2日か3日かというと、

4日以上だと、頭が働かないからです。

2日でさえかなりしんどいのにも関わらず、

それにプラス2日も人生がかかっている受験をしなければなりません。

会場の雰囲気も模試とは全く違います。

また、基本的には大学が受験会場になるので、

家と大学の往復だけでも疲れます。

そのようなことを考えると、4日以上は集中したいけどできないということになりかねないので

2日か3日連続までにしときなよと伝えています。

しかしAくんはどうしてもその学部に行きたいということで、8日連続で受験しました。

結果は、、惜しくも不合格でした。

その理由としては、入塾時期が遅く、対策が不十分であったこと。

特殊な学部が故に、どの大学、どの日程を受験しても受験者がほぼ変わらないこと。

8日連続受験が故に、ベストコンディションで臨めなかったことが挙げられます。

よく聞く言葉ですが、受験は戦争です。

合格するためにベストを尽くす必要があります。

私立受験の良さは数で勝負できる事ですが、

ある程度点数を取らないと話になりません。

合格点を取るためにも、自分がベストを尽くせるような日程調整を行う必要があります。

私立の受験日程を決める際は、きちんと考えたうえで決めるようにしてください。

私たちのおすすめは、連続は2日または3日です。

 

「大学がどんなものか確認したら辞めます」と発言のBくん

この生徒は長い間通塾してくれていた生徒で、

勉強しているなかで、

何をやりたいのか、何のために勉強しているのかが分からなくなってしまいました。

なかなか勉強が捗っていなかったので、モチベーションを確認するために

Bくんに「何のために大学に行きたいの?」と聞くと、

「今はやりたいことがないので、大学がどんなものか確認したら辞めます。」と答えました。

言われた瞬間は衝撃的過ぎて、何と声をかければいいのか分かりませんでしたが、

当然ご存じのことですが、

大学は遊びに行くところではなく、専門分野を勉強するところです。

合格するだけでは何の意味もなく、入学後きちんと勉強する必要があります。

そのことをきちんと伝え、大学に行きたい理由をもう一度考えてくるよう促しました。

結果としては志望校に合格し、大学に楽しく通っているとのことなので、

きちんと言うべきことを言えてよかったなと思っています。

勉強を続けるうえで、モチベーションはとても大切です。

最初はなんとなくその大学に行きたいとかでもいいとは思いますが、

それではなかなか受験勉強を最後までやりきるというのは難しいかもしれません。

なので、より具体的なモチベーションを見つけられるといいと思います。

 

とことんやらないを貫いたCくん

この生徒は四年間指導した中で一番苦労した生徒と言っても過言ではありません。

どんなところで苦労したかというと、

この生徒はほとんど宿題をやってきませんでした

どうしてやってこなかったのかは正直な話分かりません。。

もしかしたら塾に来るのが嫌だったのかもしれませんね。

一度ブログで書いたことがありますが、

塾は学校ではありません

義務教育ではないので、通うのにお金がかかります。

どうしても塾に行きたくないのであれば、無理に通う必要はないと思います。

また、塾は成績をあげたい人が通うところであるため、

勉強しないと成績は上がりませんよね。

無論やらなくても成績が上がる人はいると思いますが、

そのような人はそもそも塾に通う必要はないと思います。

この生徒は宿題をほとんどやってこなかったため

成績は全くと言っていいほど上がりませんでした

それはそうですよね。

だってやってないんですから。。

武田塾は参考書の宿題をやることによって、成績を上げようとしている塾です。

当然のことですが、宿題をやらないと成績は上がらないですよね。

この生徒は結果的に途中で退塾してしまいましたが、

その後の成績や入試の結果が気になるところです。

 

まさかの出願しわすれ!?Dくん

この生徒はきちんと宿題をやってきてくれる生徒でしたが、

少し体調を崩しがちだった印象が残っています。

体調を崩しがちということは、

自分の体調管理がきちんとできていないということです。

つまり自己管理ができていないんですよね。

毎年受験期になると、受験校を決める話し合いをするのですが、

その際にDくんと一緒に受験校を決定しました。

その後、受験期間を経て、

前期試験後に特訓を行った際に、所感や出来について話していたところ、

「あ、その大学出願するの忘れました。」とDくんが言いました。

そうなんだと一度は流しましたが、

よくよく考えてみると、とんでもないことを言ったと思い、

もう一度確認すると、

一度決めた受験校の出願を忘れていたことを告白されました。

結果論にはなってしまいますが、

第一志望に合格できず、後期試験を受験することにしました。

最終的な進学先は音信不通になってしまったため分かりませんが、

もし仮にきちんと出願していれば、

合格して、後期試験までもつれ込むことはなかったかもしれません。

単純にチャンスを一回無駄にしてしまいました。

自己管理ができていないと感じてはいましたが、

悪いところで自己管理の甘さが出てしまいました。

やはり自己管理というのは大切だと実感しました。

 

ある時を境に覚醒したEくん

この生徒もCくんと同様に宿題をやってこない生徒でした。

ですがCくんとの違いはある時を境にして、

突然宿題をやってくるようになったことです。

Cくんは最後までやってこなかったので、、

EくんにもCくんと同様に、

口酸っぱく宿題をやってくるように指導しましたし、

なぜ宿題をやってこないのか、

何のために塾に通っているのかを何度も確認しましたが、

受験生の夏になっても一向に宿題をやってきませんでした。

ですが、ある一つの出来事をきっかけとして

突如きちんと宿題をやってくるようになりました。

その一つの出来事というのはプライバシーのため、お話しすることはできませんが、

覚悟を決めたEくんの快進撃がここから始まりました。

毎回の宿題を確実にやってくるようになり、

毎日のように自習室で校舎が閉校する時間まで勉強していました。

スイッチを入れた時期が遅かったため、

過去問演習ではなかなか点数が取れずにいましたが、

なんと、受験した私立大学はすべて合格し、

見事第一志望の大学に進学しました!

正直な話、、、夏前の段階では、

第一志望合格はかなり厳しいと思っていましたが、

夏から約半年の猛勉強により、見事逆転合格を果たしました。

私立受験はいくつでも受験することができるため、

もしかしたらまぐれだろと思う人はいるかもしれませんが、

受験校すべてに合格しているため、決してまぐれではないと思います。

この経験から学んだことは、

自分で覚悟を決めることの大切さです。

人に何か言われてやるとなかなか続かないことがありますが、

自分で覚悟を決めた以上引き返せなくなります。

目標を決め、やると決めたらそれを貫く。

大学受験においても、今後の人生においても大切だなと感じました。

 

最後の最後で、、Fくん

この生徒はやることはきちんとやっていたのに、

自分を信じることができずに、受験を途中で諦めてしまいました。

やはり大学受験を進めていくなかで、

自分を信じて勉強したり、

自分が勉強してきたことを信じるというのはとても大切なことです。

勉強したからといってすぐに成績が上がるわけではないですし、

そもそも勉強したからといって、成績が上がるとも限りません。

正しい方法で勉強しないといけませんし、

できると実感できるようになっていても、

学んだことを活かせないとなかなか成績には反映されません。

例えば、英単語で言えば、

英単語を覚えることによって、

文章が読めるようになったり、意味を理解できるようにはなると思います。

だからといって、必ずしも問題が解けるようになるとは限りません。

要はインプットができていても、アウトプットができていないと

問題を解けるようにはなりませんし、成績は上がりません。

アウトプットもすぐにできるようになるわけではなく、

様々な問題を解いていくなかで、徐々にできるようになっていくものなので、

自分でやってきたことを信じて、勉強していくことが大切です。

受験生活は長いですし、辛いこともあると思います。

ですが、途中で諦めてしまっては今までやってきたことが無駄になってしまいます。

そうならないためにも、最後まで自分を信じてやり抜くことが必要です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は四年間で指導してきた生徒の紹介をしました。

読んでみて分かったと思いますが、

本当に様々な生徒がいますし、

その経験から様々なことを得ました。

学んだこと、感じたことも書いてあるので

是非参考にしてほしいです。

次回はまとめ編ということで、四年間指導してきた中で感じた

成績が伸びた生徒や第一志望に合格した生徒の特徴をお話していこうと思います!

 

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